辻井伸行

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2021年 11月4日、5日、7日


イタリア ミラノ

2021年 11月4日、5日、7日

イタリア ミラノ


2020年1月以来の海外公演となりました。このページの更新も久しぶりです。 コロナの世界的な感染拡大による影響で、とても多くの海外公演がキャンセル・延期となってしましました。こんなにも長い間海外への旅行が出来なくなるとは想像もしていませんでしたが、日本、海外共に様々な規制の緩和が始まったことで海外公演も再開する事が出来ました。日本出発前から検査を受け、ヨーロッパの衛生パスも事前に準備し、渡航中も日本での公演同様に感染対策を行いながらの旅行となりました。

今回はイタリアのミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団との共演となりましたが、この演奏会も本来は2020年に行う予定が延期となり、やっと今回実現する事が出来ました。指揮は、ロバート・トレヴィーノさん。何回も来日されたことがあり、日本の事をよくご存じで驚きました。 演奏曲目はショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番。トレヴィーノさんの指揮の下、アレッサンドロ・カルアーナさんが奏でるトランペット・ソロとの掛け合いを楽しんで演奏しました。久しぶりの海外公演で、オーケストラやソリストの皆さんとの共演は嬉しかったのですが、トレヴィーノさんから「ノブと共演できる日を何年も楽しみに待っていた。やっと夢がかなったよ」と言われ、この気持ちを知った時は本当に嬉しかったです。

ミラノのお客様から暖かい拍手を頂き、トレヴィーノさんにも促され、今回はアンコールを毎日2曲演奏しました。

1日目(11月4日)リストの《リゴレット・パラフレーズ》とショパンの《遺作のノクターン》
2日目(11月5日)ラフマニノフの前奏曲《鐘》とショパンの《革命》
3日目(11月7日) ショパンの《子守歌》とリストの《ラ・カンパネラ》