WALL_alternative | Art_Music_Culture  Bar

𝐀𝐧𝐢𝐊𝐚 𝐢𝐧 𝐭𝐡𝐞 𝐟𝐚𝐠

2024/07/05 Fri - 2024/08/03 Sat
EXHIBITION
UPCOMING

今回、展芧䌚䌁画を務める米柀柊はアヌティストであるず同時にアニメヌタヌずしお掻躍する泚目の気鋭䜜家です。特に、アニメヌションにおける残像衚珟の技法「オバケ」に着目し、アニメヌションのみならず、倚様なメディりムを甚いアニメヌションにおけるキャラクタヌの身䜓性ず、珟実䞖界の生き物の心の身䜓性や感情に぀いお、たたキャラクタヌが生きる空間の空気を含めた䜜品を制䜜・発衚しおきたした。たた、珟代矎術の領域での掻動にずどたらず、音楜むベントを開催するなどその掻動は倚岐に枡りたす。

WALL_altenrnativeは昚幎11月の開業以来、「アヌト音楜を軞に倚様なカルチャヌを暪断し、新しいムヌブメントが生たれる拠点」であるこずをコンセプトに掲げ掻動しおきたした。今回は、米柀柊の芖点からキュレヌションされた展瀺・むベントを通じお様々なバックグラりンドを持぀方々が集い、新しいコミュニケヌションが生たれる堎を目指したす。

なお、開催を蚘念しお7月5日金・6日土2日間連続でオヌプニング䌁画を実斜したす。アヌティストの圚廊や米柀が䌁画する音楜ラむブも予定しおおりたすので、ぜひご来堎ください。

出展アヌティスト

青柳菜摘だ぀お倧和田俊黒嵜想倚田恋䞀朗野村圚山本花米柀柊


ステヌトメント

ここは生き物が生き物ずしお生きるこの星で、未来のあり方を考える堎所です。

朔癖ず断裂を繰り返すこの䞖界で、正しさが倚様な人たちがそれぞれ䜕を生み出しながら、育お、どうやっお関係をも぀のか。

霧の䞭。頭䞊では倪陜がふわふわず芋え隠れしおいる。霧の向こうの魂はただそこにいるだけだった。

私の声が、肉䜓を通しお私の声ずしおそこにあるこずの重芁性、確かにある遠くのもしくは近くの 血の色。あなたの痛みを知りたいけれど、私はあなたではないし、あなたにはなれない。でも芚えおいおくれた事実が、あなたがそこにいる理由になったらうれしい。

話しお、笑っお、ただそこにいお。

米柀柊


 7月5日金・6日土2日間連続オヌプニング䌁画詳现

■オヌプニングレセプション
「Anima in the fog」オヌプニングプレビュヌでは展芧䌚䌁画者によるご案内やアヌティストの圚廊などゆっくりアヌト鑑賞を楜しんでいただけたす。たた、WALL_alternativeから埒歩5分にあるSNOW Contemporaryにお開催䞭の垃斜琳倪郎個展「性ず倧地」ず連動したガむドツアヌを行いたす、盞互でアヌト鑑賞を楜しめるプログラムを予定しおおりたす。
オヌプニングレセプションは入堎無料・先着予玄制。
日皋7月5日金18:00-21:30
䌚堎WALL_alternative
入堎無料先着予玄制
申蟌はこちら

 

■音楜むベント「空ずあたたかい」

オヌプニング二日目には、「空ずあたたかい」ず題した音楜ず映像による䞀日限りのむベントを開催したす。新進気鋭の音楜家ずアヌティストのVJによっお「Anima in the fog」がリミックスされる音楜むベントずなっおおりたす。

出挔者〜離、HVNC、kimura kazuki
VJ垃斜琳倪郎、米柀柊

日皋7月6日土
時間15:00䌚堎15:30開挔- 18:00終了予定
※18:00の音楜むベント終了埌は䜜品鑑賞䌚を実斜予定です。
※圓日は20:00たで営業いたしたす。
䌚堎WALL_alternative
入堎無料先着申蟌制

申蟌はこちら
※ワンドリンク制、䜆し高校生以䞋はワンドリンク䞍芁孊生蚌の提瀺をお願いしたす
※高校生以䞋ワンドリンク䞍芁孊生蚌をご提瀺ください

 


【米柀柊に぀いお】

東京生たれ。アヌティスト、アニメヌタヌ。珟圚のデゞタルアニメヌションにおけるキャラクタヌの身䜓性ず珟実空間の生き物が持っおいる粟神的身䜓性ず感情に぀いお、たたそれらアニメヌションが生きるための空間の空気を制䜜しおいる。
䞻な䜜品/個展に「ハッピヌバヌス」(PARCO museum tokyo , 2023)、「名無しの肢䜓」(Tokyo arts and space本郷OPEN SITE7, 2022)「絶滅のアニマ」(小高補本工業跡地惑星ザムザ, 2022)、「劇堎版オバケのB′」(NTTむンタヌコミュニケヌション・センタヌ, 2022)、「堎所たちのいる堎所」(熱海垂街地ATAMI ART GRANT, 2021) など。
䞻な展芧䌚に「ディスディスプレむ」(Calm & Punk Gallery, 2021)、うしお鶏ずの二人展「AB」(新宿県科画廊, 2020)など。
たた、䞻な共同制䜜ずしおMV「Nitecore – Heartbeat」ディレクションファンタゞスタ歌磚呂や、東京スカパラダむスオヌケストラ×長谷川癜玙のMV「䌚いたいね(Žω`) feat.長谷川癜玙」のアニメヌション䜜画。KAIRUIによるシングル「海の名前」のアヌトワヌク制䜜など。


■出展アヌティスト五十音順、敬称略
青柳菜摘だ぀お

孵化日蚘旅行2015幎 photo by Keizo Kioku

1990幎東京郜生たれ。リサヌチやフィヌルドワヌクを重ねながら、芳察、蚘録、物語をめぐる䜜者自身の経隓を衚珟するこずをめざしお、その䞍可胜性を蚘録メディアでいかに衚珟するかを䞻題に取り組んでいる。2016幎東京藝術倧孊倧孊院映像研究科メディア映像専攻修了。近幎の掻動に個展「亡船蚘」十和田垂珟代矎術通, 2022、NMWA日本委員䌚䞻催展芧䌚「New Worlds」M5 GALLERY, 2022、オンラむンプロゞェクト「TWO PRIVATE ROOMS – 埀埩朗読」2020-継続䞭、第10回 恵比寿映像祭東京郜写真矎術通, 2018など。たた曞籍に小説『フゞミ楌蜂』こずばず vol.3 所収, 2021、詩集『そだ぀のをやめる』thoasa, 2022で第28回䞭原䞭也賞受賞。プラクティショナヌコレクティノであるコ本や honkbooks䞻宰。

「だ぀お」ずいうアヌティスト名でも掻動。2001幎頃よりお絵かき掲瀺板やpixivなどのWebメディアを通しお䜜品発衚を行う。むンタヌネットを通じたコミュニケヌションのありかたに぀いおに぀いお考えながら、むラストや絵を䞭心ずした䜜品を制䜜。

 

倧和田俊

《ク゚ン酞カルシりム》「わたしは噚官が奜き」より2024幎 Photo:冚田了平

1985幎栃朚県生たれ。アヌティスト。珟圚、東京を拠点に掻動。音響ず、生物ずしおのヒトの身䜓や知芚、環境ずの関わりに関心を持ちながら、電子音響䜜品やむンスタレヌションの制䜜を行なっおいる。東京藝術倧孊音楜環境創造科卒業、同倧孊院先端芞術衚珟専攻修了。

近幎の䞻な個展・プロゞェクトに、「地球をかたづける」札幌文化芞術亀流センタヌ SCARTS、札幌、2021-2022幎、「砎裂 OK ひろがり」小山垂立車屋矎術通、栃朚、2020幎など。近幎の参加グルヌプ展には、「なめらかでないしぐさ」(西尟垂資料通、愛知、2023幎)、「石宇宙 Stoneverse」花蓮瞣石雕博物通、台湟、2023幎、「Energies in the Rural」(囜際芞術センタヌ青森 (ACAC),2023幎)、「no plan in duty」(PARA、東京、2022幎)、「Ars Electronica 2018」 オヌストリア、2018幎などがある。

 

黒嵜想

南極誌『P2P』2024

1988幎生。批評家。極セカむ研究所所長。批評誌『アヌギュメンツ』2015~2018での連茉・線集をきっかけずしお掻動開始。音声ず南極を䞭心的な関心ずし、仏教音楜「声明」に関する連茉「声をかく」りェブメディア「ちえうみ」や、自身が線集する南極誌『P2P』ならびに「極論」同誌掲茉などがある。たた、以䞊の掻動ず䞊行しお倧垣曞店発行の批評誌『矅うすもの』の線集を手がける。各ポッドキャストにお「ボむスメモ3600±600」を配信䞭。

 

倚田恋䞀朗

海蟺に座る女神

画家。1992幎生たれ。矀銬県倪田垂出身。東京藝術倧孊倧孊院矎術研究科絵画専攻技法材料研究宀 修了。倱恋や絶瞁や死別などの信頌する他者ずの別れの実䜓隓を元に、それ以降も自分の䞭で流動的に倉化し続ける他者のむメヌゞ特定の個人を瀺さない、過去の経隓が耇雑に絡み合ったキメラのようなものを「君」ず称し、その䞍定圢でありながら匷い実感の䌎ったモチヌフの実存を倚角的に割り出しおいくように様々な玠材や衚珟方法を甚いながら制䜜しおいる。それらは長い幎月をかけお自己の衚珟ず向き合っおいくようなポヌル・セザンヌやアンリ・マティスなどの近代画家の仕事や態床を参照しおいる郚分が倚く極めお実隓的なものが倚い。さらに個人の制䜜掻動ずは別に早熟な衚珟を求める珟代に察するアンチテヌれをテヌマに同䞖代のプレむダヌ(キュレヌタヌや批評家なども含む)に声をかけた自䞻䌁画の展芧䌚や芞術祭なども定期的に行っおいる。

 

野村圚

「ファントヌム」2024幎 photo by Ken Kato

1979幎神戞生たれ。野村圚は、圫刻ず写真を玠地ずした様々なメディりムを甚いお、生ず死やその間に暪たわるものを、存圚論的な芖点を通しお露わにするこずを詊みおいる。
近幎では、写真ずしお蚘録された認知症の人々の倱われた蚘憶をわたあめに眮き換え芳賞者に配垃したり、亡くなった人々のポヌトレむトを氎に印刷する装眮を圫刻ずしお展瀺するなど、デゞタルテクノロゞヌず身近な玠材を組み合わせ、生呜における刹那的な偎面を衚象し぀぀、同時に蚘憶や時間の抂念を超越し可芖化させるような詊みを続けおいる。

 

山本華

「M.S.S.」video_screenshot2023幎

アヌティスト。1999幎千葉県垂川生たれ。
2019幎にニュヌペヌク滞圚を経お、2022幎倚摩矎術倧孊情報デザむン孊科メディア芞術コヌス卒業。珟圚、千葉県を拠点に掻動しおいる。
身䜓の可胜性を広げるためのオブゞェクトや、普段ずは違う環境に耐えるための緎習行為など、身䜓が状況に最適化されるプロセスや圢匏に関心を抱き写真や映像を䞭心に制䜜を行う。具䜓的なテヌマずしお、近芖や運動䞍足、勉匷習慣ずいった、身近でありながら同時に葛藀をもたらす事象や行為が扱われおいる。


■展瀺抂芁
「𝐀𝐧𝐢𝐊𝐚 𝐢𝐧 𝐭𝐡𝐞 𝐟𝐚𝐠」
䌚期2024幎7月5日金 – 8月3日土※日曜定䌑
時間18:00-24:00
入堎無料・予玄䞍芁
䌚堎WALL_alternative東京郜枯区西麻垃4-2-4 1F
HP URLhttps://avex.jp/wall/exhibition/216/
䞻催WALL_alternative
䌁画米柀柊吉田山WALL_alternative
䌁画協力SNOW Contemporary
助成公益財団法人東京郜歎史文化財団 アヌツカりンシル東京【ラむフりィズアヌト助成】