Rina Sawayama(リナサワヤマ)

Discography

XS feat. Bree Runway - Remix

リナ・サワヤマが、今年の4月にリリースした自身のデビューアルバム「SAWAYAMA」から、「XS」のremixを発表した。

remixを手掛けたのは、UKのシンガーソングライター、ブリー・ランウェイ。
ポップな見た目で、人種差別や男女間の賃金格差など社会的なテーマについて歌う彼女が、消費主義のバカバカしさについて歌った「XS」を、新たな解釈で生まれ変わらせた。

  • 配信限定

XS feat. Bree Runway - Remix 

Dance In The Dark(Spotify Singles)

リナ・サワヤマが、Spotifyの人気プログラム「Spotify Singles」に参加し、レディー・ガガの「Dance In The Dark」のカバー曲をリリースした。

今月上旬から開始となったSpotifyのグローバル・プライド・キャンペーンの一環として、初のSpotify Singles・プライド版が実現し、全世界におけるLGBTQ+の新鋭アーティストとして、オーヴィル・ペック、ジョセフ、そしてリナ・サワヤマが参加した。

Dance In The Dark(Spotify Singles) 

SAWAYAMA

リナサワヤマ
大胆な彼女の存在は音楽を通して世界中の人々に自分らしく生きる事の大切さを届けている。(水原希子)


自身の経験や思いと交えながら表現した、渾身の1st アルバムがDirty Hitからリリース!(※日本版パッケージ発売日は現状未定です。)
「聴く人にとって、真新しい経験であって欲しいと思っているし、人をどこかに運んでいけるものになって欲しいと願っている。」(Rina Sawayama)

  • CD

SAWAYAMA 

  • 01. Dynasty
  • 02. XS
  • 03. STFU!
  • 04. Comme des Garçons (Like The Boys)
  • 05. Akasaka Sad
  • 06. Paradisin’
  • 07. Love Me 4 Me
  • 08. Bad Friend
  • 09. Fuck This World (Interlude)
  • 10. Who’s Gonna Save U Now?
  • 11. Tokyo Love Hotel
  • 12. Chosen Family
  • 13. Snakeskin
  • 14. Tokyo Takeover

“私、飽き性なんです”
今最もホットな未来のスーパーポップスター、Rina SawayamaはThe KornとJojoが合わさったようなポップの怪作”STFU”についてそう語っている。本作は、The 1975、Alice Wolf、No Rome擁するDirty Hitからリリースされる彼女のデビューアルバムの、最初のティザーとなっている。
”誰も行き着かないところまで行きたい。それが私の大好きなアーティストたちがやって来たことだから”と彼女は続ける。彼女にとって、ジャンルレスはオフリミットと同義である。評論家に熱狂を持って迎えられた2017年のミニアルバム”Rina”、澄み切ったようなR&Bサウンドを提示したシングル”Cyber Stockholm Syndrome”、もしくは2018年のソウルフルでパンセクシュアルなアンセム”Cherry”に、00年代のボーイバンドの爆発力を味付けをしたポップバンガーとなっている。
大胆な彼女の姿勢は、現代のレフトフィールドなポップス上流階級層に彼女が足を踏み入れたことを意味しており、Years & YearsやCharli XCXなどのサポートスロットを歴任してきた実力がそれを裏付けている。2020年はまさにRinaが完全なインターステラーになる年となるだろう。彼女は”STFU!”を”人々の目を覚ますような作品になる”と語る。
恐らく、彼女のレーベルとのサインに際して最も注目すべき点は、彼女はこれまで常にインディペンデントなアーティストであることに重きを置いてきた点だろう。(もちろん、これからも彼女自身が活動の強力なドライブであり続けることに違いはないので心配しないでほしい)
これは彼女の人生に常につきまとってきたチャレンジでもある。日本に生まれ、ノースロンドンでシングルマザーの元に育った彼女は、常に戦うことを強いられてきた。彼女は、生まれついたインテリジェンスと決断力で、ケンブリッジ大学で政治学と心理学を学ぶチャンスを掴む。しかし、そこでも彼女はいじめやマイクロアグレッションと向き合うことを余儀無くされる。後にその経験は、あまり閉塞的なマイクロアグレッションの描写に笑ってしまうような”STFU!”のMVのインスピレーションとなっている。
大学卒業後、いわゆる”高給な都会のシゴト”に応募するも、ことごとく不採用を突きつけられた彼女は(どちらかというと、彼女の母親にとってショックな出来事だったようだが)、彼女の音楽活動をモデルの仕事で支えてきた。そこでも彼女は、根深い人種差別が潜むファッション業界の中で、トップレベルまで上り詰めることに成功している。
Fader、The Guardian、Paper やthe New York Timesなどのメディアが、彼女のハイパーモダンなポップスでの挑戦に夢中になった今でも、モデル業というサイドプロジェクトが彼女の本当の情熱 - 音楽を支えている。
彼女は”最近はツアーやレコーディングの間を縫って、かなりのブランドキャンペーンのために働きました”と語っている。”私はとてもラッキーだと思うし、これは本当に素晴らしいこと。でも、正直言うと、モデル業で稼いだお金は全て音楽につぎ込んできた。全く手元にお金を貯まってないことに気が付いたんです” だからこそ、Dirty Hitは重要になってくる。Rina自身も認めているように、”典型的なフリーランスのロンドナー”が一人でできることは限られているからだ。
数あるメジャーレーベルの目も眩むようなビッグマネーを前にしても、彼女は”アーティストを中心に考えている”ことを理由に、敢えてインディペンデントな精神を重んじるDirty Hitとの契約を選んだ。その上で、レーベルは彼女が今まで経験してきた”音楽以外の”仕事を助けることができる。
”今は、インディーアーティストが常にビジネスサイドに晒されるようになってきている。差からこそ、ツアーのフライトや、ビザ、アドバンスのことなんかを気にせずにいられることがとても大きな意味を持つようになりました。”
オーディエンスの体験の中心は常に音楽にあるだろう。Rinaは2017年の”Rina”のリリースの後、ロンドンのスタジオでは彼女の長年のコラボレーターであるClarence Clarityと、LAではBram Inscore (Troye Sivan), BloodPop (Lady Gaga), Nate Company (Carly Rae Jepsen) やNicole Morier (Britney)らと共に制作に取り組んできた。
”いつだって私はより良いものを作りたいし、自分を成長させたいと思っている”という彼女の言葉通り、彼女は常に新たなコラボレーター達と仕事をしている。その中にはDanny L Harle,、Lauren Aquilina 、Johnny Latimerらも含まれている。
”人々は常に同じものを求めている感じがするけど、私はそれをしたくないと思っている” 彼女のこれまでのミニアルバムがテーマを社会のレベルにまで掘り下げるアプローチをもっていたのに対して- SNSの中毒性や、ノスタルジアへの執着、そしてそこから生まれてくる孤独について 、新しいアルバムはよりパーソナルなテーマに重きが置かれている。
”今まではある意味、社会性のあるテーマを扱ってきました。自分のストーリーをより大きなテーマとして拡張していくことは、自分にとってもとても意義深いし、それを楽しんできたと思う。でも、特に最近、音楽に対してある意味自分へのセラピーのように向き合ってきた。私自身の人生に何が起こっているのかを知るために。”
アイデンティへの疑問は今作では大きな役割を果たしている。正確には、Rinaの日本との関係性についてだ。Dazed BeautyのBen Dittoと共作されたアートワークでも、日本に対する旧来然としたステレオタイプと距離をとり、現代の本当の日本に焦点を定めようとするスタンスを見せている。
抑揚のきいたシンセポップナンバー”Tokyo Love Hotel”の中でも、日本を訪れる人々が東京での観光に払っているコストと、カジュアルなセックスへのコストを比較するという皮肉が垣間見える。
”東京に行った人たちが、ただ酔っ払って、街中で叫んで、ただただ”イギリス人”のように振る舞っているのを何度も目にしていて。彼らが国に帰って、いかに日本で素晴らしい体験をしたかなんて語りながらも、東京で現地の人とは誰とも話してないなんてことはザラで、それを聞くととても悲しい気分になる。東京に関して、世界はフェティッシュな感覚を押し付けすぎていると思う。この曲の中のラインで ”きっと、この曲もありきたりな東京についての曲になってしまうんでしょ?”というものがあるけど、それが私なりのそんな悲しい状況への言及になっているんです”
東京という街がアルバムの一つの大きな背景になっている反面、もう一つのエモーショナルなポイントは”Bad Friend”に見られるような彼女自身の贖罪だろう。きめ細やかなデジタルゴスペルポップの中で、彼女は長年の友人関係が壊れていった経緯を事細かに表現している。
”私には色々なことに一緒に向き合ってくれる親友がいたんですが、私たちは友人関係を救うことができなかった”と彼女は言う。”Facebookで彼女の赤ちゃんを出産するというポストを見て、「なぜ私は彼女のそばにいないんだろう」なんて思って。友達を失くしてしまったのは、私が必ずしも素晴らしい人間ではい続けられなかったから。私は、個人的なことや、いわゆる一般的な”共感できる特定の会話”みたいなものに向き合ってこなかった。誰もが、Bad Friendになりえる。この曲ではそれを受け入れようとしている。”
アルバムには重々しいテーマを扱っている部分もある。オーディエンスのライブフェイバリットになっている”Dynasty”は彼女の両親の離婚からインスピレーションを受けた”裕福さと関係ない、強い痛み”をテーマにしたものだ。それでも彼女はポップスとしてバランス感覚を忘れない。
”ある曲は人生での出来事だけど、ある曲はちょっと馬鹿馬鹿しいものもある”といって彼女は笑う。”いい意味でだけどね。ポップにはいつも「深い意味があるもの」じゃなくてもいいと思ってる”
狂騒的な”Comme Des Garçon”では、リナが愛するゲイの男性たちが持つ”自信”を具現化したものだ。台詞を読むようなインタールードも含め、”Slow”の時のKylieが憑依しているかのように聞こえるなら、それは偶然ではない。文字通りのゲイアイコンであるKylie Minogue以上にふさわしいアーテイストはいるだろうか?
”XS”は、歌詞もサウンドも、まさにタイトルにふさわしいナンバーだ。過剰で短いロックギターと”Like I Love You(Justin Timberlake)”風のアコースティックギターのリフの中で、消費主義のバカバカしさに光を当てる。(彼女は”もっと、もっと、もっと欲しい”と激しいビートに乗せて歌う”)
”ヘビメタのような巨大なギターサウンドと、か細くてスイートな歌声、躍動するギターリフのアンマッチがポイント。これは、消費主義とミニマリズムの二面性を表しているんです”と彼女は説明する。”最初のバースはとにかく”真新しい富の全てが欲しい”と言いつつも、曲の後半ではそれを手に入れるために私たちが払っている対価について言及している”
“XS”や”STFU!”に広がる重々しいギターについて、”メタルギターはいつもサプライズの合図”と彼女は笑いながら話す。”Evanescence, Limp BizkitやN.E.R.Dを貪るように聞いてきた若い頃の経験が反映されているんです。行儀を気にしない、破茶滅茶なポップスが存在した時代のね!”
“STFU!”はカオスなエネルギーを取り込むことに成功している。テンポが大きく揺れる構成は、彼女がアジア人女性として経験してきたことを象徴している。”不自然に雰囲気が甘くなる感覚は、マイクロアグレッションと向き合っている人たちが、人間関係の中で日常的に経験していることでもあります。”とため息と共に説明する。”本人は褒め言葉だと思っていても、それが本当に思慮のない差別だったりする。”
モダンなポップスターとしての前向きな姿勢として、RinaがDirty Hitと契約するのには、エコフレンドリーなツアーやマーチャンダイズを通して、彼らがサステイナブルなアジェンダを提示しているという理由もある。それは、彼女が強い関心を持っている事柄だ。
彼女の音楽への情熱と、それをパーフェクトなものにしたいという強い意思はオールドスクールなものでもある。過去2年間の間、彼女には単発的なシングルをリリースし続けるチャンスもあったはずだ。それでも、彼女はストーリーテリング的な”アルバム”というフォーマットで戻ってくることを選んだ。このアルバムには、フューチャリングゲストさえ入れていない。これは、作品の意味性を希薄なものにしたくないという彼女の意思表示である。
作品の核は、常にアルバムを受け取るオーディエンスにある。”デビューアルバムとして、自分自身が納得できるものにしたかった”と彼女は言う。”聴く人にとって、真新しい経験であって欲しいと思っているし、人をどこかに運んでいけるものになって欲しいと思っている。”
用意はいい?全てはまだ始まったばかりだ。

Chosen Family

"Chosen Family"は、リナが愛するLGBTQ+の友人や家族に捧げられたナンバーだ。

この曲について、リナはこう語る。
「"Chosen Family"は私にとって、とても特別な曲です。”選ばれた家族”という概念は、奇妙なものです。LGBTQ+の人々は、しばしば家から追い出されたり、家族、友人、コミュニティから疎外されます。これは信じられないほどの痛みを伴う経験で、彼らは新しく”選ばれた”家族を見つけることで状況を改善します。」

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Chosen Family 

  • 01. Chosen Family


「『We don't need to be related to relate, we don't need to share genes or a surname 訳:共感のための共感はいらない 苗字や遺伝子を共有しなくたっていい』という歌詞は、相違を感じている全ての人が、彼らが愛されていると感じることができる、”選ばれた家族”を見つけるための招待状です。
私は今、家族だと思っているクィアな友達にこの歌を捧げます。私は彼らをとても愛していて、彼らがいなければ、今自分が生きていると思えないので、心からに彼らに感謝しています。"」(リナ・サワヤマ)

XS

"XS"は、歌詞もサウンドも、まさにタイトルにふさわしいナンバーだ。過剰で短いロックギターと”Like I Love You(Justin Timberlake)”風のアコースティックギターのリフの中で、消費主義のバカバカしさに光を当てる。(彼女は”もっと、もっと、もっと欲しい”と激しいビートに乗せて歌う”)

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XS 

  • 01. XS


"ヘビメタのような巨大なギターサウンドと、か細くてスイートな歌声、躍動するギターリフのアンマッチがポイント。これは、消費主義とミニマリズムの二面性を表しているんです”と彼女は説明する。”最初のバースはとにかく”真新しい富の全てが欲しい”と言いつつも、曲の後半ではそれを手に入れるために私たちが払っている対価について言及している”

Comme des Garçons (Like The Boys)– Brabo Remix ft. Pabllo Vittar

ブラジルのドラァグスターPabllo Vittarとのリミックス。3分間でダンスフロアの熱狂を最高潮に導く!

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Comme des Garçons (Like The Boys)– Brabo Remix ft. Pabllo Vittar 

  • 01. Comme des Garçons (Like The Boys) – Brabo Remix ft. Pabllo Vittar


本リミックスは、脈打つクラブトラックを次のレベルに引き上げた。
伝染する実験的なサウンドに、Pabllo Vittarのパワフルなボーカルが追わったリミックスは、3分間で熱狂を最高潮に導き、ダンスフロアを燃え上がらせる。

Pablloとの共同制作について、Rinaは以下のようにコメントしている。

「私はPablloがこのリミックスに参加したがってくれて、本当に震えました。彼女は文字通り現代のアイコンであり、彼女のボーカルはとてもパワフルです。Pablloと制作できて本当に嬉しいです。「Comme Des Garcons」は自信についてのものであり、Pablloほどこのテーマを高められるひとは他にいません。また、Braboのリミックスも素晴らしかった。皆も、私と同じくらいこの曲を好きになってくれると光栄です。」

Comme des Garçons (Like The Boys)

2000年代初期のダンストラックにリスペクトを捧げた躍動的なアップチューン。東京の地名が散りばめられた歌詞にも注目!

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Comme des Garçons (Like The Boys) 

  • 01. Comme des Garçons (Like The Boys)



本作品は、どうすればRinaにいつも愛をくれるゲイの方々と同じような自信を持つことができるかという歌で、華麗で躍動的なクラブトラックに仕上がっています。楽曲制作についてRinaは以下のようにコメントしています。

「歌詞としては、人々が否定的な男性的言葉で、自信ありげに見せることについてをテーマにしたかった一方で、サウンド的には私に自信を与えてくれた2000代初期のダンストラックを作りたかった。社会的に受け入れられるバージョンの自信は、男性のような振る舞い。でも女性がそうすると、ビッチと呼ばれる。でもクラブでは、“ビッチ”というワードは究極の自信のサインになる。('yes bitch', 'work bitch')このリリックとサウンドを一緒にして、リスナーにその “ビッチ”になった気分になれるクラブファッションバンガーを作りたかった。」

STFU!

マイクロアグレッション に対する怒りをニューメタルとメロウなポップで表現。90-00年代のJ-pop、2000年代初期のアメリカR&B・ロック・ポップスなど、多彩なルーツを散りばめたダイバーシティ&インクルージョンな楽曲。

  • 配信限定
  • ANTCD-A0000000729

STFU! 

  • 01. STFU!



『STFU!』は、マイクロアグレッション(※悪意のない小さな差別的な言動や行動のこと)に対する怒りを解き放つことがテーマになっています。
欧米で過ごしてきた日本人の女性として、あまりにも多くの偏見に晒されてきました。

例えば、性的な偏見、Lucy Liu とかCho Changとの比較、アンオフィシャルな東京のPR大使になったこと(私は4歳で、この西洋が盲目的に夢中になっている街を飛び出したのに!)、闇雲にアジアの言葉で挨拶してくる人たち(ニーハオ!とかコンニチワ!とか)、切れ長の目を茶化してくる人たちにも。

ここ数年、私はこういったマイクロアグレッションに対してコメディで対抗してきました。アジア系の友人たちと、あまりにも稚拙な差別体験を笑い合い、絆を深めてきました。ユーモアを通して、私たちは傷を癒し、前へ進むことができるのです。これこそが『STFU!』が象徴するものです。

沢山の人がまるで”褒め言葉”かのように私に言ってきた笑ってしまうような偏見と(特に最初のデートみたいなシチュエーションで)、小さな差別意識を、曲の中で凝縮していくことは、まさにセラピーのような体験でした。