制作責任者 田中公平
Q.今回、「アニバーサリーソング制作」という試みに至った経緯を教えてください。今や日本文化の中でクールジャパンの先鋒となった感のある“アニメ”、“アニソン”そして、そのアニソンを歌っておられるアニソン歌手さんの素晴らしい歌声を、もっと世界の方々に聴かせたいと思い、個人的な発案でアニソン版「We Are The World」を作りたいとプレゼンをしたところ、「アニメNEXT100」プロジェクトの皆さんから賛同を得て、また各レコード会社さんの協力も得て、色々な垣根を越えて制作出来る事になりました。
Q.参加アーティスト陣はどのように選ばれましたか?
各方面からの推薦を受け、この企画に賛同して頂けそうな歌手の方にお声がけし、惜しくも参加出来なかった歌手の方もおられますが、素晴らしい実績とそれぞれに溢れるほどの“アニソン愛”をお持ちの方々に参加してもらえたと喜びを感じています。
Q.アニバーサリーソングへの意気込みを頂けますでしょうか。この楽曲に込めた想いも教えてください。
畑亜貴さんが書いた前半の歌詞に上松さんが曲をつけ、その後、藤林さんが後半の歌詞を書き、私がその部分の作曲をして、最終的に全ての調整とアレンジを私が行いました。
オケのミュージシャンも日本で最高クラスの方々です。こちら側で出来る事全てをブチ込んだ最高の楽曲に仕上がっていると思いますので、リスナーの皆さんにもきっと伝わると思います。
Q.レコーディングを進める中での手応えはいかがでしょうか。
歌手の方々のやる気は物凄くて、こちらが圧倒されるくらいです。
皆さんから『良い曲ですね』と、お褒めも頂いていて、
制作側の士気も高まる一方です。
Q.今後100年で、アニメ文化はどのようになっていって欲しいでしょうか。
今後、日本のアニメ・アニソン文化は、最高の“文化交流”のツールとして、日本にとってますます無くてはならないものとなり、世界中どの地域でも愛唱されるアニソンがもっともっと出来て“アニソンを通した世界平和”みたいになれば良いなぁ、なんて大それた事まで考えております。
私達にお声をかけて頂いて、本当に有り難いことだと思っています。
アニバーサリーソングは、日本的でありながらポップな部分もあって、
歌っていてとても楽しい楽曲だと思いますので、皆さんに聴いて頂けると嬉しいです。
i☆Ris