第1回目の対談コーナーのスペシャルゲストはイナズマイレブンシリーズの音楽を担当なさっている光田康典さんです。
トン・ニーノ、KMC 「よろしくお願いします」
光田康典さん(以下光田) 「よろしくお願いします」
光田「早速ですけど『GOODキター!』って作るのにどれぐらい時間がかかったんですか?」
トン・ニーノ「作るのはですね~結構時間かかりましたよ。どれぐらいかかったんだろう・・」
K M C「『元気になリーヨ!』は割と早かった記憶があるんですけど『GOODキター!』は結構時間かかりましたね」
光田「へぇ~」
トン・ニーノ「サビが一番最初に出来て、それにつながるAメロBメロが中々出来なかったんです、それでどうしたら良いかなぁと思ってたんですよ。」
光田「わかる、わかる」
トン・ニーノ「実はこの曲はヒロシ・ドットも作曲してるんですよ、サビは僕が作ったんですけど、Bメロはヒロシ・ドットが作ってるんですよ。合体させてみたら凄い良くなったんですよね」
K M C「なんか質問する前に質問されちゃってますけど(笑)」
全員「(笑)」
光田「いやー気になってたんですよ、ずっと」
トン・ニーノ「僕もずっとお聞きしたかった事があるんですけど、曲を作るときに、イメージが湧いてくるんですか?イナズマイレブンの画像とかを見たりして」
光田「そうですね。最初イナズマイレブン1の時は全くイメージが湧かなかったんですよ。
どういう世界にすれば良いのかも分からなくて、絵をずっと見たりシナリオを読んだりとかして、イナズマの世界を頭の中に自分なりに描いて、そこから曲を書いたんですね。
でも2とか3になると、もう皆が作っているイメージがしっかり出来ちゃってたんで、
後はそれに合わせて作る側だったんで、結構楽だったんですね」
トン・ニーノ「じゃあ一番最初は、声優さんの声とかも聞かずに曲を作ってたんですか?」
光田「途中から聞いてました。でも最初の5曲ぐらいは全く聞かずにやってましたね」
K M C「ちなみに、一番最初に出来た曲って何なんですかね?」
光田「帝国学園のテーマですね。」
トン・ニーノ「おーーーー!!!」
光田「凄い分かりやすかったんですよ。絵を見せて貰って、学校にすごいトラックで押し寄せて、中からダースベイダーみたいな軍団がやってくるみたいなイメージでって言われたので、凄いやりやすかったですね。」
トン・ニーノ「ゾクゾク来ますよね!」
光田「恐怖が近づいてくる感じでね」
K M C「あのー僕、表にはまだ出してないんですけど、デモで一回、光田さんの曲で、僕の大好きな『11の想い』って曲をサンプリングして勝手に自分の曲にしちゃった事があるんですよ(笑)」
光田「それ聞きたいですね」
K M C「まだデモ段階なんですけど、上手くいけば是非聞いて頂きたいなと、それで悪くなければリリースに(笑)」
光田「良いですね~!是非是非!」
トン・ニーノ「おー、まさに『つながリーヨ』じゃないですか!」
トン・ニーノ「でも、その前に俺に聞かせてくれよー!まだその曲聞いたことないよ!僕もつながりたいですよ!」
K M C「いや、内緒にしとこうかなと」
光田「早くその曲聞いてみたいですよね」
トン・ニーノ「これから、音楽で『つながリーヨ』を大切に色々一緒にやっていけたら良いですよね」
光田「こちらこそ、よろしくお願いします」
トン・ニーノ「実は今までこうやって光田さんとお話出来る機会ってなかったんですよね、だから僕緊張してます」
光田「いやいや、僕も緊張してますよ」
K M C「LEVEL5さんのパーティー会場でも僕は遠目で見てましたからね(笑)」
光田「遠目で見ないで下さいよ(笑)」
トン・ニーノ「音楽はめちゃめちゃ聞いてるんですけどね、これからもこういう機会があると良いですね!本当にありがとうございました」
光田「こちらこそありがとうございます」
トン・ニーノ「では最後に、これからも一緒にイナズマ伝説、作っちゃ~~」
全員「リーヨ~~!」