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lecca Diary【3/20】:家族、仲間、ひと

※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載

地震が起きてから二回目の日曜日。
日曜日ってもともと家族で過ごす印象のつよい日ですね そうじゃなくても、はなれた家族を思う、連絡をとってやりとりする、そんなことの多い曜日な気がします
正直でも、地震以来 私はあまり曜日の感覚がないです。毎日がいったい何曜日だったか わからなくなるくらい一日ごとが特別で、でも境目がなくて、気がついたら眠って起きて新しい一日がはじまって、という状態になってます。数日続いた悪夢もいまはだいぶ見なくなったんですが、その分 目が覚めて現実に起きている悪夢のほうに毎朝気持ちが戻るたびに おそろしいようなくるしいような、なんともいえない気持ちがやってきます

こんなことになって、改めて考えるのは家族や近しい人とのつながりや思い合う気持ちの重要さです
うちはもともと家族仲がすごく良いほうで 多分昔っから友達に不思議がられたりするくらい両親兄弟ともに日頃から密に連絡をとってやり取りをしています。イタリア系か?っていうくらいしょっちゅう一緒に食事をしたり、何か大事な行動や節目の行事は一緒にうごく。そんな家族ですが、いまはそれぞれの仕事や嫁ぎ先のこともあって、それぞれいる場所はばらばらです。でも先週の地震の日から、連絡が取れない最初の日を過ぎて必要最小限とはいえそれぞれの近況やいま近くにいるひと、何か困っているか 何か知った情報はあるか等を伝えたりしています。
福島の避難地のかたがたは役場ごと疎開避難をなさってたりで 毎日落ち着かず、今後の展望も全くよめずにその不安と心労はいかほどなものかとおもいます。うちの実家や私の部屋も誰か泊まるところのないひと来てください、て思いますがなにせ東京なのであまり安心感は変わらないのかもしれません。どころか、IAEAやWHOにだいじょうぶと言われてるにも関わらず私の家族や周囲の東京在住のひとはみな妊婦や小さい子供が心配で、できたら関西以南に移住をと考えるひともちらほらいる状況です。
何が正しいのか、どうしたらいいのか 正直いまは誰にもわからないと思います。阪神大震災のときに 神戸から東京に移住してきてくれたことで知り合えた大切な友人もいる私は、この未曾有の大災害でどうしても取らざるをえない方向転換、うごかなければならない場所やかたちというのが生み出すのが決して悲劇だけではないはずだと信じています。どうしたらいいかな って相談をされることもあなたは妊婦だけどどうするのって聞かれることも頻繁にありますが、こればっかりはそれぞれ 家族と話し合うのが一番だと思います。楽観論も悲観論もどちらもそれぞれあります。自分と家族がどうするべきか、どうしたいかよく話し合って 仕事やその他のことも含めて話し合う機会をどんどん作っていけたらいいんじゃあないかと思います。そういえば最近忙しくて話してなかった、仕事仕事でそんな時間も余裕もなかった、そんなひとにとって 家族について考えて想って心配して一緒になって何かを話し合う時間は自分にとっても特別で何かを気づかせてくれることもあるかもしれないです。
いまどこにいる?
危ない思いはしていない?
不安な思いはしていない?
仕事はどうなってる?
街の様子はどうなってる?
これからどうしていく?
そんな声がけを、毎日のように繰り返してみても今はいいのかもしれない。

さらにちなみに、私はおもうんですけど 家族という単位はもちろんのこと、普段家族以上に密に話をして、食事をして、仕事をして、笑い合って怒り合ってってしているのがもしかしたら私の場合は音楽関係で一緒に近くにいるひとたち。エイベックスのみんなや アーティマージュのみんな。歌い手友達や バンド仲間もそう。そんなひとたちももちろん 家族並みにいま連絡を取りあって、パソコンスカイプメール電話かぎらずに声をかけあっています。アメリカで911の悲劇が起きたあとに精神的にショックから立ち直れないひとが多く苦しみ続けた現実があると同時に、みんながそれまで以上に自分の家族や仲間を思い 自分にとっても相手にとっても勇気や力になる人間関係を築いていくということに人生の比重をうつしていくことになった人が多くいるそうです。たとえば、仕事ありきの人生、家族 仲間 じゃなくて、逆の発想なのか。それはそれぞれでしょうが そんなこころの方向転換、アリな気がしますね

消防や自衛隊の福島原発現場で働いてらっしゃる方々、そしてそのご家族の日本/世界への貢献に感謝します。でも誰一人、決して危険すぎる状況に陥ることがありませんように、それだけ祈ります

ここに書き込みをしてくれてるみんな、目を通してくれてるみんなもいつもありがとう
みんなあっての 家族や仲間です。どうか安全に、少しでも自分を大切にしながらいてくださいね。
元気ですって書いてくれて うれしかった!ありがとう。

コメント

はじめまして。
私は岩手に住む男性です。leccaさんの大フアンでもあります。


leccaさんの「ちから」はパワーをくれます。

この歌をもっと広めたい、もっと聞いてほしい、

「自分を笑わせてくれるのは自分」

まさに今。

ありがとうございます。

今日の休日は生活用品を買いに出かけました。
よく行く店の方々から今日、始めて立ち寄った店の方々まで
大丈夫なのか?ご家族の安否は?頑張れよと何回も励まされました。
海外の方々も日本の現実を親身に考えて下さっておられます。
今日は80歳と16歳の方が無事に保護されたという報道も見せていただきました。皆さん、頑張りましょう。
leccaへ 今は無理せずにね。 紅蓮


姉ちゃんお久しぶりです。ちゃるです(`∇´ゞ
覚えていますか?(笑)

最近のブログを見て→本人が書いてる事にビックリしましたが、それと同時に懐かしかったり、嬉しかったりo(^-^)o

初めて社会にでた自分は(今も)常に烈火を聴いて突っ走ってきました。いつも元気と戒めを頂き本当に姉ちゃんに出会えた事に感謝します。

私も長年やってきた飼育員生活を今月末で“けじめ”をつける事にしました。
そんな最中に起こった災害。今は仕事に終わりをつげ、私の出来る範囲ですが、現地にボランティアに行く計画を練っている段です。
姉さんと赤ちゃんの代わりに奮闘してきますねo(`▽´)o

さぁ日々を精一杯に“出し切って倒れこめるくらい”に生きましょうね。
長々とすいません(笑)

日本はきっと大丈夫。

ブログをみて驚きました。
久々にlecca本人!?
なんかうれしくなっちゃいました。

leccaの歌とともに駆け抜けた20代。仕事、恋愛色々。
泣いて笑って色々。

気づけば今年30です。結婚して去年出産もしました。

いろんなことがめまぐるしく変わりました。

それでも、泣いて笑ったあの頃に聴いてたleccaの音楽は今の生活にも欠かせません。

地元が宮城県です。一緒に掛け抜けた友人たちが今、被災していて本当に大変だと話しています。

偶然にも『はやく箱舟』を買いにいかなきゃってメールで会話していた数時間後に地震がきました。

早く一緒に、箱舟を聴ける日がくることを願うばかりです。

leccaちゃん、ありがとう。
私は元気です。
先週木曜日になってようやく宮城県石巻市の義父母の無事がわかりました。
ほっとしました。
leccaちゃんは妊婦さんなんですね。
とにかく今は無理なさらずに、元気な赤ちゃんを産んで下さい。
こんな時でも元気をくれてありがとう。
くれぐれもお気をつけて。

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