辻井伸行

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2019年10月27日、28日

ドイツ ハンブルク

2019年10月27日、28日

ドイツ ハンブルク


ドイツのハンブルクを初めて訪れました。10月31日からの日本ツアーに先立っての公演です。会場はドイツでも最新のコンサートホール、エルプフィルハーモニーでケント・ナガノさんの指揮、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団とリストのピアノ協奏曲第1番を演奏しました。アンコールは28日のみベートーヴェンの《月光》より1楽章を演奏しました。公演終了後は今年の夏に共演した、指揮者のパトリック・ハーンさんがこの公演のためにわざわざ駆けつけてくれました。とても嬉しかったです。


会場のエルプフィルハーモニーはかつての倉庫を改装し、階数を高く増築し、その増築部分に新たにコンサートホールが設けられています。内部には出演者用のカフェもあり、楽屋もスタインウェイのピアノが備えられた快適な楽屋でした。


日本公演のリハーサルも兼ねていたため、午前中はエルプフィルハーモニーでリストのリハーサル、昼は練習、夜はオーケストラの本拠地である、ハンブルク州立歌劇場内のリハーサル室でベートーヴェンの《皇帝》のリハーサル…とエルプフィルハーモニーと歌劇場を往復する毎日でした。


ハンブルク州立歌劇場の遥か昔の首席指揮者は、かのグスタフ・マーラーであったり、更に遡ればベートヴェンの《エグモント》は昔の歌劇場が建てられた際のこけら落とし公演で演奏されています。この長い歴史と伝統を誇るオーケストラと共演出来る事、そして、その素晴らしいオーケストラと共に日本各地で公演できることを大変光栄に思っています。


ハンブルク・フィルハーモニ―管弦楽団 日本ツアーの情報はコチラ↓ https://avex.jp/classics/hamburg2019/