TAKURO YOSHIDA
menuclose

ラジオの青春

ミニアルバム「ラジオの夢」のオ-プニング1曲目「Address Unknown」は


おそらく多くの方々が(極端に豪放磊落な人を除いて(笑)この曲のエンディングに


入ったあたり(多分・・)から・・きっと・・いや・・もしかしたらかな?


・・ちょっと・・ウルって・・なるんじゃ・・ないかな・・って・・涙は無くとも・・感情が・・自然に・・


実は、これは僕のアイデアではありません


武部聡志の入魂のアウトロに、僕自身も・・熱い気持ちが生じて・・「ア-ッ」って


「お-うう・・タケベえ~・・やられたよ-!そう来たかあ~これは、さすがに・・ナイスアイデア


僕もジ-ンとしちゃった、まったく考えつかなかったヨ-・・やられました」


 

 

もちろん、この曲の「そこまでの歌詞の流れ、とメロディ-ラインを意識したストリングスなどの


アレンジ」が、すべて素晴らしい!からこそ・・このエンディングへと導かれるわけなのですが


 

「時代は先を急ぐ旅人のように、僕達を待ってはくれない・・・  


早合点の君もノロマな僕も、みんな巻き込んで流れて行くよね・・・


それは君と僕にはどうしようもない、背負った荷物はどこに下ろせばいい・・・


あの頃ってなぜか皆んなこわい物知らず、間違いだらけのままで決断をしたよね・・・


あれはきっと夢だったんだ、今夜もそっと味わうビ-ルの泡の中・・・


ちょっと重たすぎて投げ出したい夜に、誰か話し相手になってもらいたくて・・・etc」


 

まあ、かいつまんで「こんな歌詞が流れて行く」わけです


そして・・その・・エンディング(フェイドアウト・・かな?って思わせて)・・あ!言っちゃった!


 

アハハ・・・ダメじゃ-ないかあ-・・・って・・・誰も言ってないのですが・・・


今回のアルバムで武部聡志が「やってみせたサウンド・アレンジメント」の奥の深さは秀逸でした


基本的に「生のストリングス・ブラス」はもちろん「ドラム、ベ-ス」等の基本的なリズムセクションを


すべてスタジオセッションで収録する、というアレンジメントは大正解でした


本当に「音楽って、いいなあ」が久しぶりに味わえた瞬間だったと感激しました


    2024年10月18日  拓郎