制作裏話「拓郎メモ」とは。

みなさま、こんばんは。

音源制作の方は、今週から久しぶりに鳥山さんのプライベート・スタジオに戻り、
本当に最後のミックス・ダウンの作業に取りかかっております。
拓郎さんも以前と同様この工程ではリモートでの作業となります。

そしてそんな中、知る人ぞ知る、吉田拓郎制作裏話をひとつ。
(とは言いましても拓郎さんとお目にかかって10年足らずですので、以前から有名な話でしたらスイマセン。）

ライブのリハーサルでもよく見られた光景ですが、
拓郎さん、その日の作業の音源をご自宅でチェックされ、
次回の作業時に項目ごとにまとめらたメモを何枚も持ってスタジオ入りされるのです。

そして、そのメモに書かれた内容をひとつずつクリアしては、
その場でゴミ箱に捨てるという…、
本当に几帳面なのです。

レコーディングにおいては、
手書きの歌詞カードが何度も修正で書き換えられていたり…、
試してみたいことを忘れてしまわないようにびっしり書き込まれていることもあります。
ただボーカル・レコーディングが終わるとメモ同様、
「はい、この曲は終了!!」といった感じで足元のゴミ箱に、その貴重な手書きの歌詞カードが捨てられていくのです。

はい！
わたくし、みなさまの為に、そんな普通では絶対に見られない、
拓郎さんも捨てたはずで、誰にも見られないと思っている歌詞カードとメモを、
ストーカーのごとし毎回ゴミ箱から救出しておりました。
そして思い切って無許可で本邦初公開させていただきます。

本日から明日にかけて、いよいよアルバムの情報解禁です。
ですが、ジャケット写真の公開のみ、もうしばらくお待ちください。
光一さんに書いていただいた題字とあわせて、近日中に公開させていただきます！