☆「ボロボロのスニーカーとFREEDOM」本人解説☆

「自らノーツして感じたこと。」

今作の最大のテーマはやっぱし「FREEDOM」。自由にアルバム書きたいっていつも思ってるんですが、自由に書こうって思ってる時点で自由じゃないんすよね。もっと空気を吸って吐くようにメロディが書けたら素晴らしいです。振り返って思ったのがなかなか今回は作戦通りに出来たんじゃないかな。つまりセルフプロデュースでやってるんですが以外に冷静に作れたんじゃないかなぁと。
冷静に熱を描く。そんな技術がちらほら作品に見られますよ。まぁ書いてるときは集中してるから神経質で必死なんですが。今こうして書いた詩を並べてみると前作より余分な部分が少ないです。その点では冷静だったのかなぁ。昔はキャリアなんて音楽や芸術には必要ねぇなと公言してたんですが、やっぱし必要ですよ。人生において時間との格闘は死ぬまで続くわけですから。いい本に出会ったりいいLIVEをみたり、いい人との出会いが最近いっぱいありました。20代最後にこのアルバムが完成して良かった。
ぶっちゃけ今は日々に追われてるから実感ないけど。

「何かを始める前や挑戦する前は胸がドキドキする、それが手や足にも伝わり震えたりもする、その胸の高鳴りはまさに自分だけの小さな革命が起きる前触れで始まりの合図だ。「今」の次の瞬間の輝きを手に入れるために僕達はそのドキドキの先へと足を運ぶ。生きてるうちが花だからっていうのは花を光にも置き換えることがきっと出来て、生きてるだけで僕らは輝いてるんだって思ったら僕はまた詩を捨て身になって歌えます。2009年6月16日。」

MASH