☆「ボロボロのスニーカーとFREEDOM」本人解説☆
「稲穂」
バンドでスタジオセッションを何度も繰り返した1つの結果。
大本にあるメロとリリックが8割完成してる状態でスタジオセッションにその8割を持ち込んだ。
ベーシストの達也、ドラマーの印南、キーボードにリマジを呼んでアレンジを繰り返した。
ピアノとヴォーカルだけで1バースと1サビが終わりドラムの演奏の始まりと共にベースとそのほかのストリングス、アルペジオのギターフレーズが飛び込んでくる。歌詞は夢追い人、ならびに社会で闘いを続けるみんなに伝えたいことを書いた。
虚しさを踏まえた上での今を乗り越える詩を書きたかった。
日本語でソウルをやりたかった。
メロがメインで鳴ってると思われるかもだが僕の中では詩の書き方はいつもと変わってない、韻とリズムでつないでく。
僕は田舎育ち、裏山に歩いていけば段々畑が広がっていた。
秋になると稲穂が夕暮れに照らされ、風に揺られ、黄金色の海が揺らめき、波打つ様、そんなキラキラしてる空気感のイメージの中で書き上げた。
ミックス前にエンジニアさんに60年代のアメリカのバンド「THE BAND」の代表曲「the weight」を聴いてもらい作業に取り掛かってもらった。
ピアノもエレナさんに生で僕のフロウに合わせて伴奏してもらった。最後のサビ後のピアノソロは圧巻。
ライブしてて最高に気持ちよかった。アルバム用にイントロで稲穂が風に揺られてる音を入れました。