僕のマウイ島loveは、大げさではなく「生きる歓び」に通じる何か?を発見できた場所である
人間には「その人に合った居場所」というのが存在するように思う
マウイ空港に降りたった瞬間に「あ!ここだ!この酸素・・好き」と直感した瞬間があったのだ
上京してから現在まで、僕は約13回の引っ越しを体験している
僕は自分にとって「本当に心やすまる、健全な魂で過ごせる、そこにある酸素を信じて吸い込める」
少し大げさだが、そんな場所に「うえていた」ような気がするのだ
もともと戦後の日本が心も物資も飢餓状態の中で鹿児島の田舎に産声をあげたところから全ては始まった
生まれた大口という所から小学入学で谷山という町への引っ越しを最初に経験する
小学3年からは貧困はそのままに、当時の僕にとっては異文化とも感じられる広島での日常が待っていた
広島でも3回の引っ越しがあった・・・そして上京・・・今に到る
引っ越しの度に「ここじゃない」を感じていたようだが・・しかし、こればかりは・・住んでみないと・・である
色々な「心が荒れる」要素を体験しながら・・繰り返していた引っ越しだったが
現在の住所に「すでに20数年」住み続けている事実は、僕にとっては奇跡的とも言える長期定住である
「鹿児島で生まれて広島で育って東京で暮らすようになった僕の人生で最長だよ」
とkayoさんに話すと「東京生まれだから、そんなにアッチコッチ引っ越してはいないけど
私もここが最長の住所になってるよ」と笑った
・・そうか・・我々二人にとっても「ここが最も心が落ちつく場所」って事なんだな
「永遠」は存在しないけど・・私達にとって・・今は「ここ」が似合っている、という事のようである
マウイ島を知る前は僕も、ハワイとは「ワイキキのあるオアフ島」の事だと思い込んでいた
マウイ島やハワイ島、そしてカウアイ島に関する知識がゼロだったのだから仕方ないのだが
実はオアフ島でも、僕の求めるラグジュアリ-で閑静な空気感たっぷりの優雅なホテルがあるのだ
1つはワイキキの目抜き通り「カラカウア通り」から歩いて2分のビ-チフロントに建つ「ハレクラニホテル」
カラカウア通りには有名なブランド店からロ-カルな人気店まで多くのショッピングとレストランが
数多く並び建っているので、ロ-カルの人・・と言うより海外からの観光客で常に賑わいをみせている
その通りからチョット横道に入った場所にあるハレクラニホテルは、その賑わいがウソのように静かで
しかも、まさにビ-チフロントなので、波の音が聞こえる素敵な老舗のホテルだ
ワイキキビ-チ沿いには他に「モアナサ-フライダ-ホテル」と「ロイヤルハワイアンホテル」が
老舗でありラグジュアリ-なホテルとして昔から有名だ
この2つのホテルは歴史的にもワイキキビ-チの文化と共に存在したホテルなので
何度かのリニュ-アルをしながらも、どこかアンティ-クな香りのする部屋の雰囲気は
そういう趣味指向の方々には文句なしの滞在となる
ただし・・我が家は・・ハレクラニが好き!派で・・ワイキキに宿泊するなら絶対にハレクラニと決めていた
ワイキキの賑わい・・を好都合とは思わないで、もっと静寂を愛しながらのハワイを感じたい人には
そこから車で20分くらいの所に「カハラ地区」という高級住宅や別荘が立ち並ぶ町がある
その、これもビ-チ沿いに「カハラホテル」は静かに存在する
周辺には「何も無い」・・隣が有名なハワイアンオ-プンが行われるゴルフコ-スだが
ワイキキのように車や人が行き交う景色はまったく無い
ここに滞在する人は、基本的にはホテル内でのリゾ-トを好む人たちで
ビ-チもワイキキと違いプライベ-トビ-チとなっているから、海と砂浜を独り占め感なのだ
日本人観光客は概ねショッピングが好きだからワイキキビ-チに近いホテルを選ぶ人がほとんどで
ワイキキなら、有名なアラモアナ・ショッピングセンタ-へも車で10分と便利という事になる
しかしカハラホテルに滞在するとなるとアラモアナセンタ-までは遠いと感じるのだが・・大丈夫!
カハラ・モ-ルというアラモアナに匹敵するショッピングモ-ルがあり、こちらはちょっとハイソ感もある
それこそワイキキの喧騒を逃れた滞在を目指すならカハラホテルという選択は素敵なのである
*画像はカハラホテルのプライベ-トビ-チで遊ぶ僕
それはそうと・・・今回のエッセイはあきらかに「ハワイ旅行のすすめ」みたいな内容になった・・・事に
今!気がついた・・このペ-ジのタイトルは「ラジオの青春」だった事を・・すっかり忘れて書いてしまった
それくらい・・ハワイが好き・・って・・事で・・お許し願いたい・・アロハ&マハロ
夏の猛暑も消えたようで・・しばらく息抜き気分・・脱線したまま進みたいと思う
2024年10月2日 拓郎