メニュー

TVアニメ「プリパラ」BD・DVD・CD公式ホームページ

メディア

「アイドルランドプリパラ ソング♪コレクション OPEN DREAM LAND!」発売記念!
あまり役 飯田里穂さん&ポォロロ役 林鼓子さんのオフィシャル対談インタビュー公開!!

本日発売の『アイドルランドプリパラ ソング♪コレクション OPEN DREAM LAND!』
アプリ『アイドルランドプリパラ(略称:アドパラ)』内で12話まで公開されたアニメの主題歌や劇中歌7曲を収録。
今回は本作のリリースを記念して、香田澄あまり役・飯田里穂さんとポォロロ役・林鼓子さんへのインタビューを敢行☆ キャラクターや自身が歌った楽曲への想いを中心に、じっくり語っていただきました!
 
アニメが一区切りになった今だから語れる、キャラや楽曲への想いとは-?


――まずは、ご自身が演じられているキャラクターへの想いからお話しいただけますでしょうか。

飯田 あまりちゃんは最初、本当はすごいものを持っているのに「自分なんて」みたいに自己肯定感が低くて、自分をうまく出せずにいる女の子で。自分自身もなんとなくそういう気持ちになることもあったりしたので、あまりちゃんのセリフ1個1個に共感しながらのアフレコでした。そんなあまりちゃんも、物語が進むにつれて(真中)らぁらちゃんをはじめプリパラの仲間たちと出会って心が開いていって、昔自分がアイドルノートに描いたマリオと対峙して……そのなかで、私自身も一緒に成長させてもらったり、彼女に背中を押してもらえるように感じた瞬間もあったんですよ。私、アフレコっていつもすごく緊張しちゃって手も震えながらなんですけど、あまりちゃんをやっているときは、支えになって一緒にやってくれたような感覚がありました。

 ポォロロは「森でずーっとのびのびしてたら、大きくなっちゃったの」というセリフがあったりするぐらい(笑)、最後までちょっと謎めいたところがあるキャラで。“原始プリパラ”からずっとプリパラの世界にいる子という意味で、『アイドルランドプリパラ』のすごくキーになる子だったと思うんですよね。それと、1人でいることの多いあまりちゃんと1人になってしまったポォロロが出会って友情を育んでいくっていうのを見て、私は「『アイドルランドプリパラ』も、今までの『プリパラ』と同じように温かい話だなぁ」って思いました。

――そこに、『プリパラ』らしさのようなものを感じたんですね。
 はい。あとは、イガイガ虫をニコニコに変えるという不思議なパワーを持った子なので、きっと探っていったらいろんな秘密が出てくる気がするんですよ。なので、そういう部分は「もっと見たいなぁ」と思っちゃいました。きっとポォロロちゃんは、これからもっとみんなのことを救える存在なはずなので。

――では続いて、本作収録の御自身が歌われている楽曲について、今持たれている印象をお教えください。
飯田 まず「カオティックハリケーン」は、実はレコーディングがアフレコ開始よりもかなり前だったので、結構相談しながらのレコーディングでしたし1回森脇監督とリモートでつないで「大丈夫そうです」って確認してから歌った覚えがあります。

――なるほど。まずその点を確認してから。
飯田 そうなんです。あまりちゃんって登場したときには「いや、無理無理!」とか結構内にこもっている子でしたけど、「やるったらやる!」ってライブをしたら大きな竜巻を起こしてみんなを巻き込んじゃうぐらいのすごいパワーを持ってる……そんなアニメの中から流れ出るパワーが、歌にもすごくこもっているように思ったんです。それと、2番では歌詞表記にはないんですけど「消えろ、消えろ、消えろー!」って言ってるんです。「消えろ」という言葉って強いじゃないですか?でも「これからあまりちゃんを演じるぞ」というときにこのセリフを言ったことによってアクセルを踏ませてもらった感じがする、印象的だったし意外とポイントになったところなので、ぜひ注目してもらいたいです!



――次に、お2人がデュエットされている「ポォロン♪あまやどりのうた」ですが。
 この曲のレコーディングはポォロロが登場してからの収録ではあったんですけど、私も森脇監督とリモートでやり取りをさせていただいて。それで「前回のアフレコのときはちょっと包容力が強すぎたから、自分が守られる側として“生まれたて”な感じで歌ってください!」と伝えていただきました。

飯田 私は鼓子ちゃんの後にレコーディングだったので、「えー!かわいいー!」となるぐらい世界観がバッチリ出来上がっていたのを感じましたし、そこに対してアンサーを乗っけていくような感覚でした。

 この歌は本当に、ポォロロはあまりちゃんとだから歌える曲だと思うんですよ。特に私は、1番の「トモダチってなにかな? 辞書をみてもね わからない」の部分がすごく好きで。ポォロロって、これまでは“トモダチ”と呼べるような存在って雨宿りしに来る動物たちぐらいだったんです。でもあまりちゃんという存在と出会って、「あまりちゃんはポォロロのトモダチ?」って聞いて「うん、トモダチだよ」と言ってもらえた後で一緒に歌うというのが、すごくぐっと来ますね。

飯田 この歌詞は、あまりちゃんとポォロロが出会ったシナリオがそのまま描かれている……くらいのストレートなものなので、気持ちを熱く入れながら歌いました。その中で私が一番好きなところは、「なかよくなりたいの それを伝えにきたんだ はなれてても キミのこと ずっと考えてたんだよ」の部分で。これって恋人に言うぐらい熱いメッセージだけど、“トモダチ”に伝えるからこそより熱いメッセージになるんですよね。
 あと……やっぱり生で歌うと、難しい曲で(笑)。
飯田 難しいねぇ(笑)。
 ポォロロが意外と下ハモを歌っていたり、かと思えば急に上ハモになったり……ライブで歌うときには、結構緊張する曲でもありますね。
飯田 ほとんどずっとハモってるよね! 全然違う言葉を歌いながらかぶさってたりするところもあるし、勢いで歌える歌でもないし。
 アコースティックな感じで、オケの音数も少ないですもんね。だから、これを生歌でやっているのはやっぱ「すごいなぁ」って思います(笑)。
飯田 うん。私たち、頑張ってる(笑)。

――そして飯田さんは、「究極合神アマリオン -破滅と創造の狂想曲-」もマリオ役の橘龍丸さんと歌われています。
飯田 これもすごい曲ですよね。でも私、とても好きです。アニメの中で、男プリとのデュオ曲ってなかった……と言われているんですが。

――たしか「夢川きょうだいのクリスマスメドレー」くらいですよね。
飯田 はい。なのでそこもすごく期待度が高かったですし、なんだかこの2人にとってピッタリな曲のようにも思うんですよ。途中から急に別の曲かと思うくらい曲調が変わるのもおしゃれですし、それってもしかしたらあまりちゃんとマリオの関係性が少し変化していくところが反映されてるのかな? って考察できるところも、すごく好きですね。ライブのときには冒頭に殺陣みたいなことをやったんですけど、あれ実はマリオ役の龍丸さんが殺陣をやられている人なので、全部動きも考えてくださったんです。

 すっごくかっこよかった……。私、初披露された『プリパラフレンドシップメモリー』のとき、昼の部はりっぴーさん(=飯田)側の袖で観て、夜の部では反対側に回ってマリオ側の袖から観ていたんですよ。「あまやどりの歌」の後にはけたままの袖にいると片方しか見えないので、終わったあとたたたた……って移動して「こういう感じかぁ」って(笑)。
飯田 すごい、誰よりも楽しんでくれてる(笑)。
 
まだまだ見たい未来がたくさん!広がり続ける『アドパラ』の世界
 

――さて、ここからは各曲のライブシーンについて、気に入っていたり印象深かったポイントについてお聞きしたいのですが。
飯田 まず「カオティックハリケーン」は、ライブの途中で花道へ駆けていくところのあまりちゃんが、「私なんか無理!」って困っているように内股で走っていくところがめっちゃ好きで。実はあの走りの感じってライブの中にも、落ちサビを後ろ向きで歌った後に前に出てくるところに組み込んで、リンクさせたりもしているんですよ。

――続いて「あまやどりの歌」ですが。
 この曲は、最初に観たときにポォロロの大きさに「えー!?」ってびっくりしました(笑)。
飯田 うん。思ったより大きかったよね(笑)。
 でもメイキングドラマの中で、あまりちゃんがポォロロと同じ大きさになってくれたことが、ポォロロ的には嬉しかったですね。自分が縮むんじゃなくて。
飯田 なってた! おかげで「2人だけの空間」みたいになってたんだよね。
 それに、歌い終わって2人が顔を見合わせる瞬間もすごくいいですよね。あとは、序盤にポォロロがちょっとかがんでいたり、あまりちゃんが頑張って見上げてくれている感じとかも。ライブでは、私が僭越ながらちょっと高いところに立たせていただいて歌っていて……(笑)。
飯田 大きさを表現するためにね。それで私が後ろを向いて、ポォロロに向かって歌っているんです。

――そして「アマリオン」もまたインパクトがすごいですよね。
飯田 これは、ずっと殺陣やってますよね(笑)。アフレコのときってまだ白黒の絵コンテだから、他の曲みたいに「ここで歌ってるんだな」とか「ここで向き合ってるんだ」とかが、全然わからなくて。「え?戦ってる?歌ってる?」みたいな感じでアフレコしたのをよく覚えてます。で、実際出来上がった映像を観たら「戦ってるー!」でした(笑)。
 戦っていましたかぁ(笑)。
飯田 だから「これ、どこまでライブで再現できるかな?」とすごくソワソワした記憶があります。

――さて、あまりにはそんなデュエット曲の他ソロ曲もありますが、まだソロ曲のないポォロロが1人でライブできる日が来たら、林さんはどんな曲が似合いそうだと思いますか?

 カントリー風の音楽は似合いそうですし、衣装がちょっとチロリアンっぽいので、ヨーデルも面白いかも? でも私、ポォロロは「みんなで歌えると嬉しい」と思っていそうな気がしているので、みんなで一緒に合唱できるような曲だといいかもしれないですし、ポォロロはボーカルドールなのでボーカルドールのみんなと何かできたらそれも楽しそうですし……ポォロロがDARK NIGHTMAREみたいな曲歌ったら面白いかも、とも思っているんですよ(笑)。個人的にDARK NIGHTMAREの、曲自体はもちろん、あの2人が一生懸命頑張っている姿も含めて好きなので。
飯田 わかる。……あ、曲交換とかどう?
 あ、交換したい! 「DARKNESS SOUL」と「あまやどりの歌」を……。
飯田 えー!? そういうライブ、観てみたい!
 面白そうですよね。やっぱり『プリパラ』の世界に入れたからには、男プリと曲交換してみたいんですよね。『プリ☆チャン』にもアローズという男性アイドルの子たちはいましたけど、結局曲はなかったので。しかもポォロロが絵に描いたようなお人形さんみたいな子なので、「そういう曲を歌ったらどうなるんだろう?」というのは、ちょっと気になります。

――そして、今回のアルバムにはお2人が歌われた曲以外にも、音源化を待ち望まれていた曲がたくさん収録されています。
飯田 この1枚を聴いていただければ、本当に『アイドルランドプリパラ』がまるっと凝縮されている、まるで説明書のような作品なので、もう「絶対聞いてもらいたい」という思いです。アニメがアプリ内での配信ということもあって、もしかしたらまだ入り込めていない人もいるかもしれないので、そんな方が気軽に入るきっかけになる1枚でもあるように思っています。

 まず1曲目が「OPEN DREAM LAND!」なところから最高ですし、やっぱりプリティーシリーズって楽曲が本当に素敵なんですよね。今回あまりちゃんとマリオという存在によってよりどストレートなロックが入ってきましたし、もちろん今までの『プリパラ』らしいSoLaMi♡SMILEやDressingPafé、あとはEVER GOLDのディスコっぽい曲もあるので、『プリパラ』楽曲の良さや幅広さを感じられる1枚のように思います。

――では改めて最後に、読者の方へひと言ずつメッセージをお願いします。
 まずは本当に、このアルバムを皆様にお届けできることがすごくすごく嬉しいです。どの曲もプリパラアイドルたちがいろんな想いを込めて歌っていますので、アニメやアプリの光景も思い出しながら聴いていただけたら嬉しいですね。あと……これ次第で『アイドルランドプリパラ』に、今後さらなる展開があるかもしれないから……(笑)。私は「またポォロロに会いたいなぁ」と思っておりますので。ぜひ皆さん、たくさん聴いてください!

飯田 いや本当にもう、やっとですよ! ずーっとみんなで「音源化はよ!」って言っていたぐらいなので(笑)。このアルバムを通じてもっともっと『アイドルランドプリパラ』の世界を知って好きになってもらって、広まっていったら嬉しいですし、手に取っていただいて後悔とか失敗って思うことは絶対にないアルバムなので。自分を後押ししてくれる楽曲が揃っていますので、ぜひお手元に1枚……と言わず2枚・3枚と置いて(笑)、宝物にしてください!

 
ライター:須永兼次
 
アイドルランドプリパラ ソング♪コレクション OPEN DREAM LAND!
2024年11月13日 (水)発売
<CD> EYCA-14455  ¥2,750 (税込)
予約はこちら▶https://avex.jp/pripara/discography/
©T-ARTS / syn Sophia / ILPP
 
<収録曲>
01.OPEN DREAM LAND! SoLaMi♡SMILE (cv.茜屋日海夏、芹澤 優、久保田未夢)
02.カオティックハリケーン あまり (cv.飯田里穂)
03.チョコレートアイスクリーム・トルネード マリオ (cv.橘 龍丸)
04.My Way Star☆ DressingPafé (cv.山北早紀、澁谷梓希、若井友希)
05.リープ・トゥ・ザ・ゴールデン・イヤー!!! EVER GOLD (cv.朝日奈丸佳、黒沢ともよ、上田麗奈)
06.ポォロン♪あまやどりのうた あまり、ポォロロ (cv.飯田里穂、林 鼓子)
07.究極合神アマリオン -破滅と創造の狂想曲- アマリオン (cv.飯田里穂、橘 龍丸)
 
<初回特典>
ジャケット柄ステッカー
 
同時発売!
「プリパラ ソング♪コレクション Melody Moments!」
<CD>EYCA-14454 3,850 (税込)
全13曲収録
© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / IPP製作委員会
もどる