2009年6月、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。ニューヨークのカーネギーホールの主催公演、イギリス最大の音楽祭「プロムス」へのBBCフィルとの出演、ウィーン楽友協会やベルリン・フィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場などの世界の著名なホールでの演奏会はいずれも絶賛され、ゲルギエフやアシュケナージなどの世界的指揮者との共演も常に高い評価を受けている。CDも積極的に発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても高い人気を誇り、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」を受賞したほか、数多くの映画やドラマのテーマ曲を手掛けている。〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー。
2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて史上最年少の16歳で優勝。ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、マリインスキー劇場管、エーテボリ響、ベルリン・ドイツ響、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラなどと共演。共演した指揮者にはドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマンなどが挙げられる。21年5月にはウィーン室内管とヨーロッパツアーを行う。このほどロンドンの名門ロイヤル・フィルのアーティスト・イン・レジデンスに就任することが発表された。CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。〈サントリーホールARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 "Viotti"。
ARK BRASS
(アーク・ブラス)
70年代を中心に世界中のブラス・ファンを虜にした伝説の金管楽器グループ〈フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(PJBE)〉の偉業を継承し、21世紀のブラス・アンサンブル界をリードしていく存在を目指してトップ・プレイヤーたちが集結!トランペットの佐藤友紀、ホルンの福川伸陽、トロンボーンの青木 昂、テューバの次田心平というスーパープレイヤーがコアメンバーとなり、PJBEの基本スタイルである5重奏と10重奏を中心に、楽曲によって日本を代表する名手たちが加わる柔軟な編成で金管アンサンブルの多様な魅力を伝えていく。サントリーホールとアーク・カラヤン広場を舞台にした都市型音楽祭〈サントリーホール ARKクラシックス〉のレジデント・ブラス・アンサンブルとして2021年に結成。
ARKシンフォニエッタ
ARK Sinfonietta
〈サントリーホール ARKクラシックス〉のレジデント・オーケストラ。同音楽祭のアーティスティック・リーダーを務める世界的ピアニストの辻󠄀井伸行と、ヴァイオリニストで近年はその高い音楽性から指揮者としての注目も高まっている三浦文彰の呼びかけにより、著名なコンクールでの受賞歴を誇る優秀な若手演奏家たちと国内外で活躍するコンサートマスターや首席奏者たちが集結し2019年に発足したヴィルトゥオーゾ・オーケストラである。〈サントリーホール ARKクラシックス〉で披露してきた 辻󠄀井伸行、三浦文彰との共演によるモーツァルト、ベートーヴェンの協奏曲、ジュリアン・ラクリンとの共演によるヴィヴァルディやピアソラの演奏は、medici.tvによるストリーミング配信やアーク・カラヤン広場でのライブ・ビューイングでも公開され、世界中で高い評価と注目を集めている。