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2011年3月のBack Number

lecca Diary【3/31】:情報解禁

2011年3月31日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

とっくにされてたみたいです。知りませんでした!いつもすっとぼけた報告になっちゃってごめんね、、

曲を提供した女優さんというのはそう!!あの!!国民的人気スター!!

観月ありささんでしたー。

とっくに音楽ニュースとかで記事が出てたのね。知らなかったよ うちの兄ちゃんからのメールでなにぃーと思って調べてみたらヒットしました。

声をかけて頂いたのはもうだいぶまえになるけど、それからじわじわと曲を作ってみて
私の思う「ありさちゃんってきっとこんなひと」(勝手にちゃんづけ)っていうイメージをもって仕上げました。
ほんとにほんとに勝手にですけど、きっと私と似てるところあると思うんでございます
こんなこと言ったら全国のありさちゃんファンから私への集中砲火はんぱないと思いますが、ていうか女の子ってみんなどこか似てるところあったりするでしょ。っていう前置きもしつつ
そんな中でも、女の子をカテゴライズしてあえてグループわけするとするならば「失恋して泣き顔が似合う女の子」(←かわいそうだけど、いるでしょ多分 似合っちゃうはかなげな女の子。かわいいってことよ!たおやかで)「失恋しても瞬時に笑顔を思い出してお酒とか飲んで前に進んじゃう女の子」(こっちが私、と、勝手なイメージでありさちゃんもこっち)。
別に今回作ったのは失恋の歌ではないけど、イメージです。
とにかく強くて、ちょっとおっちょこちょいだったりミスもあるけど前向きで、そうそうなことではへこたれない、芯の強い女性っていうイメージがあるのです
そんな女性に、私もなりたいなー
私はおっちょこちょいでミスが多いところだけはばっちりです!うん!

というわけで、アルバムのリリースを楽しみにね♪
ミックスされたものも聴いたんだけどすてきよー。他の曲もいろいろな方が作ってるみたいで おもしろそうー。早くアルバム通して聴きたいす!

さぁ次はfeatとかね
いろいろあるよね。。うふふ そっちは絶対まだ情報出てないはず。まだ秘密なはず。(いつもほんとは自分が一番に言いたい)

おたのしみにー!

lecca Diary【3/30】:東京の街は穏やか

2011年3月30日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

あたたかくなってきて、電力の消費もおさえられるということから計画停電も行わない日もでてきて、
夜になると街の明かりやお店の電灯は少々暗めだと感じるものの、
昨日は東京タワーも夜ライトアップされていたし
東京はだいぶ穏やかな日常に戻ってきつつあるのかなと思います。
相変わらず水面下でばたついてるのは水事情と企業の節電や復興プロジェクト関連で、ぱっと見て目に入る街の光景だけでも、「普通に歩いて」「普通に働いて」「普通に買い物をして」いる人たちの様子がだいぶ戻ってきているのですごく安心します。ニュースによると、もちろん全箇所ではないけれど 仙台や東北のスーパーにも関東の流通センターから優先的に物資が調達されて、昨日かおとといくらいからほとんど生活日用品や食料品がそろえられて普通営業になっているということだったので 早くそれが全ての地域になればいいとも思うけれどひとつの前進としてなんだかとても頼もしく思いました。

こっからやってかなきゃいけないことって、個人レベル 自治体レベル 国レベルでそれぞれわんさかあると思うんですが、
とにかく被災者の方々に落ち着いて暮らせる住居を用意することが先決でしょうね、避難所生活ではあまりにも限界がある。いま現在まだたくさんの方がそうして耐えておられることが本当に忍耐強いと思ってしまいます。個人/自治体レベルではホームステイや別荘の貸し出しの申し出や受付をはじめたり締め切ったりそれぞれに動きが活発ですが、本当に大きな動きをとれるのは国だと思うので先手先手で仮設住宅の建設地選定から何から動いてくださいお願いします!て思います
けれど震災直後の海外からのさまざまな支援申し出をうまいこと受けきれていなかったという事実がつぎつぎに明るみになったいる現状で(ソースは各新聞などです。アメリカだけじゃなく中国、タイ、ウクライナやオーストラリア さまざまな国のさまざまな支援がちゅうぶらりんにされたり日本政府から拒否されていた事実があるそうです。現行の手続き機関が不明という理由や軍用機での輸送は憲法に抵触するとか色んな理由でそうなったみたいです)、どうも正直政治主導のリーダーシップには疑問を感じてしまいます
誰が悪い って言うつもりはないんですけども、この非常時に優先するもの 守るものというのが何なのかがよくわからない構造になっているなぁ、と思いました
もうすぐ都知事選!行かなきゃ。東京もがんばらなきゃなのだ

例の女優さんの曲はとっても素敵にレコーディングも終了なさりましたよー♪
ほんとに声がきれい。いやされる。聴いてたい!
情報解禁になったらすぐお知らせするので、楽しみに待っていてくださいねーー

その他もろもろ、いろーんなプロジェクト 進行中です

ひとついえるのは、いま 私を含めて私の周りの仲のいい歌い手なんかの様子を見ているとやっぱりみんなこの震災について考えずにはいられないってこと

アルバム作ってたひとも、シングル出そうとしてたひとも featuringやろうとしてたひともみんなやっぱり(特に自分で書くひとは)この現実におおきくこころをゆさぶられて、いったんもともとのプロジェクトを停止していま伝えたい思い、いま届けるべきものは何か、そういったことを一所懸命考えて動いてる人が多いように思います

ジャンルをとわず
やり方や業種もとわず
みんなそういうところは同じですね。

ときどき感じる、「ひとって一人でひとつなんじゃなくて全員ぐるっといてひとつの生命体なんじゃあないか」みたいな思いをいまはよく感じます
F1でもサッカーでも、みんなががんばれがんばれって エールを送っていたな。
私たちもがんばろう。きっといろんなことができる。

lecca Diary【3/28】:そうだ、季節が変わるんだった

2011年3月28日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

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みんな心配おかけしましてー!昨日、だいぶ前に買っておいて読んでなかった雑誌を読んでいたらたまたま目についた記事が。。それによると「3月は女性の体調不良のなかでも、頭痛と月経痛がいちばん多い!」という…なにー と思って読み進めてみると、どうやら冬の寒さから日によっては春の暖かさに体がさらされることで血管の収縮が起こったりホルモンバランスの乱れと自律神経の狂いが生じるそうで、世の中的にも頭痛と月経痛に苦しむ女性が最も増えるのがこの時期なんですって

そうなんだー!スッキリ♪♪

原因がわかるととたんに元気になる単純な私であります。もう今日は結構元気

今日は朝から銀行行って色々手続きして
一ヶ月ぶりぐらいに、今年に入ってから何回か通わせてもらってるマタニティマッサージのお店に行ってきたよー やってくれる方がとっても穏やかで優しげなオーラを常に発してらっしゃるので 本当にいつも助けられるんです
マッサージのお店とかってゆるゆるしたくて行くのに、たまに「うちは芸能人だと○○さんとか来るんですよー あとモデルの××さんも出産前も後もー」とか、施術中にずっと話されてると体がかちこち 固まっちゃいます
いま行ってるところはまーーーーったく そんなところもなく。。本当にいまの私の頼みの綱です。そこの帰り道はうちまで1時間くらいなので、いつも途中の花屋さんに寄って一束100円〜300円のお花を千円分だけ 買って歩いて帰ってきます。お花は力強いですね とってもきれい♪

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うちのmacnote…最悪なことにアクセルにやられました!!そそう!キーボード部分に!!気がついてすぐに拭いてさかさまにしたものの…一体どうその後処理すればいいかわからない。くちゃいよー
アクセルがそそうするのも春だからかもしれないです。子どもを作らせてあげたいと思ってまだ去勢してないので、去年も3月ごろにそそうが多かったような…。困ってます







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はい  犯人です。ちょっと反省してそう。明日病院行って相談しようねー
アクセルのそそうにしても、自分の偏頭痛にしても
ちょっと何かあるとすべて「地震のせい」「災害のせい」にしていたかもしれないな、と今日思いました。
普通に花を見て、お日様をみあげると そうだ どうやら季節は変わるんだ。冬から春へ、開花宣言もされてるみたいだ。いまが真冬へと向かう季節でなくて良かった、と思う。まだまだ東北は寒いだろうけど それでも一日一日、あったかくなっていくはずの季節に入ってるんだ。そう思うと、ちょっとの体調不良やアクセルのそそうなんて 生きていて ぶつかって当たり前の出来事の一つとして受け止められちゃうものです。
心配性なわたしは 相変わらず水はこわいですが、、昨日宮根さんとクリステルももう数値は低いって言ってたし信じてみよう
どうか 春がもっと早足に
日本全国に訪れますように。
早くあったかくなりますように!

lecca Diary【3/27】:偏頭痛がー

2011年3月27日

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なんか三日前くらいから頭が痛いです。曲作りも制作も再開して、基本室内にいるんですけど放射能がこわくて未だに窓や換気口を閉め切っているからかな?それとも妊娠もなんか関係あるのか?わからないけど、自分ちで普通に生活できてる私がこんなんでは 被災地で地震にあって避難所生活をしているひとの体や心の不調なんて一体どれだけのものだろう、てとても想像もつかずにいたたまれない気持ちになります。
コメントでさまざまな場所に住んでるひと、さまざまな仕事をしているひと、中には医療従事者や被災地のかたの書き込みもあってつながっていることが頼もしいと思えると同時に、その方たちの悩みや抱える思いというのは私なぞに何か言葉をかけられるような種類のものではないと思えてしまってなんと言ったらいいか。。東京にいても、「これが正しい」と誰もが自分の信じるやり方で生活をするしかないけれど 人によってはそれは正しくて、違う人にとってはそれは間違っていると思えるものもある。立場や情報の受け取り方や思想によっても変わってくる。私自身水のことでうちの姉ともども神経質になっていますが、妊婦の場合は大人の甲状腺でとどまるから胎児にはほとんど影響はないと言い切るひともいれば うちの親なんかはチェルノブイリの例を持ち出して心配して警戒するに越したことはないとアドバイスをくれます。色んな人を見ていて思うのは、いまは意見をたたかわせるときではなくて もちろん分からなくなったら人に聞く、誰かの意見も聞いてみたければ訊ねてみることも大事ですが、あとは自分がその都度「これなら私は納得する」という方法を見つけてそうしていくのがベストなんじゃあないかってことです。
ただ、医療従事者のかたたちの場合はそれが仕事でもあり職場でもあるので、ご自分の判断だけで「こうするのが正しいからこうする」とはならないかもしれないのが難しいところ。飲食店やボランティア 役所や介護関係の方達もそうですが、組織の考え方というのもあるのでしょうし 私自身はちなみに、仕事のうえで組織の考え方や上司(仕事関係者ぜんぶですが)との考え方にズレが見えたらはっきり言っちゃうタイプです。言ってけんかになるけどけんかしたいわけじゃなくてより良い選択をしていきたいだけなので、言い合って話し合ってお互いの妥協点を見つける。「これだけ突っぱねたのだから、これだけ伝える努力をしたのだから、私は納得する」とそこでも思えるはずです。投げやりになるわけではないですが、やるだけやって 動かないときだってある。動くときもある。自分の理想とかけ離れたやり方をしなければならない時は苦しいでしょうが、それで腐って自分がその仕事を捨ててしまったりすることが一番の後退になると思います 自分がその仕事を続けることで誰かが救われる。それだけは信じて ぜひ頑張って欲しいです。そんなことしか言えないでごめんなさい

さて昨日はとある歌手のかたに提供する新曲のマニピュレートでしたー
歌手といっていいものか??女優さん??とってもきれいなひと
オーダーがあって、イメージをなんとなく勝手に自分でつくって、このかたにはこんなまっすぐなラブソングが似合う、と思って書きました。ちょっと早めのバースなんかもあるので変な歌い方だからむずかしいだろうから省いてもいいですよって伝えてたのにちゃんと歌ってくれるみたいでうれしいです。すごい声もきれいなの!惚れ直してしまいました。声って その人柄が出るんですね(←ほんとか?!笑) 私が歌うよりすてきな曲になること必至です

私自身の曲ももちろん作ってます

さらに 音楽を通しての被災地の方がたを元気づけるようなプロジェクトも動き出しつつあります

ここのみんなのあったかくも力強い、不安げながらも人間らしいメッセージにいつも心はげまされてます。
みんな 一緒にやってこうね。いつもありがとう!

lecca Diary【3/25】:できるようになったこと

2011年3月25日

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今日であの金曜日から2週間。混乱して、焦って、迷って、失って、苦しんで、考えて 動いて ようやく、色んなことが少しずつ できるようになってきたのかなと思います。
昨日ね、スタッフ結局みんな来てくれて コインさんに柳さん、Yちゃんにマッキー みんなと「あのときどこにいて、どうしてて、周りはどうなっていた」とか、そのあと一週間、「この街はこう」「あの駅はこう」「うちの会社はこう」「東北の○○さんのところはこう」そんな話をしていて、話をするほどに今回の震災がどれほど未曾有の、それこそ1000年に一度と言われるくらいの深刻かつ甚大な規模のものだったか改めて思わされます。
最も被害のおおきい東北をはじめとして、関東や中越東海北海道、でもそれ以外の地域の人たちだって一緒にこころを痛めて仕事がとまってテレビを見てネットを開いて悩んできた2週間。その日までに描いていたこと、その日までに持っていたもの 信じていたことやなにかがこぞって姿を消してしまって、何を明かりにして歩んだらいいのか、そもそも東北や関東のひとはどこに住めばいいのか、仕事はどうしたらいいのか、家族は、こどもは、そんなむちゃくちゃに何かいろいろなものを「失う」時期を経て、だんだんと、人によってですけれど またできるようになったこと、また考えられるようになったこと はじめられたこと 手に入るものが 少しずつ少しずつ、うまれてきたのかなと思います。

今週一週間、まだ金曜日だけど、思い返してみて、何ができるようになったか考えてみる。
私はまた、身近なひととご飯を食べたり色んな話をして笑いあったりできるようになった。
曲をつくって制作を再開することができた。(これは私にとって超おっきい!これをまたやるようになって一気にこころの安定が戻ってきました。ゲンキンかもしれないけど、私はこれをやることできっと誰かに笑顔になってもらえるって嘘でも信じてやっていくと自分自身の魂が救ってもらってる気がします)
10分おきくらいにニュースや新聞、テレビやラジオをチェックしないでも過ごせるようになった。
被災者の方達のために、短期的なものだけじゃなく 中期、長期的な支援のあり方についても考え始めることができた

たったこれだけだけど、今週だけでもできるようになったことってたくさんあるなぁ。と思いました
逆に今週入ってきた悪いニュース、お世話になっていた地方のイベント会社が倒産してしまったとか これからの経済/企業の展望の暗さには正直近くで働くものとして打ちのめされる思いですが、ライブがつぎつぎと中止、延期になっている現状はありますが、いますぐではなくても もちろん東北を含めて私はまたツアー、ライブ やりたいと思ってます
その前に
いくつかやる予定だったけれどなくなってしまった企画なんかがあるので、まずはそういったものの実現に向けてスタッフと一緒に動いてゆきますね。あせらず 一歩ずつ 一歩ずつ。

3月の仕事がそのまま4月にずれこんでいくので、どうやら私は当初の計画どおり?!宣言どおり?!5月の臨月ぎりぎりまでたっぷり働かせてもらえそうです。笑  撮影も制作も客演も いろいろあるのでむしろいまこころは燃えたぎる思いです。多分日本全国の人がそうだろう。自分の仕事が休まなきゃならないひとも、再開できたひとも 仕事ができるということ、生活できるということのありがたみをこれほどまでに感じる年はもうないでしょう

あ、ちなみに昨日のコメントでいくつか私に水を送ってくれるっていう優しいメッセージがありましたが 私は大丈夫なのでご心配なく♪あのね、前にラジオで話したこともありますが私はぼのぼのという漫画にはまった少女時代のおかげでなぜか根っからの「備蓄マニア」だったので、常時うちにアクアクララというでっかいタンクの水が3本置いてあるんです。震災後は買い足してないですが、普通にしてれば一ヶ月はもつはずなので あんまり心配してません♪ ので、もっと困ってる方にまわしてあげてねー ほんとにありがとう。タジン鍋すすめてくれたひともありがとう!いつか欲しい欲しいと思っていたけど「ま いっか」で持ってなかったので、早速チェックしにいこうかなー!ヘルシーだし水をそんなに使わないだなんて!画期的

みんなも自覚あるなしに関わらず、今週一週間でできるようになっていることが 一つでも増えていることをいのります

もうちょっと もうちょっと。そうやって復興していきましょう

lecca Diary【3/24】:東京の水

2011年3月24日

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みんなコメントありがとうです!
ほぼほぼ全部読んでますってのは、全部読んでるつもりだけど 数日前とか古いブログに書いてくれたりしたコメントについては見逃しちゃったりする場合もあるからごめんなさいっていうことです!でも基本最新のは読み切ってから次のブログ書いてるよー
洋服やさん、化粧品やさん、カラオケ店員さんなどなど… ぱっと見、「いまそれ必要?!」て言われてしまいそうな業種だって 絶対必要に決まってます。必要じゃない仕事なんてあるもんか。その人の仕事でだれかが少しほっとしたり、笑顔になったり、普段に戻れたりすることがかなり大きな社会貢献。わかりやすくて、直接的な貢献以外にもわたしらひとりひとりができることがあるのだ それをやるひとをとっても尊敬するし、応援します。いま流れまくってる某CMじゃないですが、「見えるか見えないか」っていうよりそれを信じてやるかやらないかの違いを意識して、自分がこう生きることできっとだれかがまた笑ってくれる、という生き方をしていきたいものです

さて。昨日東京の水に放射能反応がというニュースがでました それ以前から傾向はあったんですけどおかげでスーパーやコンビニから水という水がなくなっていく状況…水どころか、飲料系のジュースやドリンク類、お酒類までなくなりはじめたみたいです。水の代わりに飲もうってことなんですかねー 煮沸しても浄水器通してもだめだっていうから確かに、おうちで乳児用にミルクもつくれない、気持ち悪いと感じるひとはお茶やコーヒーも入れられない。料理につかう煮物の水やお米をとぐ水も水道水が使えない。胎児への影響を考えて躊躇してしまう妊婦は外食もこわくてできない ラーメン屋さんやスパゲティやさん、水炊きやさんに牛丼つゆだく 大量の水を調理に使ってるはずの外食産業はいったいどうなるんでしょう。調理に使う水をすべてミネラルウォーターに変えるならばおそらく相当値上げが必要になるはずでしょうけど 現実的にミネラルウォーターが都内から消えていってるいま それも無理なんじゃあないでしょうか

ためしに昨日夜と今朝、料理に使う水(食器洗いと手洗いは水道水)をミネラルウォーターにしてみたところ、1.5Lのボトルはあっという間にカラになりました。これは継続困難だぞ。。。できるだけ大量に作って冷凍しておくとか、作り置きしておけるものはしておく、水をなるべく使わない(主食はパンに?)などがとれる策かなぁ

あと、煮物なんかもほとんどいま「時短」の流れで電子レンジでできちゃうレシピがあるのでそれを駆使して作るってのも一つですが、節電を心がけたいので手放しにそれをすすめるのも難しい。全部そうすりゃ解決ともいかないですね

心配しすぎも体に毒ですが、乳児や胎児への影響を気にして家族の食べ物を一手に引き受ける世のお母さんがた/主婦の方々にとっては大変な問題だというのは事実です。さっき見た朝のニュースでわかったのはいま水道水に検出されている放射性ヨウ素も8日たつときえてしまうということなので、汲み置きして8日以上おいておくということは有効だそうです。そんな場所や容器の確保も難しいですが… 一応うちもパスタ用のでっかい鍋とかに水くんでおこうか。なんて思っちゃいました

こんなときは、身近なひとと一緒にごはんを食べます
いっぺんに作るのが結局は節電&節水になるので今朝はうちの相方用に、仕事場に持ってく朝昼兼用ごはんを大量にもたせて 現場にくるひとりぐらしの女の子男の人に食べさせるように言いました。相方づたいに、「女の子が玄米おにぎり喜ぶんだよ」って聞いたりするとまた張り切っちゃいます。私すっかり炊き出しのおばちゃんね。朝から楽しい作業なのです
そして今日の夜はひとりぐらしのうちのスタッフ呼んで打ち合わせと称してご飯会をしようと思ってます
たいしたもの作れないけど どっと作って一緒に食べるのだ。そうしたら きもちも少し明るくなる気がします。ひとりでいるとどんどん不安になる そんなときは、近くのだれかに「行っていい?」「こっちこない?」て声かけてみるのも手じゃあないかな。うちのアクセルなんて毎日そう言いながら寄り添ってきます

さみしがるだけさみしがって!甘えたいだけ甘えて!返せるだけ返していこう。

今日も一歩前にすすめますように。みんな一緒にね!

lecca Diary【3/23】:一緒に動いてこう

2011年3月23日

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エイベックスもようやく出社が普段通りになったみたいで、私自身は会社員ではないけれど やっぱり都内の会社やお店が少しでも以前のように営業を始めるとホッとします。相変わらずタクシーはがらがら 飲食店も開けていられたりいなかったりですけど、そして都内のたくさんの会社も午後5時以降は計画停電や節電のうごきもあっての営業自粛も多いみたいですけれど、それでも今日できることをやる 流れが見えてきているのはとても救いになると思います。
エイベックスや事務所のみんなと協力して 私も少しずつですけどやれることをやっていきたいです
それが何なのかは ブログで書くべきじゃあないのでぼちぼち進めていかせてね。やりたいことは山ほどあるけど どれが実現できるのかはまだわからず。。でも片っ端から提案して口にして手を出そうと努力してみることはやぶさかではない!と信じて、今日も動いてゆくのです

復興のひとつのネックになると思われるのが「不謹慎」という言葉、考えで、いまはまだまだ全国的にショック状態にあるなか、「不謹慎だから外食しない、お店にいかない」「不謹慎だから普段よくいくカラオケも遊びもいかない」といったことが東北関東だけでなく全国的につづくと、被災地の復興を後押ししていけるはずの国の収入となる法人税が滞ってしまってやっぱり日本全体で歩みを止めてしまうことになる。きもちがそこに向かないのはこの状況で当たり前ですが、少しずつでも、自分のよく足を向けていたお店なんかに行くことでも、復興の手助けにはなるみたいです。
私も二月ごろからよくラジオや雑誌の取材で「オーガニックのシャンプーやリンスなんかにはまっていて!」としゃべっていたんですが、いま思う超ちっちゃい自分にできることの一つが なるたけ国産メーカーの製品を探して使っていくようにしようかな。ということでした もともとスーパーなんかでは「チリ産」「フィリピン産」などなど産地が書いてあるので、フードマイレージの少ない食品を選んで食べるのが石油やなんかのことも考えてエコにつながるんだっていうのを何かで知ってから、二つ並んでたら必ず国産(しかもできるだけ自分の住んでる土地の近くで生産されているものが自分にも地球にもいいみたいです)を買うようにしてましたが、このニッポンの危機に際して それは食品だけじゃなくて、いろいろな産業においてそうしていきたいもんだなぁ、と安易ながら思いました。幸いわたしは「どーしても外国産のこれっ!」っていうこだわりの生き方をしてきてるわけじゃないので、ちょっとずつそういう探し方をしてみるつもりです

ちなみにここにコメントくれるみんなの中には、北海道から東北に住んでいるひと から、関西 九州 沖縄も関東もほんとにいろいろな場所に住んでいるひとがいるので それぞれの今日感じること、今日いわれたこと、今日考えたことは違って当たり前で 前向きなきもちになれてるひともいれば相変わらずどっぷりと不安につつまれていてどこかに吐き出したい、そんな人もいると思います
そんなときは、ここに吐き出してくれればいいなぁという気持ちです。吐き出すと少し気持ちが楽になったりすることもあるんじゃあないかな。一日5人、例えばこころが不安でそれを吐き出してしょんぼりしてるひとがいるとしたら きっとここでは50人ががんばろう だいじょうぶ 話をきくよ、って言ってくれると思います。だれかがつらいとき だれかが元気に笑ってくれることがすごく意味があったりします。ここではそういうやり取りができているから 私も自由気ままに、駄文をいつも垂れ流させてもらってます。どうか「こんなこと書き込んでも…」って躊躇せずに だれも責めないし、だれもいやがらないから つらいならつらい、苦しいなら苦しい なんでも残してってくださいね。

私もコメントほぼほぼ全部読んでます!いつもみんなありがとう。ひとつずつコメント返せなくてごめんね、

今日もできることをやろうー れっかでした。

lecca Diary【3/21】:わけ、へだたり

2011年3月21日

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毎日ブログ更新してることで私の負担が増えてるんじゃないかって心配のお便りをくれるひとがいます!ほんとにこんなときに、私のことまで考えてくれてありがとうございます。優しいひとがいるもんだ… でもね 大丈夫!実際私いま、暇なんです。正直、先週から今週来週にかけて入っていた仕事がほぼすべてちゅうぶらりんの形で延期されていて、いろいろな撮影や収録やレコーディングや制作もいったんストップしているので、本来なら毎日そちらのほうの仕事でもりもり動きたいんですけれど それができない現状で私がやりたいこと、できること するべきことをやりたいと思ってやっているので、ちなみにですが そちらの仕事がまた動き始めたらこのブログの更新も減ると思います。もともと音楽を作って届けることが自分のいちばんやるべきことだと思っているので、それについてはご安心くださいね。ただ今現在は毎日ブログを書く時間もあるし、何も苦にはなっていないので大丈夫です!心配してくださった方ありがとうございます

私は文章を書くのが好きで、手紙を書くのも好きで、よく身近なひとには手紙を書いて渡したりして普段言えないことや伝え忘れていたことも書きながらああもっと出てくる、と思ってやっぱり書くことはすごい!自分の頭のなかの整理にもなる、て思っているたちなんですね。だから当然、人のブログを読むのもすきです。といってもあんまり数は多くないですけど 好きなエッセイストのブログとかは見つけるとお気に入りに登録してちょくちょくのぞいたりします。

そんなことをここ数日でまた再開してみたんですが、大好きなとあるNY在住のライターさんのブログに入っているコメントが、普段と違う様相を帯びてきているのをみて少々ショックを受けました。そんなところでも、この震災の傷はまだ全貌が見えていないくらいに、まだその当人たちですら気づかないくらいに深くて広い、と感じたりするのです

普段とは違って、「わけ」「へだて」がうまれてきてしまっている。
そのライターさんは思うところをNYからでも一生懸命、伝えようとなさっているのですが それを受け取る人の居住地や環境、状況によって その言葉が伝わりにくかったりすることもあるみたいです。例えばなかには、関西のひとが東京のひとはこんなときに買い占めするなんて徳が低いと思ってしまったり 東京のひとが福島や茨城の食品が危険だ怖いとあわててしまったり 福島や茨城のひとは安全なNYにいて危険とか怖いなんて言わないで欲しいと思ってしまったり それはその場所その場所でうまれるごく自然な感情で、全くだれかを責めることができない状況だと思います。昨日のマニアの方のコメントでもありましたが 避難所でも「あなたの家は崩れていないのに」といって物資をもらいにくるひとを白い目で見ることがあったというお話もとても耳にしてつらいです。人によって、家族によって、地域によって、市によって、県によって、国によって あるものとないもの、できることとできないこと きっぱりとわかれてしまっているのが震災直後の現状だと思います

よかれと思ってそれをやっているひとは、なんと言われようと自分の信じるやり方をやめないこと。それも大事だし
できるならば、ひとりひとりが「あそことここ」「あっちとうち」「あちらとこちら」というふうに、なるたけ復興に際してはわけへだてを生まない考えを持っていくことが肝要かもしれないです 人間なので絶対そう思っちゃいますが、でも みんな農業や産業は守りたいし みんな安全な食品を食べたい。それはみんな一緒のはずなので どうしたらみんなでそうなっていけるか毎日ぐちゃぐちゃ考えてゆくしかないのかもしれません。

最近読んでいた本で、書いてあったこと。
人が大きな一本の木だとしたら、自分が育てていこう はぐくもうと思ってそうした枝しか成長していかないそうです。いろいろな枝があって たくさんのありえる可能性があって でも自分が手をかけて水をやってこうなれ、こうなれと思いをかけていった枝はどんどんと成長していって、それをしなかった枝はとたんに枯れて 栄養を失ってゆくみたいです。この本は少々スピリチュアルすぎる本だったのでほとんどの内容に「なんだそりゃ!」とか突っ込みを入れながら読んでいたんですが この部分だけは自然とうなづけちゃいました。たしかに。。私自身、10年前に育てていた枝と いま育てたいと思って水をやってる枝ってぜんぜんちがう。10年前に育てていたはずだけど 途中で枯れていまその姿がほとんどない枝もある。

いま またたくさんの枝の芽が自分にくっついていて、栄養をやってはぐくんでいく枝を選べるのなら 人にたくさんたくさん与えてきてもらった人生だから、人にたくさんたくさん与えていけるような枝を選んで水をやっていきたい。人のことを怒ったり責めたりして魂のエネルギーを使い果たしてしまう生き方じゃなくて 怒られても責められても人が笑ってくれるように動いていけるようなじぶんの枝をもっと大きく強くしていきたい。そう思います

今日は連休最後の日ですが、この連休で自分も少しきもちが落ち着いてきた気がします。今週は普通に、もっと普通どおりにできるように。明日からがんばります!

lecca Diary【3/20】:家族、仲間、ひと

2011年3月20日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

地震が起きてから二回目の日曜日。
日曜日ってもともと家族で過ごす印象のつよい日ですね そうじゃなくても、はなれた家族を思う、連絡をとってやりとりする、そんなことの多い曜日な気がします
正直でも、地震以来 私はあまり曜日の感覚がないです。毎日がいったい何曜日だったか わからなくなるくらい一日ごとが特別で、でも境目がなくて、気がついたら眠って起きて新しい一日がはじまって、という状態になってます。数日続いた悪夢もいまはだいぶ見なくなったんですが、その分 目が覚めて現実に起きている悪夢のほうに毎朝気持ちが戻るたびに おそろしいようなくるしいような、なんともいえない気持ちがやってきます

こんなことになって、改めて考えるのは家族や近しい人とのつながりや思い合う気持ちの重要さです
うちはもともと家族仲がすごく良いほうで 多分昔っから友達に不思議がられたりするくらい両親兄弟ともに日頃から密に連絡をとってやり取りをしています。イタリア系か?っていうくらいしょっちゅう一緒に食事をしたり、何か大事な行動や節目の行事は一緒にうごく。そんな家族ですが、いまはそれぞれの仕事や嫁ぎ先のこともあって、それぞれいる場所はばらばらです。でも先週の地震の日から、連絡が取れない最初の日を過ぎて必要最小限とはいえそれぞれの近況やいま近くにいるひと、何か困っているか 何か知った情報はあるか等を伝えたりしています。
福島の避難地のかたがたは役場ごと疎開避難をなさってたりで 毎日落ち着かず、今後の展望も全くよめずにその不安と心労はいかほどなものかとおもいます。うちの実家や私の部屋も誰か泊まるところのないひと来てください、て思いますがなにせ東京なのであまり安心感は変わらないのかもしれません。どころか、IAEAやWHOにだいじょうぶと言われてるにも関わらず私の家族や周囲の東京在住のひとはみな妊婦や小さい子供が心配で、できたら関西以南に移住をと考えるひともちらほらいる状況です。
何が正しいのか、どうしたらいいのか 正直いまは誰にもわからないと思います。阪神大震災のときに 神戸から東京に移住してきてくれたことで知り合えた大切な友人もいる私は、この未曾有の大災害でどうしても取らざるをえない方向転換、うごかなければならない場所やかたちというのが生み出すのが決して悲劇だけではないはずだと信じています。どうしたらいいかな って相談をされることもあなたは妊婦だけどどうするのって聞かれることも頻繁にありますが、こればっかりはそれぞれ 家族と話し合うのが一番だと思います。楽観論も悲観論もどちらもそれぞれあります。自分と家族がどうするべきか、どうしたいかよく話し合って 仕事やその他のことも含めて話し合う機会をどんどん作っていけたらいいんじゃあないかと思います。そういえば最近忙しくて話してなかった、仕事仕事でそんな時間も余裕もなかった、そんなひとにとって 家族について考えて想って心配して一緒になって何かを話し合う時間は自分にとっても特別で何かを気づかせてくれることもあるかもしれないです。
いまどこにいる?
危ない思いはしていない?
不安な思いはしていない?
仕事はどうなってる?
街の様子はどうなってる?
これからどうしていく?
そんな声がけを、毎日のように繰り返してみても今はいいのかもしれない。

さらにちなみに、私はおもうんですけど 家族という単位はもちろんのこと、普段家族以上に密に話をして、食事をして、仕事をして、笑い合って怒り合ってってしているのがもしかしたら私の場合は音楽関係で一緒に近くにいるひとたち。エイベックスのみんなや アーティマージュのみんな。歌い手友達や バンド仲間もそう。そんなひとたちももちろん 家族並みにいま連絡を取りあって、パソコンスカイプメール電話かぎらずに声をかけあっています。アメリカで911の悲劇が起きたあとに精神的にショックから立ち直れないひとが多く苦しみ続けた現実があると同時に、みんながそれまで以上に自分の家族や仲間を思い 自分にとっても相手にとっても勇気や力になる人間関係を築いていくということに人生の比重をうつしていくことになった人が多くいるそうです。たとえば、仕事ありきの人生、家族 仲間 じゃなくて、逆の発想なのか。それはそれぞれでしょうが そんなこころの方向転換、アリな気がしますね

消防や自衛隊の福島原発現場で働いてらっしゃる方々、そしてそのご家族の日本/世界への貢献に感謝します。でも誰一人、決して危険すぎる状況に陥ることがありませんように、それだけ祈ります

ここに書き込みをしてくれてるみんな、目を通してくれてるみんなもいつもありがとう
みんなあっての 家族や仲間です。どうか安全に、少しでも自分を大切にしながらいてくださいね。
元気ですって書いてくれて うれしかった!ありがとう。

lecca Diary【3/19】:とっても元気にしてました

2011年3月19日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

昨日ブログに書いたとおり、あのあと2週間ぶりの妊婦検診に行ってきましたー

先週日曜の夜に微熱7度前後になって、おなかが最短10分間隔くらいでぎゅー、と張る状態になってしまって、うちのお姉ちゃんが切迫早産というのをやって入院したこともあるし 女友達からも「動きすぎてる妊婦は気をつけて」と言われていたので頭でっかちになって心配な気持ちが大きくなってました。行きつけの産院に時間外だったんですがそのとき電話して相談したんですが 出血もしてないし、ガソリンや電気節約まっただ中(に、ちょうど入るという情報がでてた夜でした)なのでこの程度で行かなくてもいいやという思いもあってとりあえず安静にしてました。
どうやらその翌々日には落ち着いて、ストレスやら何やらがお腹の中にも伝わっちゃったのかな?と、少し反省しました

というわけでもともと検診予定だった昨日金曜に行ってみたところ、、中にいるカレの様子がばっちり見えた!!当たり前ですが
親の心配なんぞどこ吹く風、頭を抱えるようにして すやすやとおだやかに眠っている様子でした。諸検査も全く問題なし、先月まで頭が上の方にあった逆子状態もいまは頭が下で足が上、位置も安定しているみたいです。前回もそうだったんだけど 今回も、その位置取りになると超音波検査でカメラに顔が映らないんですねー ななめうしろからの映り方で頭を抱え込んじゃってるので、お顔は全く見えません。振り向いて!って願ってみたけど振り向かず。当たり前。。我関せず おだやかに寝てくれててありがとうマイベビー。
さすがに写真や動画でもわかるくらい、もうお肉がついてきてました!気のせい…うん、これはほんとに気のせいなんだろうけど その腕と足のたくましいこと!野球選手かと思うくらいの二の腕。いや、絶対筋肉じゃないんだけど。動画だと腕や足に筋がみえて まるで筋骨隆々のたくましいマッチョマンであるかのように見えるんです うちの相方が比較的がっちりしてるタイプだから、このこ骨格がそっくりよパパにほら!!ってもう既にいっぱしのお母さんみたいな口をきいてみたり。 でも出てきたらぷにぷになんだろうなー!こんな姿を一目みるだけで超安心して このこはスポーツが得意かしらとか あれこれ妄想しちゃうところが世間でいわゆるところの「親ばか」ってやつなんでしょう。。

心配してくれてるみんな ありがとうです!
このこが現れてからというもの 一心同体とはまさにこのことで、このこを守ってるのが私だ!というよりむしろ、私のほうがこのこに守られたり力をわけてもらったりしてる気がします。がんばりすぎると ちょっと休みなよ、て言ってくれてたり きもちが落ち込んだりしていると、おなかけっとばして何湿っぽくしてるんだーって喝を入れてくれてるような気になります
なんか、すでに、操られているのか?!この小さな生命体にーー なんか私自身の食の好みとか性格もちょっと変わってきてるような気がする。流れ動くおおいなるちからがここにはありますね とにもかくにも、このまま元気に大きくなってくれることを祈ります

被災地でもお子さんが産まれていたり、新生児が救出されたり いのちのもつ底知れない生命力、エネルギー パワーというものはなんと偉大なものかと畏敬の念でいっぱいです。

だんだんと、本当に少しずつですが被災地に物資が届いたり 放射能や電力の問題も、歩みをみせていると思いたいです。人のいとなみというのは簡単に、電力やガソリンや食料が滞るような薄氷の上に成り立っていたんだということが今回ほんとうに思い知らされました。

みんな、元気ですか?株価もみずほ銀行も心配ですが、一人でもいまここを読んで「元気だよ」とこころのなかで答えてくれてるひとがいるといいなと思います。

lecca Diary【3/18】:ちいさくても、いいこと

2011年3月18日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

こんな事態になって、会社や仕事も普段どおりとはいかない毎日が日常になって、
うまく眠れない 食欲もありすぎたりなくなったり、日本全国ほんとうにさまざまなストレスで心身を疲弊しているひとが多いと思います。
毎日耳に入ってくる色々な情報、うわさ話。誰かが誰かを励ます声、誰かが誰かを非難する声。
情報はいくらでも欲しくて、普段読まない新聞を毎朝すみからすみまで読みあさるようになりました。ネットで読めるし!とか、調べたければ調べればわかるし!と思っていたんですけど やっぱり活字と図解の情報はテレビやラジオとは少し違って、もう少し幅広く視点をもつことができるのかもしれないです。
こころを落ち込ませる情報や小話はいくらでも入ってきますが
少しだけ気持ちがあたたかくなるようなエピソードだってないわけではないです。ここに毎日書き込みをしてくれるみんなのあったかいコメントももちろん、そして買い占めが続いていると言われてる関東でも、そればかりではないこともあって
昨日ディレクターの柳さんのよく行くコンビニでの話みたいですが、行くとトイレの入り口に張り紙がしてあって「トイレはご利用いただけますが、トイレットペーパーがございません。大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご了承ください…」という
女の人の店員さんとかお客さんは大変だなぁと思ってそのコンビニを出て、さらに夜になって行ってみると張り紙がこう変わっていたそうな。「どなたかは存じませんがトイレットペーパーを寄付してくださった方、大変助かりました。本当にありがとうございました」どなたかは存じない、ということはその人は張り紙をみて、いったんおうちにかえってトイレットペーパーを持ってきて、トイレに置いてそっと帰ってきたんでしょうな。不安が先立つこの状況で 人とわかちあう、特に自分のものを人におすそわけしていける人のこころというのは本当に救いだと思います。被災地の方がたの向き合っている状況に比べたらトイレットペーパーうんぬんの話なぞ小さいかもしれないですが、自分にできることを小さくても一つでもやっているひとが日本全国にいるんだという事実がこころをあっためてくれます

私自身この一週間で感じるのはさまざまな形の不安、おそれ、そういったものが先立っていましたが 力強く立ち回っている人の言動からは非常に勇気づけられます。私の知り合いも、普段連絡をとっていないひとが続々とこの震災を経て心配するメールや電話、スカイプメッセージなどをくれています。電波のむだづかいにならないよう ほとんどは安否確認をしたら後は「お互いがんばろう」でまた電話もメールもやり取りはしなくなりますが、これを気に人とのつきあい方が密になったりその形をかえたり、きっと家族や友人同士がお互いを思い合うきもちというのは強く強く変化してきていると思います。いや、むしろ家族じゃなくても もともと友人じゃなくても、関係性をこえて思うきもちというのがきっとひとりひとりに生まれているのだと思います
最近知らない番号から何回も電話があるなぁ、と思っていたら 昨日留守番電話に切り替わっているあいだにメッセージが残されていて、おそらく韓国の方だと思われる男性の声でしきりに何かを訴えて呼びかけてくれていて、しかも電話番号を何回も繰り返していたので明らかに誰かを心配して電話を間違ってかけてしまっているなと思ってこちらから電話をかけ直してみました。韓国語わからないから英語でどうにか…と思ったら日本語のわかる方でよかった!!!汗 ○○さんの電話じゃあないですかとおっしゃるんで、ちがいます 私は○○といいます、多分番号の間違いですよと伝えたらここ何日か連絡がとれないのが番号がちがうからと分かって、ほんの少しだけ 安心なさってたような気がします。正しい番号がわかるといいですね!!

みんな、誰かを心配してる。だれかを思って動いている。電波も電源もこない被災地の方がたは連絡をとりたくてもとれない、安否を知りたくても知ることのできない相手がいると思います。いま一緒にいなくても、違う避難所にいる場合もあることを切に願います。伝言板でも何でも、どうかすぐに連絡がとれますように そしていま生きているひとたちのいのちが、物資や水が早く届いて ライフラインがつながりますように。

私は今日はこれから産婦人科で検診に行ってきます
今月から、1ヶ月に1度の検診が 2週間に1度になったのですー 地震翌々日に起きたお腹の張りもいまは落ち着いてるので、何も問題はないと思いますが また明日報告しますね。

みんな、いつもありがとう。

lecca Diary【3/17】:オフィシャルブログ

2011年3月17日

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

昨日最後に書いたブログ公開について、スタッフにも相談してなんとか方法を考えてもらえそうです、詳しいやり方についてはスタッフもしくはオフィシャルサイトの公示をお待ちくださいね。
ここでも皆さんのコメントを読んで とても理解ある書き込みばかりでうれしかったです。
私がそうしたいと強く感じたのはだいぶ前からなんですが、地震のことをきっかけに声に出す勇気が自分の中に生まれました。実は前から、スマートフォンにして見れなくなった=仲間に入れなくなったような疎外感を感じる、お給料が下がって有料会員で居続けられない=一番近くで情報を共有できずに寂しい、などのご意見を頂いていたり、去年から始めているオフィシャルmixiの私あてのメッセージでmixi blogが更新されないことで心配や不安を感じるというものや更新されても内容が軽めで不満であるというようなものまでいろいろ頂いて、どうしたもんかと考えてはいたんですが 今回のことで一番大事にしたいのは深刻な被害の出ている被災地の方々が「つながっていない」状態を解消する手助けをひとつでもすること、その一環として このブログという場所をのぞけるひとが1人でも増えるようなやり方をしたいと考えた大きな理由です。

私の言葉を全国に全員に届けたい、というよりも この場所に入っていたいのに入れないひとを作りたくありませんでした。
私には例えば日本全国に伝えたい大それた言葉なんてものは 頭にあるわけではありません。
このブログでも毎日相も変わらずぐだぐだと 自分の不安や期待を垂れ流すことしかできません。
でもそれでも、ここにのぞきにきて コメントを残してくれる人たち、さまざまな場所で暮らす、色んな世代の人たちの励ましや祈りの言葉こそが被災地の方々のちからになるのではないかと思い それを届けたいと思って今回こういうお願いをしたのでした。
私自身が発する言葉に対して、考えに対して、批判や不満が現れるのはいまに始まったことではないので大丈夫です。既に数年前から結構いただきます。けれども それも含めての「場」だと思います。10人の方からそういった声をいただいても、100人の人が元気がでるよと言ってくれるような言葉や音楽を発信していけるようにいつも心がけているつもりです。批判されない為に生きてるわけではないです。
今回このことをお願いしてうちのマネージャーであるコインさんが即座に動いてあれこれと話し合ってくれたことに本当に感謝です。やはり相手となる会社などもあることなので、このサイトの経営をしてくださってる会社スタッフの方との話し合いがまず必要だったりするんですね。でもそういったことを、東京都の多くの会社が正常通りには機能していない現状のなかで迅速に話し合うために努力してくれました。感服です。

日々よくなるどころか悪化する被災地の物資不足や救出状況、被害者の数、そして放射能汚染に対する不安や首都圏での流通の問題。
そんななかでニュースになるくらい世界から注目されているのが、日本人がこの状況下にあっても暴動や強奪に走らない、という諸外国にとっては驚くべき事実、だそうです。
ぐちゃぐちゃになった商品やもはや映像を映していない防犯カメラしかないコンビニでも、かごに落ちている商品を拾って入れてレジに並ぶのが、日本人。
緊急事態なのはみんな同じ、きっと助けがやってくる、それを信じて 人を信じて思い合って作り上げてきた社会のかたちがそれなのだろうと思います。自分にとっても、人にとっても良いことをしよう それが社会をよくするんだ、と信じてきた日本のすばらしいかたちなのだと思います
ただ、事態が悪化するにつれ その危機的状況が長引くにつれ、こころもからだもやはり限界というものが近づいてしまうと思います そうなる前に、とどけ、水。とどけ、物資。とどけ、ガソリン、そして全国全世界からの声。そう願います

今日通りすがりに、目が合った小さな女の子とにこっと笑い合いました。
別に、何かおもしろいことがあったとか 楽しい気分だったわけでもありません。
けれど、目が合って、はなせなくなって、そのままフイ、と横をむかずに なんだかお互いにこりとしました。
小さなお子さんはこの災害について大人ほど考え込んだり何か情報を貯め込んだりしていない分、純粋にいま 近くにいるおとなに にこっと笑って欲しいのかもしれないです。大人たちが感じている不安やおそれというものは何となく 子供たちや動物にも伝染するかもしれないですね。「子供が苦手」なんて言い続けてきた私ですが、こっからは気合いで目の合う子 目の合う子すべてに、にこっとしてみようと思います。

ここから作っていく日本。ひとりひとりが、きっとその土台となると思います

被災地の方々、とってもとっても寒いみたいですが、特にお年寄りの方はじっとしすぎるとエコノミー症候群になってしまう恐れもあるそうです。足首だけでも、動かしてみてください。近くにお年寄りのいる方はそんな情報も入れてさしあげてください!

lecca Diary【3/16】:こわいと思った

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

余震とは呼べないほどの大きな揺れが昨夜関東地方を中心に起きました。
静岡で震度6強という強いものでした
一日が終わろうとする時間に、一日中地震でめちゃくちゃになった被災地のことやニュースで繰り返し報道されている放射能について考えつづけて心身疲れきってしまっているときに、あの地震はとても強くて重いものでした

普通の生活をしたほうがいい、とは思っていても それができないこころの乱れは否めません。
地震以来、曲は作っていません。今月、収録分以外のこれから撮影する映像や音声の予定もとりあえず
全部が中止 もしくは延期になりました。
まずは最も被害の甚大な被災地の人のいのちを思い、生活を思い
それ以外の場所にいる人たちの心痛や心労を思い
自分の体と心の不調にとまどい
身近な家族や仲間を心配して、心配されているうちに 一日が過ぎ去ります。
みんな ご飯は食べていますか?夜にちゃんと 眠れていますか?
それが心配です。

昨日の地震で新たな不安を感じたひとは東海地方を中心に多いと思います。
私もそのひとりで、頭の中で悪い想像や不安がかけめぐり こころのなかも夜の闇にまみれて真っ黒になってしまいそうでした。
けれどもありがたいことに、今朝は晴れ。2時、4時、5時とまだかまだかと窓の外と時計を見てはため息をつきそうな自分を情けなく思っていましたが 実際に太陽が出てくると、夜に抱いていた不安よりも 今日これから何ができるか思いをめぐらす、昨日より少し強い自分がいます。
不安に支配されていてはいけない。そう思えるのは毎日おとずれる朝のおかげ。そう思います

夜に眠れなくても、例え天気が曇りでも、朝の時間帯に起き上がって外の世界と一度つながることを私はすすめます。
朝の時間は、ひとに勇気とちからを与えてくれます。
失ったものへの悲しみ 悔しさはまだ消えていなくても、夜に流した涙でだいぶその衝撃自体はおさまっていることもあります
ではこれから自分は何を得ていられるか、誰を助けていけるのか
考えることのできる時間帯は一日のうちでも朝が有効なのかもしれません。
反省や後悔の時間を夜とするならば、
展望や活力の時間が朝となるのではないでしょうか

偉そうなことをいっても、私は毎晩まっくろになります。無力感と罪悪感といろいろなものがごっちゃになってまっくろになります
それでも毎朝、太陽の光が浄化してくれようとする光をあびながら 自分でもどうにか自分のこころとからだをしろじろと清めて生きてみたいと思わされます。

だから、私は大丈夫なのです。
曲ももう少ししたら、作ります。自分にできることをやります。これを読んでいるみんなも、きっとそうしている できる人たちだと思います。

今日の一日が、みんなの中にわずかでも 光や活力を取り戻せるそんな一日になりますように。

被災地のみなさん、今日は寒いみたいです せめてどうか屋内で、できるだけあたたかくして過ごしてくださいね。


追記
みんなに相談したいことがあります。それはこのブログのことです
私が本文を書いて、みんなが全国から声を寄せる この場所はとても貴重で大きなちからを与えてくれるすばらしいところになっていると思います。
けれどもいまこの非常事態で、携帯よりネットが通じやすかったり そもそも有料会員しか見られない形態でこのブログを限定公開し続けることを私は望んでいません。
スタッフとも相談中ですが、どうにかして、有料無料も関係なく、ブログを読んでもらうことができるような形に移行したいと私は考えています。スマートフォンへの対応を待たずして、すべての人に解放するやり方を取るべきではないかと私は思います。
またこれについては逐一報告しますね。 れっかでした

lecca Diary【3/15】:始まった企業支援が頼もしい

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

私の雑誌の愛読書のひとつが日経WOMANであるということは結構インタビューとかでも話していることですが、、そのインターネットサイトである日経WOMAN ONLINEの記事で震災についてのニュースがいくつか出ていました。
それによると、おむつメーカーで有名なP&Gやユニチャーム、化粧品メーカーである資生堂や花王なども軒並み億単位の義援金とおむつや生理用品、粉ミルクなどを数十万点規模で支援することが決定したといいます
なんてなんて、心強いんでしょう
必要でもなかなか我先にとは声に出しにくい分野の製品でもあるので、個人レベルで物資支援をしたいと考えている人も多かったようですが こういった企業支援が何よりの助けになると思います。
これと同時に、並列の記事で気になったのが物資支援を促すようなチェーンメールが横行しているというもの
きっと善意から生じたものとは信じたいですが、その内容の真偽は大変疑わしいものになっているみたいです。

ちなみに宮城県庁の公式発表ですが、現在個人からの支援物資は受け付けていないそうです。
混乱を招いてしまう結果になるそうなので、どうかいま良かれと思ってこういったこころみを実行しようとなさっていた方がたは自粛も考えてみてください。相変わらず、支援に関しては汎用性が高いとして現金が最もよいという判断が一般的であるようです。

さらにAsahi-netによると、そこまで被害の深刻ではない土地に住む人々の物資や食料、ガソリンの買い占めによって被災地への供給不足が起きてくる可能性が高いみたいです。
東京近郊は道路も首都高も製油所も機能していて、普段どおりの生活を送ることはなんら難しくはないと思われます あまりパニックになりすぎてあれもこれもと買いだめをしようとしている家族や友人がいたら「大丈夫だよ」と声をかけてあげましょう!私もうちの家族や周囲の人がやや不安そうに電池やガソリンがないというのを聞いて買って送るべきかと一瞬考えてしまいましたが どうやらそれをしないほうが復興の助けになるみたいです。必要な分だけ買いに行く、という普段どおりの生活をなるべく送るのが被災地へのサポートの1歩なんですね

自分だけは、うちだけは、と考えて行動しないこと。
考えてしまうのは正直人間だからしょうがないと思います。でもそこで強いのが おっきいのが あったかいのが日本人の支え合うこころ。自分だけは無事にすごしたい、でもいまなくても済むものはあえて買い込まずに被災地にまわそう、という気持ちをみんなが持てれば、水や食料の物価が急騰したりする現象も抑えられるとおもいます
現地に直接物資を運ぶことはできないけれど、近所のスーパーで水や食料や電池を買いだめしなければ その分がきっと被災地にまわるんだ、と考えられたら前向きな選択だと呼べますねー

みんなで被災した震災。
みんなで協力できることがこんなにもあるということが、わずかでも希望を与えてくれます。

東北のみなさん、なくなったものが少しでもひとつでもまた戻ってきますように、
全国から 全世界からきっととめどなく支援が届きます。どうかがんばってください!

lecca Diary【3/14】:こころが浮き足立っている

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

地震から3日たって被害状況がだんだんと把握されてきて、最初の混乱が収まると同時にひとのこころに波立ちが見えてきたような気がします。
家族や友人、知り合い間の情報交換だけでも様々な情報が飛び交い、原発事故に伴って東京近隣の友人一家がこぞって関西に避難していたり 残って踏ん張っている家族たちもガソリンや電池が買えずに今度は逆に都心に出てきたいけれど来れない状況に陥っていたり。
募金やサポートの呼びかけの告知のお願いや啓蒙活動も分刻みで私のもとに入ってきます。
まず、募金やボランティアについてですが、私leccaとしてはlecca名義でこのlecca maniaやその他の媒体を使って募金を集めることは致しません。
既に何百という募金形態や口座が開設されている以上、自らが「できることを自己責任と判断でやろう」と呼びかける以上のことをやっても受け口が広がるだけになってしまうと考えています。受け口ならば既にあるので、それぞれの判断で、具体的に直接的にその募金したお金がどの団体にどのようなルートで届くのかを考えたうえで選択をして為すのが良いと思います。物資に関しても、個人もしくは小規模中規模の団体で小分けにして送ると仕分けや開封作業で逆に現地のスタッフの方々を煩わせるということもあります。みなさんもちろん善意でやってらっしゃることなのでそれをどうこう言うつもりは全くありませんが、私公人としても個人としても、自分の信用する活動団体に募金をすることでとどめたいと思っています。
そしてだんだんとストレスやいらだちで人のこころがけば立っている現在、募金や啓蒙活動をしないひと/したくてもできないひとを責めるような言動が始まってしまうことや、自分とは違う信念をもって動いているひとを批判してしまうような流れも見えたりするのが残念なことだと感じています。
目的は、被災地の救済。本当に困っているひとへの支援を増やすこと。そして自分にできることを自分なりにやることだと思います 人が自分より動いてないとか、自分よりちゃんと考えて動いていないとか口にするのは少し矛先がずれてしまっているのかもしれません。
ここ東京でもふんばって頑張って家族や友人をささえて生きているひとがたくさんいます。
二転三転したと批判されてしまっている東電の停電もようやく本当に実施に入るようですが、実際今日夕方まで実施を踏みとどまれたのは企業や個人宅での必死の節電がそれだけ功を奏していたという証なのだから それは素晴らしいことだと感じました。
私の家族内の話で恐縮ですけども、停電を迎えるにあたって 節電方法として浮かんだのは炊飯や洗濯、炊事の時間をピークタイムからずらすこと、可能なら数日に1回などにまとめること
そして冷凍庫は阪神大震災経験者の方いわく、締め切りの状態なら3時間いまの季節は大丈夫みたいなので、心配なひとは氷を作り置きしておいてそれをジップロックなどにつめて一緒に密封しておいて停電中は扉を開かないこと、
さらに暖かい洋服を着てなるべく暖房機器は使わないこと、
ガソリンは車や公共の乗り物のあいのり、もしくは自転車や徒歩などでできるだけ節約すること、
などがあげられました。本当にちょっとしたことばかりでごめんなさい。何かグッドアイデアがあったらどんどん細かいことでも情報交換していきましょうね、
こういったことからはじめて、自分にできることを一つずつ考えていきたいと思っています
いますぐ歌を作ってとか、イベントをやってと要望を頂いたりもするのですが
そういったことが本当に人を救うかどうかは受け入れる方々の心の状態も非常に重要になってくるはずです。今日明日はまず、被災地の方々の人命救助、ライフラインの確保が何よりのことと思います。

みんなのコメント、全国のみんなでこのことを受け止めて支えあってゆくのだという流れをあらわしているようで 私自身とても勇気づけられます。
つらい状況にいるのにコメントまで残してくれる方、自分が何もできないと感じて動揺してしまっている方、
もう既に色々と考えて動かれている方、
みんなこの日本で生きているだいじなだいじな存在です。どうか、ご自分の体と心の安全と安定を第一に考えて生きてください。

混乱に乗じて詐欺や強盗、暴力も行われるのが災害の恐ろしいところですが
それ以上に、ネットや現実世界で行われている善意がそこらじゅうに溢れているのを目にして本当に心が暖かくいやされます
誰ひとりとして、人ごとだと思っていない。必死に必死に考えて、こころを痛めて、助言をしたり、警告をしたり、援助をしたりしあっているのがわかって、改めておおげさではなくこの国はなんて素晴らしい人たちが住んでいるんだろうと思いました。
遠くにいても、その顔はみえなくても、ここにいる私たちはひとりひとり 手をつないで、背中をささえあって たたきあって生きてるんだってことを実感しました。
ひとりひとりの活動に、敬服します。

この震災でいのちを失ってしまわれた方々のご冥福を心からお祈りします。
ご家族や友人、たいせつな人の消息がまだわからないという方はどうか希望を捨てずに どうかその方の祈りが天につうじますように。私も祈っています。

lecca Diary【3/13】:普通のこと

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

少しずつ、東北地方からの書き込みも見られてきて 救われます。連絡のとれない人もまだまだいますが 少しでもこのブログを通してもつながっていられることが誰かの助けになりますように

東京は明日から1日三時間の地域ごとのリレー形式の強制停電に入るということで今朝からスーパーやコンビニでガスコンロやボンベ、懐中電灯や電池、パンなんかが飛ぶように売れているみたいです

ガソリンももう売り切れているガススタも多いとか。

さらにRickie-Gやノダチンさんソースで 原発事故に伴いヨウ素が体内に入った場合の予防のため、天然ヨウ素を取り込んでおくべきだと知らせをもらいました。昆布とかに多く含まれているそうです

ただこういうのは正直「〜らしい」というレベルの情報なので、まずは政府発表のとおり 窓を開けない、外に行くならマスクと体をおおう服装、帰宅したら体を洗い流すこと などが基本の対処法かなと思います。あとは自己判断で選ぶほうが賢明かもしれません

不安になると、パニックはふくらんで人のこころを飲み込んで なかなか普段の生活にますます戻れなくなりそうです

私も一昨日昨日だけで睡眠時間めちゃくちゃなって目の下クマ作って、気がついたら掃除するとか花に水をやるとか、普通のことができていなかったのでいけないと思いました

生きているひと、元気なひとが罪悪感を感じて精神的に落ち込むケースが災害のとき多くなるみたいですが

できるひとは、できるだけ普段の生活を送ることが復興の一歩につながると私は思います

募金や、情報交換と、そして普通のことができるように頑張りましょう

電気やガス、水道のこない地域に一分一秒も早く援助がいきわたりますように。

lecca Diary【3/12】:私は大丈夫です

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

昨日はライブ会場を16時すぎに出て、車が大渋滞で 渋谷恵比寿近辺で完全にstuckしてしまって あれこれ道を試そうとしたんですが大きな道路がことごとくだめで、結局最後はそのあたりから歩いて自宅へ帰りました。

車は全く動かないし、バス停に並んでいるひとはいっぱいだけれどたまに来るバスには人は乗れない状態、タクシーはたまに見るけど回送車が多かったです。そして、道を歩く人 人 人。比較的近いひとも遠いひとも、仕事場や漫画喫茶 ビジネスホテルや公民館で夜を明かすより帰宅を望むひとはみんな歩いていました。陽も暮れて暗くても道が人でいっぱいで集団下校のような状態だったので、心細い感じはありませんでした。ただ、近くのひとに頼れる空気でもなく みんな本当に疲れた様子でわきめもふらずに歩いているので、中にはつえをつくひとを跳ね飛ばしそうになってもヘッドホンをしたまま気づかず行ってしまうひとがいたり、車同士のルールのなくなった小競り合いはちょこちょこ見られました

それでも、それ以外の多くの人は東京はずいぶんとみんなしっかりと前を向いて 冷静な行動が取れていたと思います。私は結局六時間後の22時すぎに帰宅できて、先に戻っていた相方もアクセルも無事でした、心配してくれたみなさんありがとうございます

家族も今朝までには全員連絡がとれました。けれど東北地方にいる友人やみんなが心配です

今朝相方の仕事(結局延期になったけど)に付き合って家を出て、帰りに近所で数少ない開いてるスーパーに行ったらすごい人でした。みんなカゴいくつも使ってお米や乾麺をたくさん買ったりしていました 街のなかは今朝は昨日と打って変わって車も人もいないけど、東京は首都高も走れるし国道がそこまで機能していないわけではないので、パニックになって我先にと焦って食料品を買い込んだりすることはないのではないかと私は思います

被災地に対する支援やボランティアも、何かしたくて涙を流すひとが日本はおろか世界中にいるはずですが、訓練を積んだレスキューが近づけないほどの状態の被災地もあるので いまできるのは一般人レベルでは自らの安全確保と連絡をとることと情報収集、あとは支援できるモノや支援先の調査や準備かなと思います

海外政府やNGOも動くのに時間がかかりそうで いま動いて必死にレスキューして下さってるレスキュー隊や自衛隊などの国内の人員のみなさんに様々なやり方でサポートやエールを

lecca Diary【3/11】:大丈夫ですか

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

 

みんな無事ですか?家族と連絡は取れていますか?

東北や関東のみなさん ご家族のみなさん、いま状況は大混乱中で 家にも帰れずに大変な状況のひとも多いと思います

私自身、今日はライブに出演するはずで朝から準備していましたが ライブのリハーサル途中に地震が起きて、消防庁や警察庁の指導や舞台スタッフ 会場スタッフの判断でライブは延期になりました。

一時間や二時間はおろか、一日二日 一週間やそこらで復旧する程度の災害ではないという判断でしたが、いま会場をでて車で大渋滞に入って 事態の深刻さと規模の甚大さを次第に実感しています

電話はつながらないけれど、メールと防災掲示板はいけるみたいです。

道がどこも大混乱なので 会社や出先にいるひとはしばらく慌てずに待機するほうがよいと政府発表があったみたいです。

私のいまいる都内も 沿道のショップの飲食物は売り切れ状態です

みんな、落ち着いて、声をかけあって、助け合って、どうか怪我や事故に気をつけてください。

ファンクラブ内のlecca Diaryに関して

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東日本大災害にあたり、ファンクラブ内のlecca Diaryを一定期間公開してもっと多くの方がとつながっていける場所にしていきたいと思います。

lecca共々、災害にあたり、不安な方、勇気づけたい方、いろいろな方が皆と繋がる場所にleccaのDiaryが役立てばという想いで今回、地震発生後の3/11〜のDairyを一定期間、閲覧出来るようにこちらのStaff Blogでもさかのぼり更新をしていきたいと思います。


モバイルの方は、ファンクラブ“lecca mania”に関しては有料会員以外の方も3/11の地震発生後のDiaryよりさかのぼり見れるようにします。 
スマートフォン及びPCからの閲覧に関してはこちらのleccaのオフィシャルHPのStaff Blogにてlecca Diaryを同じように見れる様にします。

少しでもlecca Diaryが皆さんの“つながる「場」”になりますように。

無事です。

2011年3月12日
 

lecca共々、スタッフも無事です。

まだまだ余震も続いておりますし、連絡が取れない方もいらっしゃると思います。

皆さん十分に気をつけてください。
そしてその地域の警告や注意にはちゃんと耳を傾け、行動してください。

皆さんがどうか無事でありますように。
そしてこれ以上被害が広がらないことを祈ります。

サンキュー(39)!!!

2011年3月 8日

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明日「サンキュー(39)」の日は、ミニアルバム『箱舟 〜ballads in me〜』と初のLIVE DVD『lecca LIVE TOUR 2010 パワーバタフライ』のリリース日です!!

皆さんの日々の熱い応援のお陰で、リリースする事ができました。
本当にありがとうございますm(_ _)m

最近のleccaはラジオ出演などプロモーション活動に勤しんでおります。
上の写真は週末にTOKYO FMの公開生放送に出演させて頂いた時の写真です。
放送終了後、観覧に来て頂いた皆さんと杉崎美香さんと記念撮影♪

素敵な時間を過ごし、今回のミニアルバムの告知もバッチシできました!
明日からも様々なラジオに出演していきますので、是非皆さんチェックしてください!!

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