TikTokでおすすめに乗る方法6選を解説！バズる時間や仕組み・アカウント設定の方法を徹底解説

TikTokのおすすめに乗ることで、いわゆる「バズる」確率が上がります。おすすめに乗る頻度が増え、アカウントが認知されてフォロワーが増えれば、TikTokでの収益化も可能です。

本記事では、TikTokでおすすめに乗る方法を詳しく解説していきます。

TikTokでおすすめに乗る仕組み

TikTokのおすすめ表示には仕組みがあります。おすすめに乗る方法を紹介する前に、その仕組みについて解説します。

TikTokのおすすめに関係する要素

TikTokの視聴ユーザーへのおすすめは、フィードの裏側にあるレコメンドシステムによって操作されています。TikTokのおすすめフィードは、レコメンドシステムによって各ユーザーの興味に合わせて厳選されているため、一つとして同じおすすめフィードはありません。

おすすめフィードに関係のある要因として、TikTok公式は以下の要素を挙げています。

TikTok公式「TikTokが「おすすめ」に動画をレコメンドする仕組み」

これらの要素のなかでも、レコメンドシステムによる評価の重要度は異なります。たとえば、「ユーザーが最初から最後まで動画を視聴したか」は重要度の高い指標です。一方、「動画投稿者とユーザーが同じ国にいるか」といった指標の重要度は、前者に比べると高くありません。

「おすすめに乗る＝ユーザーの興味・嗜好にマッチしているか」が基準になるため、そこが判別できない要素はレコメンドシステム上で重要度が低くなるといえます。

TikTokのおすすめに乗るまでのステップ

動画を投稿してからおすすめに乗るまでは、以下ステップを踏んでいます。

最初の審査では、動画が「TikTokの規約に違反していないか」「不適切なコンテンツでないか」が確認されます。最初の審査通過後、一定のユーザーのおすすめに乗ったのち、その時点でのユーザーの反応に基づいて再評価が行われます。

再評価では、以下のような指標からエンゲージメント率がチェックされます。

エンゲージメント率が低いとユーザーのニーズを満たしていないと判断され、その後おすすめに乗りにくくなります。しかし、エンゲージメント率が高くても、炎上や不適切なコメントが多いと質が低いと判断され、おすすめに乗らなくなるケースもあります。

つまり、エンゲージメント率が良く、良質な投稿と判断されるとおすすめに乗り続け、最終的に「バズ」が獲得できるのです。

TikTokでおすすめに乗る方法6選

TikTokでは、何の意図もなく投稿して思わずバズることもあります。しかし、工夫次第では意図的におすすめに乗ることも可能です。

アカウントをバズらせて有名になりたい、TikTokで収益化したいなど目的がある場合には、おすすめに乗る方法を実践するのが効率的です。ここでは、TikTokでおすすめに乗るための6つの方法をご紹介します。

トレンドの音楽や動画を投稿する

TikTokはトレンドを重視するSNSです。今トレンドの音楽やTikTok内でよく見かける内容、テンプレートの動画を投稿することでおすすめに乗りやすくなります。というのも、トレンドの動画や音楽は検索されることも多く、よく閲覧するユーザーの興味を惹きやすくなるためです。

トレンドに合わせて投稿し続けることで、常に最新のユーザーの興味関心に触れられるためエンゲージメントが高まり、おすすめに乗りやすくなります。

たとえば、直近であったトレンド動画の一例に「猫ミーム」が挙げられます。トレンドであるだけに、さまざまな猫ミームの動画がおすすめに乗っていました。

＝投稿ジャンルを絞る

投稿するジャンルを絞ると、そのジャンルに興味のあるファンを獲得しやすくなります。ファンが増えれば動画へのいいねやコメントもつきやすく、動画の試聴時間や視聴完了数を伸ばすことが可能。結果、エンゲージメントの高い良質な投稿・アカウントと判断され、おすすめに乗りやすくなります。

ハッシュタグをつける

トレンドに合わせたハッシュタグや投稿した動画に関連する適切なハッシュタグをつけることも方法の一つです。

トレンドに沿ったハッシュタグは検索でヒットしやすくなり、関連性のあるハッシュタグはTikTokからの評価につながります。バズっている同ジャンルのアカウントや類似内容の動画からどういったハッシュタグをつけているかを分析し、真似するのも一つの手です。

TikTokでおすすめに乗っている動画には、動画に関連するKWのハッシュタグのほか、以下のようなハッシュタグがついていることが多いです。

ユーザーのニーズを満たす動画を作る

おすすめに乗るには、ユーザーの興味を惹くことが重要です。ユーザーが「見たい」「知りたい」というニーズを満たす動画を作ることが、おすすめに乗る方法ともいえます。

たとえば、料理系のアカウントを開設し、動画をおすすめに乗せたい場合は、料理系の動画を見るユーザーがどういう情報を求めているかを分析した上でコンテンツを作ってみることがポイントです。

ユーザーのニーズを満たせる動画はいいねや保存、シェアされやすくなり、エンゲージメントの高い良質なコンテンツと判断され、おすすめに乗りやすくなります。

毎日投稿する

毎日投稿し続けることもおすすめに乗る方法として有効です。毎日投稿することで動画の鮮度が保たれるだけでなく、より多くのユーザーの目に入る可能性が高まります。

毎日が難しい場合は、定期的に投稿することがポイントです。ただし、投稿することが目的になり、コンテンツの質が下がってしまわないよう注意しましょう。

おすすめに乗りやすい時間に投稿する

動画を投稿する時間もおすすめに乗るためのポイントです。ユーザーの興味を惹ける動画が投稿できたとしても、そのユーザーが視聴していない時間帯では動画を見てもらえません。

おすすめに乗りやすい時間とは、アクティブユーザーが多い時間です。TikTokにはおすすめに乗りやすい時間の傾向があるため、下記表からチェックしてみましょう。

見てもらえないことにはエンゲージメントも獲得できないため、投稿時間を工夫するのもおすすめに乗る方法として有効です。

TikTokでおすすめに乗ったかを確認する方法

おすすめに乗る方法を実践し、いざ投稿してもおすすめに乗ったか通知はされません。おすすめの乗ったかは投稿した動画の「インサイト」から確認できます。

「おすすめ」の%が高いほど、多くのユーザーから視聴されているということです。なお、トラフィックソースは、動画の視聴回数が100回に達すると表示されます。

そもそも表示されていない場合は100回未満の再生となるため、おすすめに乗っていない、あるいはおすすめに乗っていてもほぼ視聴されていない状態です。

TikTokでおすすめに乗るならビジネスアカウントに設定しよう

TikTokでおすすめに乗るには、ビジネスアカウントに設定することがおすすめです。ビジネスアカウントでは動画の詳細な分析ができ、戦略的に投稿しやすくなります。

ここでは、ビジネスアカウントでできることと設定方法をご紹介します。

ビジネスアカウントでできること

TikTokでは、個人アカウントにするか、ビジネスアカウントにするかの選択ができます。個人アカウントの機能も十分充実していますが、ビジネスアカウントでは商業的機能が充実しており、より戦略的な動画投稿が可能となります。

TikTokでおすすめに乗る方法の一つとして、ビジネスアカウントでできることをみていきましょう。

アナリティクスによる分析

ビジネスアカウントでは、動画のパフォーマンスやオーディエンスデータをリアルタイムで確認でき、より詳しく分析できます。

視聴者に見てもらいやすい時間帯やフォロワー属性などのデータを分析することで、より戦略的な動画投稿ができるようになり、おすすめにも乗りやすくなります。

アカウントのカテゴリー設定

ビジネスアカウントでは、アカウントのカテゴリーが設定できます。該当のカテゴリーに興味を持つユーザーへの訴求力が高まり、おすすめに乗る可能性が高くなるでしょう。

用意されているカテゴリーは、以下のとおりです。

※2024年8月時点

予約投稿

ビジネスアカウントでは、予約投稿機能が利用できます。ただし、予約投稿ができるのはPCのブラウザ版TikTokのみとなり、スマホアプリでは利用できません。

TikTokが伸びやすい時間に確実に投稿したいが、学校や仕事などがあって難しい場合に活用できます。予約投稿のやり方は、ブラウザ版TikTokで投稿したい動画をアップロードし、投稿日時を設定するだけです。

ビジネシスアカウントの設定方法

TikTokのモバイルアプリからビジネスアカウントに設定する方法は、以下の手順です。

個人アカウントへ戻したい場合も上記と同じ手順で、「個人アカウントに切り替える」をタップするだけです。

ただし、個人アカウントに戻すとビジネスアカウントのすべての機能が利用できなくなります。過去のアナリティクスデータは保持されますが、ビジネスアナリティクスも利用できなくなるため注意しましょう。

TikTokでおすすめに乗らない理由

おすすめに乗る方法を実践したり、動画作成を工夫したりしているにもかかわらず、なかなかおすすめに乗らないということもあるかもしれません。

おすすめに乗らない理由として、以下が考えられます。

「おすすめ」フィードの適格基準を満たしていない

TikTokでは、おすすめフィードの適格基準を設けています。適格基準を満たしていないと判断された動画は、おすすめに乗る条件を満たしていてもおすすめには乗りません。

TikTok公式のWebサイトでは、おすすめフィードの対象外となる動画の特徴を公開しています。

TikTok公式「おすすめフィードの適格基準」

ご自身の投稿している動画が「おすすめ」フィードの対象外に該当するコンテンツでないかチェックしてみましょう。

投稿頻度が適切でない

動画の投稿頻度は、少なすぎても多すぎても良くありません。少なすぎる場合はアクティブでないアカウントと認識され、おすすめに乗りにくくなるため、最低でも週3回は投稿できると良いでしょう。

一方、1日に複数回投稿している場合は、投稿されている動画の質が悪いと評価されおすすめに乗らない恐れがあります。投稿できる動画が多い場合には、毎日1日1本の頻度がおすすめです。

アカウントがシャドウバンされている

シャドウバンとは、運営からの予告なく一定の利用制限をかけられてしまっている状態です。シャドウバンされると、フォロワー以外のユーザーのおすすめに乗らなくなるため、動画の再生回数が大幅に減少します。

シャドウバンについて公式からは明言されていないため、明確な基準は不明ですが、シャドウバンされる原因として下記が考えられます。

シャドウバンを解除するには、原因と考えられる動画を削除したり、解除まで投稿を控えたりするようにしましょう。

シャドウバンを確認する方法

知らずのうちにシャドウバンされていることで、どんなに工夫してもおすすめに乗らないというケースもあります。下記は、アカウントがシャドウバンされているかを確認する方法です。

シャドウバンされると、フォロワー以外のおすすめフィードに乗らなくなります。そのため、おすすめ表示への流入回数が0に近い場合はシャドウバンされている可能性高いでしょう。

また、過去の動画と比べて大幅に動画の再生数が減っている、フォロワーからしかいいねが来ていない場合もシャドウバンされている可能性が考えられます。

TikTokでおすすめの乗るための注意点

あわせて、TikTokでおすすめに乗るための注意点も押さえておきましょう。

課金しておすすめに乗ることはできない

そもそもTikTokの動画視聴・投稿には、課金要素はありません。TikTokで課金が発生するのは、TikTokライブの投げ銭のみ。おすすめに乗る方法に課金はないため、動画の質やいかに工夫して投稿できるかにかかっています。

丸パクリしない

バズっている動画を分析し、真似ることはおすすめに乗る方法として有効です。しかし、オリジナル性が重要であるため、丸パクリはやめましょう。

たとえば、猫ミーム動画でバズっている動画と全く同じ内容の投稿はNGです。ただし、猫ミームの素材を使って、自身のストーリーを動画にするのは問題ありません。バズっている動画の要素と自分のオリジナル要素を掛け合わせることが、TikTokでおすすめに乗るためのコツです。

まとめ

TikTokでおすすめに乗るには、視聴ユーザーの興味を惹くことが重要です。TikTokの「おすすめ」フィードはTikTok側のレコメンドシステムによって操作されており、レコメンドシステムからエンゲージメント率が高い動画であると評価されることでおすすめに乗ることができます。

今回紹介したおすすめに乗る方法やおすすめに乗るための仕組みを押さえ、おすすめに乗るために工夫してみてください。