辻井伸行

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2016年4月25日(ロシア)

サンクトペテルブルク、マリインスキー・コンサート・ホール
ヴァレリー・ゲルギエフさん指揮、マリインスキー管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏しました。
このコンサートは、昨年の11月から12月にかけておこなったミュンヘン・フィルとの共演での演奏を高く評価して頂いて、実現したものです。
プロコフィエフ生誕125年記念祭と重なり、公式発表はコンサートの5日前になってしまいましたが、マリインスキーでは特に珍しいことでもないらしく(他のコンサートもいくつかは同じような調子です)、チケットは完売していました。
コンサートでは前半にプロコフィエフの交響曲第1番と第2番が演奏され、後半が「皇帝」。
満席のお客様からの総立ちの喝采と、ゲルギエフさんに促されて、アンコールは4曲演奏しました。
順に
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」の第2楽章、
リスト:ラ・カンパネラ
ラフマニノフ:パガニーニ狂詩曲第18変奏
ショパン:エチュード「革命」です。
マリインスキー・コンサート・ホールは4年ぶりでしたが、オーケストラやスタッフからあたかく歓迎されて気持ちの良い演奏会となりました。