lecca Diary【4/12】:昨日で1ヶ月
2011年4月12日※ファンクラブ“lecca mania”内のlecca Diaryを転載
写真はスタジオで東スポとAERA!
消去法かもしれないけど、石原さんにはまたあと四年 東京を引っ張って頑張って頂きたいと切に願います
さて昨日であの地震の日から1ヶ月がたちました。東京はだいぶ生活が落ち着いてきて、でも仕事や会社やお店なんかはまだまだ困難や危機がいっぱいでとても元通りとは言えないけれど、それでもなんとか平静に前と同じかそれ以上の気持ちで前進しようとする人たちが一生懸命頑張って生きています
そんななかの、連日の余震(て呼べないくらい大きい。)… 正直心が折れそうになる人や地域もあるかもしれないです 比較的おだやかな東京ですら、地震警報がなるとみんな作業や会議を中断して扉を開けて固まります。昨日の地震のときは私はスタジオのボーカルブースの中にいて ちょうどその前にみんなで地震の話をしていて「スタジオの扉は地震のときすぐ開けるようにエンジニアは就職したらまず教えられるんです」と聞いていたので速攻開けたりして
福島や茨城 宮城 東北の他県の方はただでさえ不安なのに 本当にもういやだ いつまで続くのか、て思ってしまうかもしれません。想像するとつらいです
でもこのブログにもちょくちょく東北からの書き込みがあったり 不安はあるが頑張ってるって言葉を聞くととても頼もしい気持ちになります。だからお返事するの 東京もみんな頑張ってます!放射能だけじゃなく 首都機能に連れ添うはずの経済活動全般の危機感が日に日に濃く漂いますが 色んな外資系の会社なんかは営業主体を関西にシフトしたりでなんとも寂しくなりそうな気配もありますが でも東京はね 基本、とってもパワフルなんです。東北のひとは忍耐強いってどなたかが言っていたので素敵だと思ったけど、東京のひとは寄せ集めの雑草みたいな感じかもしれないけど 這い上がるのもゼロから始めるのもできるはずなんです。東海 関西 九州それぞれの熱くてパワフルな友人たちに支えられて きっと関東東北はまた立ち上がります。時間もお金も気力も体力もつかうけど 絶対にまたかがやく。私は東京に生まれて東京で育って、いまこんなことになって妊婦だし移住や避難を勧められることもしばしばある
けれど いまの東京を見ていてまだここで頑張れるって思うからこっから離れません。
もともと、空気も水も汚い 人は多くて魚はまずい、土地が狭くて家賃は高いって やなかんじな特徴ばっかりある東京ですが 住んでる人のゴキブリみたいなしぶとい生命力はお墨付き(失礼!)で、江戸っ子の気概や義理人情は熱く厚く 放射能なんてどうにかしてしまえるはずだと信じる心もあちこちにきらめいているんです
原発についての議論はこれから時間をかけてなされていくでしょうが、まずは一刻も早く 福島の方々を中心とした避難している人たちが落ち着いて寝食できる環境が作られますように。
すべてはまだこれからですが、地震から1ヶ月の日をひとつの区切りと考えて、一般公開を続けていたこのブログをまたファンクラブのもとにお返ししたいと私とスタッフは考えています
最近は私のなんでもない日常や、震災に関係のない話題も増えてきていて でもそれこそが前向きな変化だと私は考えています
いまだ停電や余震もありますが、人が変えられるところは変えていくというのも一歩かもしれません。
みんないつも目を通してくれてありがとう。ブログは次回から 元の形態に戻します!