映像の世紀コンサート

貴重な記録映像と圧巻の生演奏による新しい「映像の世紀」
大スクリーン×加古 隆のピアノ&オーケストラ生演奏

映像の世紀コンサート<br>映像、それは人類の記憶。<br>映像に込められたメッセージは、時に、世界を引き裂き、底知れない憎悪を生み出しています。<br>しかし一方で、映像は、時空を超えて、人々をつなぎます。

音楽と映像がとても深いところで一体化して、見る人、聴く人に迫ってくるこのコンサートは、感動の力が通常のコンサートや通常の映像の鑑賞では想像できないほどの力でみなさんの心に押し寄せてきます。
それが何といっても最大の見どころ、聴きどころです。
その感動を、ぜひ多くのみなさんに体験していただきたいと思います。
────加古 隆

映像の世紀コンサート

動く映像が誕生してから100年余り。王朝時代の貴重な映像、第一次、第二次世界大戦、ベトナム戦争、そして現代の悲劇的な出来事や、未来への希望を願う映像など、世界中のカメラマンが、命がけで撮影してきた映像の数々は、決して忘れてはならない、人類が蓄積した莫大な「記憶」です。
「映像の世紀コンサート」では、1995年から1996年にかけて放送された「映像の世紀」と、2015年から2016年にかけて放送された「新・映像の世紀」のために、世界中から収集された莫大な歴史的映像を、加古 隆が作曲した名曲の数々に合わせて、コンサートで上映するために、歴史の流れに沿って再編集した特別な映像が使用されます。
また本公演では、アンコールとして、現在放送中の「映像の世紀バタフライエフェクト」のために加古隆が書き下ろした楽曲に合わせて、新たなコンセプトによる映像作品を追加上映いたします。
このコンサートでしか見ることのできない貴重な特別映像は、ステージ上に設置された大スクリーンで上映され、テレビとは比較にならない大迫力で、加古 隆と大オーケストラが熱演する音楽と一体となって見る者の心にダイレクトに迫ってきます。
ご覧になった多くの聴衆のみなさんが『今までに経験したことのない深い感動』との感想を残される、このコンサートならではの感動体験を、ぜひあなたも会場で一緒に分かち合ってください。

公演スケジュール

公演日
(2025年)
会場 開場時間 開演時間 出演者 発売日 お問い合わせ
12月3日
(水)
【京都】ロームシアター京都
メインホール
15:15 16:00 ピアノ:加古 隆
指揮:沼尻竜典
管弦楽:京都市交響楽団
ナレーション:山根基世
9月28日(日) キョードーインフォメーション
0570-200-888
(12:00-17:00 ※土日祝休み)
12月16日
(火)
【東京】サントリーホール 大ホール 18:15 19:00 ピアノ:加古 隆
指揮:下野竜也
管弦楽:NHK交響楽団
ナレーション:山根基世
7月26日(土) チケットスペース
03-3234-9999
12月21日
(日)
【山形】やまぎん県民ホール 13:15 14:00 ピアノ:加古 隆
指揮:太田 弦
管弦楽:山形交響楽団
ナレーション:山根基世

[ 室内オーケストラ版]
11月2日(日) やまぎん県民ホールチケットデスク
023-664-2204

プロフィール

  • 加古 隆

    加古 隆(作曲家・ピアニスト)

    東京藝術大学・大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に進み、オリヴィエ・メシアンに師事。現代音楽の勉学途上、1973年のパリでフリージャズ・ピアニストとしてデビューするという特異な経歴を持つ。76年に最高位の成績で音楽院を卒業。帰国後はオーケストラや様々な分野の作品、映画音楽、ドキュメント映像の作曲も数多く、ピアニストとしての音色の美しさから「ピアノの詩人」とも評される。2016年度(第68回)日本放送協会 放送文化賞を受賞。2023年がパリでのデビューから50周年となり、記念アルバムとして自選映像音楽集「KAKO DÉBUT 50」をエイベックスから発表。

  • 沼尻竜典

    沼尻竜典 (指揮者)
    ※12/3京都公演に出演

    神奈川フィル音楽監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督。ベルリン留学中の1990年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。国内外で数々のポストを歴任。ドイツではリューベック歌劇場音楽総監督を務め、オペラ公演、リューベック・フィルとのコンサートの双方において多くの名演を残した。ケルン、ミュンヘン、ベルリン、バーゼル、シドニー等の歌劇場へも客演。16年間にわたって芸術監督を務めたびわ湖ホールでは、ミヒャエル・ハンペの新演出による《ニーベルングの指環》を含め、ワーグナーの主要10作品をすべて指揮。14年には横浜みなとみらいホールの委嘱でオペラ《竹取物語》を作曲・初演、国内外で再演されている。17年紫綬褒章受章。

  • 太田弦

    太田弦 (指揮者)
    ※12/21山形公演に出演

    94年札幌市生まれ。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。東京藝術大学大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を修了。2015年第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞。第30回(22年度)渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。25年第 23 回 齋藤秀雄メモリアル基金賞を歴代最年少で受賞。指揮を尾高忠明、高関健の両氏、作曲を二橋潤一氏に師事。山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィなどの各氏のレッスンを受講。22年3月まで大阪交響楽団正指揮者を務める。23年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者、24年4月より九州交響楽団首席指揮者に就任。

  • 下野竜也

    下野竜也 (指揮者)
    ※12/16サントリーホール公演に出演

    NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、広島交響楽団桂冠指揮者。鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール、2001年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。国内主要オーケストラに定期的に招かれる一方、チェコ・フィル、バルセロナ響をはじめとした国際舞台でも活躍。これまでに読売日本交響楽団正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者、広島交響楽団音楽総監督を歴任。東京藝術大学、東京音楽大学にて後進の指導にあたる。齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、有馬賞、広島市民賞、中国文化賞など受賞多数。

  • 京都市交響楽団

    京都市交響楽団 
    ※12/3京都公演に出演

    1956年、京都市が「京都の新たな文化財」として構想し、創立。日本で唯一、自治体が設置し、運営に責任を持つ。<身近な存在として、市民に愛され誇りとされる><文化芸術都市・京都の象徴となる>オーケストラを目指している。京都コンサートホールでの定期演奏会をはじめ、小中学生を対象とした音楽鑑賞公演、0歳から楽しめる演奏会、アウトリーチ活動、若い人達への楽器講習会など、多彩な活動を行っている。2023年常任指揮者に沖澤のどか、2024年首席客演指揮者にヤン・ヴィレム・デ・フリーントが就任。2026年には創立70周年を迎え、<世界に向けて最高の音楽を発信し続ける>オーケストラとしてさらなる発展を目指す。

  • 山形交響楽団

    山形交響楽団 
    ※12/21山形公演に出演

    1972年、東北初のプロ・オーケストラとして誕生。東京・大阪での「さくらんぼコンサート」など年間約150 回の公演を実施している。2007年~2015年「アマデウスへの旅」(モーツァルト交響曲全曲演奏会)を開催。2008年アカデミー賞映画「おくりびと」に出演。2020年より「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」を、2022年には「演奏会形式オペラシリーズ」をスタートし、新たな魅力を発信している。2023年12月からは、動画配信サービス「U-NEXT」での映像配信を開始。常任指揮者 阪哲朗、首席客演指揮者 鈴木秀美、ミュージック・パートナー ラデク・バボラーク、創立名誉指揮者 村川千秋、桂冠指揮者 飯森範親。

  • NHK交響楽団

    NHK交響楽団 
    ※12/16サントリーホール公演に出演

    1926年創立。1951年、日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。以来、今日に至るまで世界一流の指揮者・ソリストたちと共演。2026年に創立100年を迎える。世界最高峰の舞台でも活躍し、2025年5月には「マーラー・フェスティバル」(アムステルダム)などへの招待に合わせ、ヨーロッパでツアーを行った。現在、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを行い、その演奏は、NHKの放送や公式YouTubeチャンネルなどを通じて全世界にも紹介されている。また社会貢献として、全国の学校を訪問する「NHKこども音楽クラブ」、被災地や病院に安らぎと元気を届ける室内楽コンサートなど、多彩な活動を行っている。

  • 山根基世(ナレーション)

    山根基世(ナレーション)

    早稲田大学卒業後、NHKに入局。多数の番組、ニュース、ナレーションを担当。2005年、女性として初のアナウンス室長。2007年、NHK退職後は、朗読を手掛かりとして「子どものことば」を育てることを目的に、地域作りと言葉教育を組み合わせた独自の活動を続けている。テレビ朝日「徹子の部屋」、日本テレビ「世界一受けたい授業」出演をはじめTBS「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」ナレーションなど、民放の番組も担当。2018年から3年間、「声の力を学ぶ連続講座」を主宰。今年で9期目となる「朗読指導者養成講座」を開講中。

これまでの公演

公演日 開催地 出演者
2016年
9月10日(土)昼・夜
【東京】
Bunkamuraオーチャードホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:日本フィルハーモニー管弦楽団
ナレーション:進藤晶子
2017年
7月12日(水)
【栃木】
栃木県総合文化センター
~加古隆クァルテット・バージョン~
加古隆クァルテット
加古隆 (Pf.)・相川麻里子 (Vn.)・南かおり (Va.)・植木昭雄 (Vc.)
シンセサイザー:羽毛田丈史
ナレーション:山根基世
2017年
9月2日(土) 昼・夜
【東京】
Bunkamuraオーチャードホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2018年
9月17日(月・祝)
【大阪】
フェスティバルホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2019年
1月30日(水)
【東京】
NHKホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2019年
9月1日(日)
【広島】
上野学園ホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:広島交響楽団
ナレーション:山根基世
2021年
9月23日(木・祝)
【東京】
すみだトリフォニーホール
<令和2年度文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2022年
2月13日(日)
【北海道】
札幌コンサートホールKitara大ホール
<令和2年度文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:札幌交響楽団
ナレーション:山根基世
2022年
6月10日(金)
【東京】
サントリーホール 大ホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2022年
6月26日(日)
【長崎】
長崎ブリックホール
<文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:広島交響楽団
ナレーション:山根基世
2022年
11月13日(日)
【愛知】
愛知県芸術劇場大ホール
<文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:中部フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2023年
3月3日(金)
【東京】
Bunkamuraオーチャードホール
<文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:下野竜也
管弦楽:NHK交響楽団
ナレーション:山根基世
2023年
10月8日(日)
【石川】
石川県立音楽堂コンサートホール
ピアノ:加古隆
指揮:岩村力
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
ナレーション:山根基世
2024年
7月3日(水)
【東京】
サントリーホール
<文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:秋山和慶
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2024年
7月15日(月)
【大阪】
フェスティバルホール
<中学生・高校生 無料招待>
ピアノ:加古隆
指揮:沼尻竜典
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ナレーション:山根基世
2025年
5月2日(金)
【兵庫】
兵庫県立芸術文化センター KOBELCOホール
<文化庁 子供文化芸術活動支援事業>
ピアノ:加古隆
指揮:下野竜也
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
ナレーション:山根基世

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