2019年9月14日
ルーマニア クルジュ
2019年9月14日
ルーマニア クルジュ
シビウから陸路で2時間半、クルジュの街で演奏会でした。こちらは日中こそ半袖でないと暑いのですが、夜は一桁台まで気温が下がります。秋の気配を通り越して夜は冬の気配を感じます。この日はきれいな月が出ていました。
900席近くある会場でしたが、沢山の方にお越しいただきました。今回、エネスク音楽祭で3回出演させていただきましたが、どの会場でもスタッフの皆さんの殆どはボランティアで活動されていました。音楽祭を支える皆さんの優しい心遣いを感じる毎日で、どの演奏会場でも楽しんで弾く事が出来ました。お世話になった現地の方々にお礼申し上げます。
プログラムは、
ドビュッシー:2つのアラベスク
ドビュッシー:映像第1集
ラヴェル:ソナチネ
ショパン:バラード全4曲
アンコールにはドビュッシーの《月の光》、リストの《ラ・カンパネラ》、ショパンの《ノクターン第20番 嬰ハ短調 (遺作) 》の3曲を演奏しました。
エネスク音楽祭の名前になっているルーマニアの作曲家、ジョルジェ・エネスクはルーマニアの紙幣、5レウの肖像画になっていることに気づきました。またこの音楽祭に出演できることを祈って、記念に持ち帰ることにします。