TAKURO YOSHIDA
menuclose

ラジオの青春

TAKEと会って来た


70年代のキャンパスフォ-クブ-ムの頃


彼やKITAJYOやOKAMOTO達みんな、ラジオ番組の構成作家という職業だった


正確な記憶ではないが・・TAKEとKITAJYOは文化放送、OKAMOTOがニッポン放送だった


3人3様の人生を進む事になるのだが・・2人はすでにアッチへ旅立ってしまった


 

 

今回ミニアルバム発売に合わせての通常的なプロモ-ションは行っていない


色々な番組からの、お誘いや取材の話しもあったが・・・すべてお断りさせていただいた


 

 

この頃、僕は就寝前にベッドに入ってワイアレスイヤホンでアメリカンオ-ルディ-ズや


好きだった海外ア-ティストのLive映像を30分くらい観る事が習慣になっている


E・プレスリ-の「In・Hawaii」Liveでの、特にバンドのギタリストだったジェ-ムス・バ-トンの


フェンダ-テレキャスタ-によるロックンロ-ルが大好きなのだ


ある夜「たまには自分の昔のLiveでも観てみるか・・」と、収録した日やオンエア等は記憶に無いが


NHKの101stでの瀬尾一三とのビッグバンドLiveを観ていたら・・TAMUJINとTAKEと僕とで


70年代の写真を見ながらト-クしているシ-ンがあった(まったく記憶していない)


「お-そうか・・TAKEともずいぶん久しく会ってないなあ」と思った時に・・決めた


「同い年だったな・・会っとこうかな」


 

 

久しぶりに会った・・ような・・気がしない・・のは・・何故か・・


彼が現役感を持っているからだ、と、すぐに気がついた


「懐かしい」とか「元気でしたか?」という、お決まりの感覚というのは


まさに「あの頃を思い出しながら」の「ご無沙汰」な空気が支配して生まれると思う


お互いに「あの頃は考えた事も無かった」であろう・・現在を生きている


この言葉が適切かどうか・・だが・・あえて使おう「したたかに」


 

 

帰り際にTAKEが「これは以前にTAMUJINが僕に資料としてくれた拓郎の古い写真です」と言って


数枚の画像をくれた・・瞬間に「アッ!今やってる連載エッセイで使おう」と思った


ので・・以下に数回で掲載する・・が・・どれをとっても・・「いつ、どこで撮影したものなのか?」


・・さっぱり覚えがありません(大笑)


今日の1枚・・もしかしたらタムジン・シブヤマネ-ジャ-・シュウエイシャ担当・ヨ-ロッパ駐在員で


ロ-マとスペインで撮影を行ったジ-ンズのCM撮影・・かも・・背景の家並みがそれ風に見える?


続きは次回・・・・


      2024年11月7日  拓郎