辻井伸行

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12年5月13日(スイス)

バーゼル

プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番をコンサートで演奏するのは初めてでしたが、世界屈指のクラリネット奏者でもある指揮者のマイケル・コリンズさんとバーゼル交響楽団の皆様と一緒に素晴らしい演奏ができました。

午前11時開演の「母の日特別コンサート」には1,200人ものお客様に来て頂き、プロコフィエフの演奏後は熱烈な拍手、歓声、足踏みまで加わって、大騒ぎに。
ドイツ語と英語をまじえ、震災後の復興支援に感謝する短いスピーチのあと、アンコールに「それでも、生きてゆく」を演奏。

演奏を終えてから鍵盤から手を放すまでの数秒間、
ホール全体が物音ひとつしない静けさに満たされたあと、
またしても大きな拍手に包まれました。