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VTuberとして活動する際、アバターやモデルを作成する必要があります。
VTuberを作る際、どのソフトやアプリで作成するか、作成するときのポイントなどを把握しておくことが大切です。
そこで本記事では、VTuberとYouTuberとの違いをはじめ、VTuberの作り方や作るときのポイント、おすすめのソフトやアプリをご紹介します。
そのほか、VTuberを作成するときの注意点や有名VTuberもお伝えするので、これからVTuberとしての活動を検討している方はぜひ参考にしてください。
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目次

VTuberとは、YouTubeで活躍するアバターやキャラクターを指します。「バーチャルYouTuber」と呼ばれることもあります。顔出しをするYouTuberとは異なり、VTuberは本人の顔を隠した状態で活動が可能です。
VTuberとしての活動を考えている方は、YouTuberの違いを把握することが大切です。そこで、YouTuberとの違いについて解説していきます。
VTuberはアバターやモデル、キャラクターを用いて活動します。一方で一般的なYouTuberは、実際の人物が出演して活動するので、顔出しするかしないかに大きな違いがあります。
顔出しせずに活動できるVTuberは、個人のプライバシーをより効果的に保護できる点がメリットです。仕事とプライベートの区別がつきやすいので、プライベートまで仕事で侵食されてしまうというリスクが回避できるでしょう。
それに対しYouTuberは、プライバシーの保護には慎重な配慮が必要です。プライベートで街中を歩いていたとしても、バレてしまう可能性が高いので、安心してプライベートを過ごせない恐れがあります。
VTuber以外に、VライバーやVアイドル、Vシンガーといったバーチャルキャラクターが存在します。どこで活動しているのか、どのジャンルをメインとしているか、などによって名称が変わってきます。
Vライバーは、主にライブ配信で活動しているバーチャルキャラクターのことです。ライブ配信ができるプラットフォームは、YouTubeをはじめ、Pocochaや17LIVE、BIGO LIVE、Instagramなどさまざまです。
Vアイドルは、アイドル活動をするバーチャルキャラクターのことです。ソロで活躍している方もいれば、アイドルグループとして活躍している方々もいます。
Vシンガーは、主に歌手活動をするバーチャルキャラクターのことです。メインとなるプラットフォームはさまざまですが、ライブ配信で歌を披露したり、YouTubeなどで歌ってみた動画を投稿したりしています。

VTuberとして活動をはじめる前に、どのようにアバターを作るのか事前に確認しておきましょう。作り方を確認しておくことで、スムーズにVTuberとしての活動をはじめられる可能性があります。
ここでは、VTuberの作り方を3つご紹介します。
ソフトやアプリを使用して、一からデザインして作ることが可能です。一から作ることで、完全にオリジナルのキャラクターを作り出せます。そのため、オリジナリティにこだわりのある方は、ソフトなどを活用して作ってみると良いでしょう。
一から作る場合、まずはキャラクターの見た目、性格、背景ストーリーを考える必要があります。これには髪型、目の色、服装などの外見の詳細、キャラクターの性格や好み、話し方などが含まれます。
クオリティの高いVTuberを作りたい場合には、高度な3Dモデリング機能が備わったソフトや、動きを与えられるモーションキャプチャソフトウェアなどを活用すると良いでしょう。
モーションキャプチャソフトウェアを使うと、キャラクターが話したり動いたりするアニメーションの作成が可能です。キャラクターがリアルタイムで反応し、表現をすることできます。

既成のモデルを購入することで、ゼロからキャラクターを作成する必要がなく、すぐにVTuberとしての活動をはじめられます。パーツや動きなどが十分に揃っているので、一からデザインするのが苦手な方におすすめです。
VTuberのモデルを購入する場合、まずバーチャルモデルを販売しているマーケットプレイスやWebサイトを探しましょう。販売されているモデルの中から、自分のスタイルや活動に合ったデザインを選びます。モデルによって、品質や価格が異なるので、予算に合わせて納得のいくものを選ぶことがポイントです。
モデルを購入する前に、使用条件やライセンスに関する規約を確認しておきましょう。商用利用の可否、カスタマイズの範囲、クレジット表記の要件などが含まれることがあります。
決めたモデルを購入しダウンロードすると、通常3Dデータファイルとして保存されます。既存のモデルのままだと物足りない方は、ソフトやアプリを利用して、カスタマイズすることもおすすめです。
VTuberの作成を外部に依頼すると、自分でキャラクターを一から作成する技術や時間がない場合でも、クオリティの高いものを作れます。専門的な制作会社や個人クリエイターに依頼できるので安心です。
外部に依頼する場合は、まずVTuberキャラクターの制作を手掛ける会社やフリーランスのクリエイターを探しましょう。インターネットでの検索や、SNSなどを利用して適切な制作者を見つけます。
依頼先が見つかったら、キャラクターの外見や性格、背景など、制作するキャラクターの詳細なコンセプトを伝えます。その情報をもとに見積もりを取り、価格や納期、使用権、修正の範囲などの契約条件を確認し、問題がなければ合意しましょう。
制作過程では、初期デザイン案や進捗を確認し、フィードバックを提供します。最終的なデザインが決定するまで、何度かやり取りが発生するケースがありますが、その分理想のVTuberが完成する可能性が高まるでしょう。
キャラクターが完成したら、制作者からデジタルファイルを受け取ります。

VTuberを作る前に、いくつかポイントを押さえておきましょう。ポイントを押さえておくことで、VTuber作りでの失敗を防げる可能性があります。
ここでは、VTuberを作るときのポイントを5つご紹介します。
事前に理想のキャラクターのイラストを用意しておくことで、自分でキャラクターをデザインしたい場合や、外部のクリエイターに制作を依頼する際に役立ちます。キャラクターの外見、性格、背景などの基本的なコンセプトを考える必要があるため、イラストがあれば設計図の代わりとして使えます。
イラストを用意する際、髪型、瞳の色、服装、アクセサリーなどのキャラクターの全体像を表現する要素を含むと良いでしょう。360度どの角度から見ても違和感がないよう、正面だけではなく側面などのさまざまな角度から見たイラストを用意することも大切です。
ただし、既存のキャラクターに類似していないか注意しましょう。自分が完全にオリジナルのキャラクターだと思っていても、すでに存在するVTuberに似てしまう恐れがあります。

VTuberキャラクターを作成する際、パーツごとに切り分けてデザインすることで、それぞれを独立して操作することができます。目や鼻、口などのパーツがそれぞれに応じた動きを表現することで、バーチャルキャラクターとはいえ、自然な動きを表せます。
パーツを描く場合、さまざまなシチュエーションに応じて、デザインを考慮する必要があります。たとえば、口をデザインするとき、口が閉じているパターンと口が開いているパターンで書き分けることがポイントです。
口が開いているといっても、歯や舌の見え方、口角の上がり方などで表情が一気に変わります。パーツそれぞれの動きや形で、喜怒哀楽を表現することが大切です。
ソフトやアプリなどを活用してVTuberを作成する場合、拡大や縮小を活用することがテクニックのひとつです。サイズ感に違和感を覚えるときは、拡大したり縮小したりすることで、すべて書き直す必要がなくなります。
パーツの拡大や縮小は、感情の表現を強調するときに役立ちます。たとえば、驚きの表情を作る際には目を大きく拡大し、悲しい表情では目を小さく縮小させると良いでしょう。

キャラクターに合ったボイスを作ることで、キャラクターの個性を際立たせ、視聴者とのつながりを強化する効果が期待できます。
キャラクターの性格、年齢、バックストーリーを考慮して、そのキャラクターに合った声のトーンや話し方を考えましょう。たとえば、活発なキャラクターには明るく元気な声が合い、落ち着いたキャラクターには穏やかな低めの声が適していると考えられます。
また自身で声を担当するか、または外部の声優を雇うかを決める必要があるでしょう。外部の声優に依頼することで、自分の声が原因で身バレするのを防げます。
キャラクターに個性を加えたい場合は、オーディオ編集ソフトウェアを使用して声にエフェクトや加工を施すこともおすすめです。ロボットや幻想的なキャラクターの場合、特殊な声のエフェクトを使ってみると良いでしょう。
VTuberを作るときにさまざまなパターンのイラストを作成すると、求めているキャラクターの表情や格好などのイメージがつきやすいです。イラストを用意する際、異なる表情やポーズ、衣装などを用意すると良いでしょう。
さまざまなイラストを作成するうえで大切なことは、キャラクターの喜怒哀楽の表情です。表情が豊かなVTuberは、リスナーとの関わり方の幅が広がるため、ファンが増えやすいでしょう。
キャラクターの動きを表現する場合は、立っている状態や座っている状態、手を振るなどの異なるポーズを用意しましょう。衣装やアクセサリーをデザインするときは、季節やイベントに応じた特別な衣装のバリエーションも考えることがポイントです。

VTuberを作るときは、事前にどのような点に注意すべきか確認しておきましょう。注意点を把握しておくことで、失敗を回避できる可能性があります。
ここでは、VTuberを作るときの注意点を3つご紹介します。
非常に複雑なデザインや細かいディテールを含むイラストは、アニメーション化する際に動かしにくくなる場合があります。特に、多くの小さな装飾品や複雑な髪型などは、自然な動きを実現するのが難しいです。
イラストをアニメーション化する際は、目、口、髪、服などの各パーツを別々のレイヤーに分ける必要があります。パーツが適切に分けられていないと、それぞれを独立して動かすことが困難になるからです。
またキャラクターのポーズや角度が非常に特異な場合、特定の方向にしか向けないなど、動きの自然さに制限が生じるケースがあります。表情のパーツが複雑すぎると、表情の変化をスムーズに行うことが難しくなるため、パーツを単純化しておくことがポイントです。

VTuberは、バーチャル空間で存在するため、動きが不自然になる場合があります。多少の不自然さは許容される場合が多いですが、あまりにも不自然な動きは視聴者の没入感を損ねる恐れがあるでしょう。
キャラクターに仮想的な骨格や関節を設定するリギングという作業を行うことで、キャラクターの動きが自然になる可能性があります。ただし、不適切なリギングは、関節の不自然な曲がり方や皮膚のねじれなどを引き起こすケースがあるので注意しましょう。
顔の表情は特に注意が必要で、目や口の動きが不自然だとキャラクター全体の印象が損なわれます。表情の変化は、実際の人間の表情を参考にしながら、自然に見えるように調整することが大切です。
VTuberの制作を外部のクリエイターやスタジオに依頼する場合、著作権の問題を適切に扱わないと、法的な問題が生じたり、将来的にコンテンツの使用に制限がかかったりするケースがあります。
制作されたVTuberキャラクターの著作権は、原則として制作したクリエイターやスタジオにあります。したがって、キャラクターを使用する際は、著作権の所有者との間で使用条件を明確に取り決める必要があるでしょう。
また著作権について取り決めを行う場合、正式な契約書を作成し、双方の合意のもとで署名することが重要です。契約書には、使用条件、著作権の帰属、報酬、契約期間、解決すべき問題に関する条項などが明記されているか確認しましょう。

パソコンでVTuberを作りたい方は、どのようなソフトで作れるのか確認しましょう。ソフトによって、機能性や操作性が異なるので、自分が作りたいものが作れるかを重視することがポイントです。
ここでは、VTuberを作る際におすすめのソフトを6つご紹介します。

引用元:Live2D
Live2Dは、2Dイラストにアニメーションを施せるソフトです。主に、VTuberやモバイルアプリケーション、ゲームなどで使用されており、2Dのイラストや画像に動きを加えて、三次元的な表現を実現できます。
Live2Dを使用すると、イラストにリアルタイムでアニメーションを適用できます。これは、VTuberがライブストリーミング中にキャラクターの表情や口の動きをリアルタイムで反映させるのに特に有効です。
イラストは目、口、頭、手など複数のパーツに分割され、それぞれが独立して動かすことができます。パーツを別々で動かせるので、キャラクターに自然な動きや表情の変化を表現できるでしょう。
Live2Dは2Dイラストにも関わらず、奥行きを感じさせるアニメーションが可能です。キャラクターが画面内で立体的に動いているように見えるので、より動きの幅が広がるでしょう。

引用元:VRoid Studio
VRoid Studioは、VTuberや3Dキャラクターモデルを作成できるソフトです。比較的簡単に3Dのアニメキャラクターをデザインでき、自由にカスタマイズできます。
VRoid Studioは、直感的に操作しやすいインターフェイスを備えており、3Dモデリングの専門知識がなくても、容易にキャラクターを作成できるでしょう。
さらに顔の形や目の大きさ、髪型、体型など、キャラクターの外見に関する多くの側面を細かく調整できます。テクスチャや色も自由に変更できるため、オリジナルキャラクターを作成したい方におすすめです。
また、髪の毛を一本一本描くことができるデザインツールが備わっている点が特徴です。このツールを活用することで、よりリアルで複雑な髪型を実現できるでしょう。

Adobe Character Animatorは、Adobe Creative Cloudの一部であるアニメーション制作ソフトです。2Dキャラクターのアニメーション制作に特化しており、キャラクターにリアルタイムで動きを与えることができます。
また、Webカメラやマイクを使用してユーザーの表情や声をキャラクターにリアルタイムで反映させられます。ユーザーの動きや表情が直接キャラクターに伝わり、自然なアニメーションが実現できるでしょう。
Adobe Creative Cloudの一部のソフトであるのえ、PhotoshopやIllustratorで作成された2Dキャラクターを簡単にインポートできます。キャラクターの各パーツに対応するアンカーポイントを設定することで、アニメーションの作成が可能です。

引用元:Blender
Blenderは、オープンソースで無料で利用できる3Dグラフィックソフトです。多機能性と高い柔軟性を持ち、クオリティの高い3Dコンテンツを作成できるため、世界中のアーティストやデザイナーに広く使用されています。
オブジェクトの作成、変形、編集が可能な強力な3Dモデリングツールを提供しています。これにより、詳細な3Dモデルや複雑なアーキテクチャなどの作成が可能です。
またオブジェクトにテクスチャやマテリアルを適用し、リアルな外観を作り出す機能があります。さまざまな表面の質感や光の反射をリアルに表現でき、実際に存在する人物のような動きを実現できます。

Animaze by FaceRigは、3Dキャラクターアニメーションとリアルタイムのフェイストラッキング技術を組み合わせたソフトです。もともとFaceRigとして知られていたソフトであり、リアルタイムでバーチャルアバターを動かせます。
Animaze by FaceRigでは、Webカメラを通じてユーザーの顔の動きを追跡し、3Dキャラクターにリアルタイムで反映させられます。ユーザーの表情や口の動きがVTuberに直接伝わるので、リアルな動きを再現できるでしょう。
またさまざまなプリセットアバターを選択することができ、アバターをカスタマイズするオプションも提供されています。カスタマイズ機能を使いこなすことで、自分の好みに合わせてキャラクターを作成できます。

引用元:Hitogata
Hitogataは、リアルタイムアニメーションソフトです。Webカメラを利用してユーザーの表情や口の動きをトラッキングし、それをリアルタイムで2Dキャラクターに反映させる機能を提供します。
比較的シンプルで使いやすいインターフェイスを備えているため、簡単なセットアップで利用を開始できます。主に2Dキャラクターのアニメーションに対応しており、ユーザーが既存のキャラクターイラストを利用して、動きを付けることが可能です。
また、ライブストリーミングやビデオ通話など、リアルタイムでの配信やインタラクションに最適化されています。自分のキャラクターをカスタマイズしたり、異なる表情を設定したりすることもできるので、表情のバリエーションが豊かなVTuberを作成できるでしょう。

VTuberを始めるには、配信環境を整えるための基本的な機材が必要です。
機材をそろえれば、映像や音声の質が安定し、視聴者にとって快適な配信ができます。
特に、PCやインターネット回線、マイクなどは最低限欠かせない要素です。
まずは代表的な機材を確認し、自分に必要なものを検討してみましょう。
配信を快適に行うには、一定以上のPCスペックが必要です。
処理性能が不足すると映像が乱れたり、アバターがカクついたりして視聴者が離れてしまいます。
そのため、CPUやメモリ、グラフィックボードなどは推奨スペックを意識して選ばなければなりません。
推奨されるPCスペックは以下のとおりです。
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項目 |
推奨スペック |
補足 |
|
CPU |
Intel Core i5-12400F以上 または Ryzen 5 5600X以上 |
ゲーム配信はi7/Ryzen7推奨 |
|
メモリ |
16GB以上 |
複数ソフトを同時に動かすため必須 |
|
グラフィックボード |
GeForce RTX 3060 Ti以上 |
3Dアバター使用時は高性能が望ましい |
|
ストレージ |
SSD 1TB以上 |
ゲーム・配信ソフト・アバターデータ保存用 |
配信スタイルによって必要スペックは異なります。
雑談や歌配信ならi5クラスで十分ですが、ゲーム配信やクリエイティブ用途ではi7やRyzen 7、32GBメモリが安定します。
結局のところ、性能が高いPCほど配信の安定性は増し、視聴者に快適な環境を提供できます。
活動内容や予算に応じて、適切なPCを準備しましょう。
VTuberを始めるには、安定した高速のインターネット回線が欠かせません。
回線が不安定だと映像や音声が途切れ、配信の信頼性を損ないます。
有線接続の光回線を選べば、安定した配信が可能になります。
主な回線環境と特徴をまとめると以下のとおりです。
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回線種別 |
特徴 |
推奨度 |
|
光回線 |
高速かつ安定。配信に最適 |
◎ |
|
有線LAN |
Wi-Fiより安定。可能なら必須 |
◎ |
|
Wi-Fi |
手軽だが電波状況に左右されやすい |
△ |
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予備回線(モバイルルーター等) |
回線トラブル時のバックアップ |
○ |
配信中に回線が切断されると、視聴者が離脱するリスクがあります。
そのため、光回線を基本とし、Wi-Fi利用時は有線を併用し、さらに予備回線も確保しておきましょう。
VTuber活動では、Webカメラはアバターの動きをトラッキングするために欠かせない機材です。
カメラが表情や顔の動きを読み取り、キャラクターに反映させることで、自然な配信が可能になります。
性能が高いほど精度が向上しますが、初心者であれば一般的なモデルでも十分始められます。
Webカメラを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
|
項目 |
推奨条件 |
補足 |
|
解像度 |
720p以上 |
高画質で滑らかな映像を実現 |
|
フレームレート |
60fps以上 |
自然な動きの再現に有効 |
|
トラッキング精度 |
表情や細かい動きに対応 |
配信の臨場感を高める |
|
価格 |
数千円程度から |
初心者は手頃なモデルで十分 |
具体的な機種としては、初心者向けの「Logitech C310N」や「Buffalo BSW305MBK」、画質を重視する方におすすめの「EMEET C960」があります。
配信スタイルに合ったWebカメラを選べば、VTuberとして必要な動きや表情を十分に表現できるでしょう。
VTuber活動では、音声をクリアに届けるためにマイクとオーディオインターフェースが必要です。
映像がきれいでも、音質が悪いと視聴者は離れてしまいます。
特に雑談や歌配信を行う場合、音声の品質が配信全体の印象を左右するので注意しましょう。
マイクとオーディオインターフェースの特徴をまとめると以下のとおりです。
|
機材 |
特徴 |
|
マイク |
・声をクリアに収録 ・USB式は簡単 ・XLR式は高音質 |
|
オーディオインターフェース |
・マイク音声をPCへ変換 ・音質向上や音量調整が可能 |
予算に応じて選び方も変わります。
配信頻度や活動内容に応じて、マイクも選んでいきましょう。
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エントリーレベル |
USBマイクのみで約5万円程度から |
|
スタンダード |
XLRマイク+オーディオIFで10〜15万円程度 |
|
ハイエンド以上 |
スタジオ品質の機材で20万円以上 |
音質の安定は配信の信頼感に直結します。
活動スタイルや予算に合わせて、マイクとオーディオインターフェースを準備しましょう。
VTuber活動では、照明などの演出機材の活用により構成される配信画面の印象を大きく向上できます。
映像が暗かったり影が強すぎたりすると、視聴者に見づらさや不快感を与えることがあります。
照明を整えれば、顔やアバターの表情がより自然に映り、全体の雰囲気も明るくなるでしょう。
主な照明機材の特徴は以下のとおりです。
|
機材 |
特徴 |
推奨用途 |
|
リングライト |
均一な光で顔を明るく映す |
雑談・歌配信 |
|
ソフトボックス |
柔らかい光で影を抑える |
長時間配信や収録 |
|
卓上ライト |
手軽に設置できる |
初心者の環境づくり |
演出機材は照明だけではなく、背景や小物も含まれます。
例えば、背景用クロマキー布を用意すると、配信画面に自由な背景を合成できます。
視聴者にとって心地よい配信環境をつくるためには、照明や演出機材の工夫が効果的です。予算や目的に合わせて、必要な機材を選びましょう。

VTuberは無料のツールやアプリを活用すれば、無料で始められます。
基本的な配信ソフトやアバター作成ツールには無料版があり、初期投資を抑えて活動を体験できます。
例えば、無料配信アプリや配布アバターを使えば、パソコンや高額機材を持っていなくても配信は可能です。
ただし、無料ツールはカスタマイズ性や安定性に制限があるため、本格的に活動する際には有料ソフトや機材への投資が求められます。
VTuberは無料でもスタートできますが、活動の目的や目指すクオリティに応じて段階的に環境を整えていくのが現実的です。
無料でVTuberを始めるには、アバターを用意する方法を理解しましょう。
無料で利用できる手段は複数あり、目的やスキルに応じて選択できます。
主な方法は、オリジナルを作成する、無料で配布されているモデルを活用する、アプリ内で手軽に作成するの3つです。
アバターの準備はVTuber活動の第一歩です。
自分に合った方法を選びましょう。
VTuber活動を始めるにあたり、もっとも手軽な方法の一つが「無料アバターを入手する」です。
多くのクリエイターが自作のアバターモデルをネット上で公開しており、誰でもダウンロードして利用できます。
特に BOOTH などの配布サイトでは、個性豊かなモデルが豊富にそろっており、費用をかけずに始めたい人におすすめです。
ただし、利用する際には 商用利用の可否やクレジット表記の有無 といった利用規約を必ず確認しましょう。
規約に従わず使用すると、思わぬトラブルを招くおそれがあります。
まずは無料のアバターを活用し、自分のイメージに合った表現ができるか試してみると良いでしょう。
アバターを自作すれば、自分だけのオリジナルVTuberキャラクターを表現できます。
無料で使える「VRoid Studio」などのツールを活用すれば、イラストが描けない人でも簡単に3Dアバターを作成できます。
例えば、VRoid Studioではプリセットをもとに外見を調整したり、テクスチャを変更したりすれば、自分のイメージに近いアバターを仕上げられるでしょう。
作成したデータは、VTube Studioや配信アプリなどでも利用可能です。
誰かが作ったモデルを使うのではなく、自分でデザインしたキャラクターで配信したい場合は、アバターの自作にチャレンジしてみましょう。
スマホアプリを使えば、PCがなくてもVTuber活動を始められます。
近年は、スマホだけでアバター作成から配信まで完結できるアプリが増えています。
カメラ機能を活用して、顔の動きや表情をリアルタイムに反映させる仕組みが整っており、操作も比較的シンプルです。
こうしたアプリは、特別な知識や機材がなくても使えるため、初心者でも導入しやすい点が魅力です。
ただし、カスタマイズ性や自由度はPCソフトに比べて制限される場合があります。
まずはスマホアプリでVTuberの雰囲気に慣れてから、必要に応じて本格的な機材を整えていくのが現実的です。

VTuberは、スマホアプリを活用しても作成が可能です。アプリによって作成できるVTuberのデザインが異なるので、自分が好むデザインができるものを選びましょう。
ここでは、VTuberを作る際におすすめのスマホアプリを5つご紹介します。
引用元:IRIAM
IRIAMは、バーチャルキャラクターを使った配信やコンテンツ作成をサポートするスマホアプリです。スマートフォンのカメラを利用してユーザーの顔の動きや表情をキャプチャし、リアルタイムでバーチャルキャラクターに反映できます。
ユーザーはアプリ内で提供されるさまざまなキャラクターオプションから選択できるので、一からデザインするのが苦手な方におすすめです。外見や衣装などをカスタマイズでき、自分だけのオリジナルキャラクターの作成が可能です。
アプリには、ほかのユーザーや視聴者とコミュニケーションを取る機能が備わっており、配信中のインタラクティブなやり取りができます。VTuber以外に、Vライバーとしての活動も両立したい場合に適しています。

引用元:REALITY
REALITYは、バーチャルキャラクターの制作や配信などができるスマホアプリです。簡単に利用できるユーザーインターフェースと多様な機能を備えており、はじめてVTuberとして活動する方におすすめです。
さまざまなアバターが用意されており、顔の特徴や髪型、衣装などをカスタマイズできます。簡単かつ個性的なバーチャルキャラクターを作成したい方にも適しています。
また、複数人でのコラボ配信が可能なので、有名VTuberやVライバーとのコラボがきっかけで、知名度が上がる可能性があるでしょう。

引用元:Mirrativ
Mirrativは、スマートフォンを使用したライブストリーミングと画面共有を可能にするスマホアプリです。アプリ上では、VTuberやVライバーなどのアバターのことを「エモモ」と呼ばれています。
エモモ作成では、表情やポーズ、細かいアクセサリまで自分好みのものでカスタマイズできます。選択できるアイテムが豊富にあるので、エモモのポーズや表情などが丸かぶりすることはないでしょう。
また、スマートフォンのカメラとマイクを使用して、自分自身の映像や音声を使って配信できます。声に自信がある方や、VTuberやVライバーの活動をきっかけに声優デビューしたい方におすすめです。

引用元:SHOWROOM V
SHOWROOM Vは、VRoid Hubと連携してアバターを作成できるスマホアプリです。VRoid Hubは、作成したアバターモデルを共有できるプラットフォームであり、ダウンロードするだけでSHOWROOM Vで利用できます。
SHOWROOM Vでは、アバターの外見や配信環境などのカスタマイズが可能です。この機能により、個性的な配信スタイルを作り出すことができます。
特別な機材などを用意せずに作成したアバターを使ってライブ配信を行えるので、VTuberとして活動する前に、Vライバーとしての知名度を上げることもおすすめです。

引用元:MakeAvatar
MakeAvatarは、自分のバーチャルアバターを作成し、簡単にバーチャル活動を開始できるスマホアプリです。顔の形や髪型、目の色、衣装など、豊富なカスタマイズオプションが提供されているので、独自のキャラクターを簡単に作成したい方におすすめです。
アバターを作る際、まずXMarketで自分好みのモデルを購入する必要があります。そのあと、MakeAvatarでカスタマイズして、理想のアバターに仕上げていきます。
またXMarketで扱われているモデルは、7頭身や8頭身などの実際の人と同じ頭身サイズのものや、2頭身や3頭身ほどのちび化体(けたい)などがあり、絵のタッチが異なります。

VTuberとして活動するには、自分のスタイルに合った配信サイトを選ぶことが大切です。
配信サイトごとに、利用者層や配信形式、収益化の仕組みなどに違いがあります。
雑談中心の配信に向いているサイトもあれば、ゲーム実況に特化したプラットフォームもあります。
どのサイトを選ぶかによって活動のしやすさやファンとの関係性にも影響するため、配信環境を整えると同時に、配信先の選定にも目を向けてみましょう。

VTuberとして広く活動したいなら、YouTubeは有力な配信先のひとつです。
世界中にユーザーを抱えるプラットフォームであり、配信の自由度や収益化の仕組みが整っていることから、多くのVTuberが利用しています。
ライブ配信だけではなく、アーカイブやショート動画を活用すれば、継続的に視聴者を増やしていけるでしょう。
YouTubeの特長として、以下のような点が挙げられます。
・世界中の視聴者にリーチできる
・投げ銭や広告による収益化が期待できる
・アーカイブ機能で配信を残せる
・コメント欄やメンバー機能で交流できる
・簡易的な動画編集もYouTube Studioで対応できる
配信を始めるには、GoogleアカウントでYouTubeチャンネルを作成し、OBSなどの配信ソフトを連携させます。
あわせて、アバターやマイク・カメラを準備し、配信前にテストを実施しましょう。
活動の幅を広げたい方にとって、YouTubeは魅力的な選択肢です。

ゲーム配信をメインに活動したいVTuberにとって、Twitchは相性のよい配信プラットフォームです。
もともとゲーム実況に特化して成長してきたサービスであり、VTuberとしての活動も受け入れられやすい傾向があります。
YouTubeなどに比べて収益化の条件が緩やかで、活動を始めやすいのも特徴です。
Twitchには、以下のようなメリットがあります。
・他の配信サービスに比べて、収益化までのハードルが低め
・ゲーム実況文化が根付いており、視聴者層もマッチしやすい
・リアルタイムでのチャットや投げ銭など、交流機能が充実している
一方で、以下のような注意点もあります。
・配信者が多く埋もれやすい
・非ゲーム系の活動には不向きな場面もある
ゲームが好きな方や、すでに実況経験がある方にとっては、Twitchは活動を始めやすい配信サイトです。

X(旧Twitter)を活用しているVTuberにとって、ツイキャスは親和性の高い配信サービスです。
スマホやPCだけで簡単に配信できるうえ、配信開始と同時にXに自動告知される機能があるため、フォロワーとのつながりをそのまま配信へと広げられます。
ツイキャスの主な魅力は以下のとおりです。
・難しい準備がなく、誰でもすぐに配信をスタート可能
・Xとの相性が抜群
・お茶爆などの投げ銭やメンバーシップで、収益可能
特に、Xをメインに活動している方や、これから配信を試してみたい初心者VTuberにおすすめのサービスです。
Xと自動連携できることで、すでに持っているフォロワーを配信に誘導しやすく、スタート直後から視聴者を確保しやすい環境が整っています。
機材や専門知識がなくてもスマホひとつで配信できる手軽さは、初配信のハードルを大きく下げてくれるでしょう

VTuber活動におすすめの配信サイトとして、ニコニコ生放送は根強い人気を持つ老舗プラットフォームです。
特に「カスタムキャスト」や「N Air」といった公式ツールを活用すれば、スマホやPCから手軽にアバター配信を始められる点が魅力です。
雑談・ゲーム・お絵かきなど多ジャンルに対応している柔軟さもあり、自分らしいスタイルで配信を展開できます。
視聴者とのリアルタイムなやりとりが盛んで、コミュニティの形成やファンとの距離感の近さもニコニコ生放送ならではの強みです。
ニコニコ生放送の主な特徴は、以下のとおりです。
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アバター配信の始めやすさ |
スマホ×カスタムキャストで配信可能 |
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配信ジャンルの幅広さ |
雑談・ゲーム・お絵かきなど多彩なスタイルに対応 |
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コメント文化が活発 |
視聴者と双方向にやりとりできる設計 |
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収益化も可能 |
条件を満たせば、投げ銭やサブスク機能も利用可能 |
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PC・スマホ両対応 |
デバイスを選ばずに配信・視聴可能 |
アバター配信を中心に活動したい方や、リスナーとの交流を大切にしたいVTuberにとって、ニコニコ生放送は魅力的な選択肢です。

VTuberとして活躍したい方は、まずどのようなVTuberが実際に存在するのか確認しましょう。どのようなジャンルで活動しているか、動画のネタなどを参考にすると良いでしょう。
ここでは、有名なVTuberを10人ご紹介します。以下でご紹介するチャンネル登録者などの情報は、2023年12月時点のものです。

キズナアイさんは、Activ8株式会社により制作されたVTuberです。外見年齢は16歳で、身長は156cm、体重は約46kg、スリーサイズは85cm/59cm/83cmと詳細に設定されています。
YouTubeでは、登録者数が300万人以上、動画の本数が1,223本に到達しています。主に、歌ってみた動画の投稿などで音楽活動を行っており、音楽番組への出演歴もありました。
自身が作詞したオリジナル曲も出しており、日本だけではなく、海外でも注目されています。キズナアイさんのファン層は、30%が日本人で残りの70%が海外の方だといわれています。

引用元:YouTube「Gawr Gura Ch. hololive-EN」
Gawr Guraさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。イラストレーターとして活動している甘城なつきさんがデザインしたキャラクターで、「サメちゃん」という愛称で呼ばれていることが多いです。
YouTubeでは、登録者数が441万人以上、動画の本数が501本に到達しています。主に、ゲーム実況をライブ配信で行っており、再生回数100万回を超える動画が多々あります。
はじめはXで活動をはじめましたが、2020年9月にYouTube上ではじめてライブ配信を行いました。YouTubeでの活動をはじめて1か月ほどで登録者数100万人を達成し、2022年6月には400万人を突破しています。

宝鐘マリンさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。宝鐘海賊団の船長を名乗っており、愛称は「船長」です。
YouTubeでは、登録者数が289万人以上、動画の本数が1,143本に到達しています。ゲーム実況や歌ってみた動画の投稿をメインに行っており、ほかの有名VTuberとコラボした動画もいくつかあります。
イラスト制作を得意としており、プロイラストレーターとコラボしてイラスト配信を行ったり、Xでイラストを投稿したりしています。またスマホアプリである妖怪ウォッチぷにぷにでは、コラボイベント期間にゲーム内キャラクターとして出演した経験がありました。

兎田ぺこらさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。バニーガールをモチーフとしたうさ耳が特徴で、寂しがりやな性格をしています。愛称は、「ぺこーら」などです。
YouTubeでは、登録者数が238万人以上、動画の本数が1,536本に到達しています。主にゲーム実況を行っており、そのほかMVやYouTuberとのコラボ動画などもあります。
語尾や文中に「ぺこ」をつけたり、独特な笑い声をしたりするところが特徴です。先ほどご紹介した宝鐘マリンさんとは同期であり、コラボ配信を行うことが多々あります。

引用元:YouTube「filian」
filianさんは、どの事務所にも所属していない海外のVTuberです。アメリカで活動しているVTuberともいわれています。
YouTubeでは、登録者数が237万人以上、動画の本数が811本に到達しています。ゲーム実況をメインに活動しており、ライブ配信よりも動画投稿に力を入れています。
YouTube以外のSNSでも、10万人や20万人を超えるフォロワーを獲得しているので、幅広いプラットフォームで注目されているといえるでしょう。

引用元:YouTube「Mori Calliope Ch. hololive-EN」
Mori Calliopeさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberで、ホロライブEnglishの初期グループであるMythのメンバーです。大人びた声が特徴で、愛称は「カリ」です。
YouTubeでは、登録者数が231万人以上、動画の本数が935本に到達しています。2020年9月にVTuberデビューしており、Mythのメンバーのなかでは最も早いです。
音楽活動も行っており、もともと「森美声」という芸名で活動していました。デジタルシングルやアルバムを多数出しており、歌手のひとりとしても注目されています。

白上フブキさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。恥ずかしがり屋でおとなしい性格が特徴で、ファンの愛称は「すこん部」です。
YouTubeでは、登録者数が225万人以上、動画の本数が2,217本に到達しています。カバー株式会社が開催した専属VTuberオーディションで募集が行われたことをきっかけに、XやYouTubeでの活動をはじめました。
また「りばあす」や「探偵はもう、死んでいる。」などのテレビアニメに出演したり、ラジオ番組に出演したりと、YouTube以外のメディアでも活躍しています。

引用元:YouTube「Kobo Kanaeru Ch. hololive-ID」
こぼ・かなえるさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。
YouTubeでは、登録者数が224万人以上、動画の本数が388本に到達しています。2022年3月から活動をはじめたばかりですが、2023年12月時点ですでに220万人を突破しており、これからも伸び代のあるVTubertといえるでしょう。
またホロライブプロダクションでは、音源をいくつかリリースしています。グループで歌っているものもあれば、ひとりで歌っているものもあり、歌手としての注目度も上がるでしょう。

戌神ころねさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。見た目は、イラストレーターとしてさまざまなイラストを手掛けてきたフカヒレさんがデザインしています。
YouTubeでは、登録者数が206万人以上、動画の本数が919本に到達しています。2019年からVTuberとしての活動をはじめており、VTuberのなかではデビューするのが早いほうです。
また「日常侵食リアルホラーつぐのひ」「妖怪ウォッチぷにぷに」「メガトン級ムサシX」などのゲームに出演したり、「妖怪ウォッチ♪」のテレビ番組に出演したりしたことがあります。VTuber以外の活動の幅が広いので、これからもメディアに出演する機会が増える可能性があるでしょう。

星街すいせいさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberで、バーチャルアイドルとしても活動しています。Midnight Grand Orchestraのメンバーとしてはトイズファクトリーに所属しており、愛称は「すいちゃん」です。
YouTubeでは、登録者数が203万人以上、動画の本数が723本に到達しています。ゲーム実況をライブ配信したり、歌ってみた動画を投稿したりしています。
また、音楽活動やイラスト・デザインの作成、動画編集なども行っています。星街すいせいさんのデビュー4周年のYouTubeライブで披露された楽曲は、スマホゲームである「太鼓の達人★新曲取り放題!」に収録されており、聞いたことがある方やすでに知っている方もいるでしょう。

VTuberとして活動を続けるうえで「どうやって収益につなげるか」は多くの方にとって大切なテーマです。
現在は、投げ銭やグッズ販売、サブスク、企業案件など、多様な収益化手段があり、配信スタイルや活動の規模に応じて選択肢も広がっています。
ここでは、VTuberが収入を得る主な方法をわかりやすく整理し、それぞれの特徴や向いている場面を紹介します。
VTuberにとって、配信活動は最も身近で王道の収益化方法です。
特にライブ配信では、リアルタイムのコメントや反応を通じてファンと交流できるため、視聴者とのつながりを深めながら、投げ銭(ギフティング)やメンバーシップといった形で収益を得ることが可能です。
手軽なプラットフォームを選べば、スマホひとつでも配信ができ、初心者でも始めやすいため、配信スタイルや配信頻度に応じて、収益の伸ばし方も工夫できます。
配信活動が収益につながる主な理由は、以下のとおりです。
・投げ銭やスーパーチャットでリアルタイムの支援が受けられる
・メンバーシップを通じて定期的な収入が得られる
・ファンとの交流を深めることで、応援の気持ちが収益に反映されやすい
特に活動初期は、視聴者との距離が近いライブ配信を活用すれば、認知拡大と収益化を同時に目指せる点が大きなメリットです。
VTuberとして継続的に活動していくには、安定した収入源の確保も大切です。
その一つが、YouTubeやTwitchなどのメンバーシップ・サブスク機能を活用した制度です。
メンバーシップとは、視聴者が月額料金を支払うことで、限定のスタンプや配信、特典を受けられる仕組みであり、「応援したい」気持ちを、毎月の支援という形で受け取れるのが大きなメリットです。
メンバーシップ収入の主なポイントは、以下のとおりです。
・月額課金による安定した収益が得られる
・限定配信や特典を用意すればファンの満足度も向上する
・Twitchでは「サブスク」、YouTubeでは「チャンネルメンバーシップ」として利用できる
コアなファンが増えてくると、一人ひとりの支援が大きな支えになります。
最初から無理に始める必要はありませんが、活動に慣れてきたら検討しておきたい収益化手段の一つです。
VTuber活動では、オリジナルグッズの販売も収入源の一つです。
ファンにとっては「応援の気持ちを形にしたい」などの思いがあり、グッズはその受け皿になります。
例えば、缶バッジやアクリルスタンド、ボイス入りキーホルダーなど、自分のキャラクター性を活かした商品が人気です。
BASEやBOOTHなどの通販サービスを使えば、在庫管理や決済機能も簡単に整えられます。
まずはシンプルなデジタルグッズや受注生産グッズからスタートするのがおすすめです。
例えば、ボイスデータ・スマホ用壁紙・SNS用アイコンなどは在庫リスクがなく、制作と販売がスムーズに行えます。
BOOTHやSUZURIなどのプラットフォームを使えば、Tシャツ・マグカップ・トートバッグなどの受注生産グッズも手軽に販売可能です。
これなら在庫を抱える必要がなく、初期費用もかかりません。
はじめは「作って売る」ことに不安を感じるかもしれませんが、ファンが1人でもいれば、十分に成立します。
無理に大量の商品を用意するのではなく、「ありがとう」の気持ちを込めた一点ものから始めることで、ファンとの距離もぐっと近づくでしょう。

VTuberを作ろうとしている方は、現在抱えている疑問を解消しておきましょう。
ここでは、VTuberに関するよくある質問を4つご紹介します。
無料のソフトやオープンソースのツールを使用することで、無料でVTuberを作ることができます。自分ならではのVTuberを作りたい場合には、低予算でもハイクオリティなものが作れるものを活用すると良いでしょう。
YouTube自体無料で登録できるので、無料のソフトやアプリでVTuberを作ることで、初期費用ゼロでVTuberデビューができる可能性があります。
デザインのセンスがないと感じる方には、モデルやアクセサリなどを選択するだけで作れるソフトやアプリがおすすめです。
簡単にVTuberが作れるソフトやアプリは、直感的に操作できるものが多いです。そのため、ソフトやアプリを使い慣れるか不安な方にも向いているでしょう。
アイテムを選ぶセンスがないと感じる方は、はじめから充実している既成のモデルを使うと良いでしょう。費用がかかっても良い場合は、自分の希望を伝えて外部に制作を依頼することがおすすめです。
制作会社に依頼する場合、過程ごとに費用が発生します。
たとえば、キャラクターデザインは、12万円ほどが相場です。デザインのみで100万円以上かかるケースもあり、10万円以内に抑えられると安いと捉えられるでしょう。
2Dモデルを制作する場合、パーツ分け・モデリング・セットアップで30万円ほどが相場です。モデリングのみ行う場合でも、20万円以上かかると考えられます。
3Dモデルを制作する場合、70万円以上が相場で、なかには100万円以上かかった事例もあります。自分で一から制作したり、個人クリエイターに依頼したりすることで、費用削減につながるでしょう。
VTuberのグッズを制作し販売する場合、キャラクターが商用利用が可能であるかを確認する必要があります。
商用利用が許可されていないのにも関わらずグッズを販売してしまうと、著作権に触れてしまう恐れがあります。
VTuberはYouTuberと異なり、実際の姿を隠し、バーチャルキャラクターを通じてコンテンツを提供します。
VTuberの作り方には、ソフトを使って一から作る方法、モデルを購入する方法、外部に制作を依頼する方法があります。
また、イラストをパーツごとに切り分けて動かしやすくする、キャラクターに合ったボイスを選ぶ、さまざまなパターンのイラストを作成するなどのポイント押さえることで、失敗を回避できるでしょう。
ただし、イラストによって動かしづらい場合があるため、動きが不自然にならないよう注意が必要です。
VTuberの作成を検討している方は、成功するためにポイントや注意点を踏まえた上で、自分の納得のいくキャラクターを作り上げましょう。
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