「今事記」の楽曲によせて相川七瀬

「ヒカリノミ」

この歌詞は、知床半島の森の中でハラハラっと降って来ました。
その歌詞にメロディをつけてもらい、うまくハマらなかった部分を再度書き直しました。
最後の最後で書いたのは京都に向かう新幹線の中でした。
移動中のインスピレーションであの「あおうえいあ」は出て来ました。

「カレイドスコープ」

何でも「気持ちの持ちよう」で、見えている景色も、聞こえる音も違う。
ネガティブなことも見方を変えたらポジティブになる。ポジティブなこともひっくり返したらネガティブになる。どちらもなければ、どちらも知らないまま。
そんな心模様をカレイドスコープに映しました。

「Butterfly」

自分に自信が持てなくて、臆病になってなかなか一歩を踏み出せずにいるけど、
傷ついても人はまた立ち上がる力があるからという気持ちを書きました。
「誰にでも魔法のような時が訪れる。扉を叩いて、扉を開いて・・・」

「オトヒメ」

すべてがカタカナで、大和言葉を想い歌詞を書きました。
和の世界や日本の歴史とかを感じられるようなサウンドつくりを目指しました。

「花のように」

この歌詞のインスピレーションは、「花のように、生きて、花のように役目を全うしたいね。」と言っていた、今は亡くなってしまった私の友達の言葉から来ています。
とても大切な言葉をずっと忘れないように歌って行きたいと思います。

「誰かのためになら」

自分のために動く時より、誰かのために動く時の方が底知れない力が湧いて来る。
そんな経験がこの歌になりました。

「ことのは」

私の今まで創って来た世界とは全く違う景色の歌になっています。
一対一の愛じゃなくて、大きなものに対して愛を歌ったそんな曲です
この曲からこのアルバムは始まりました。この曲はこのアルバムの中でとても大切なポジションです。

「A Message」

この曲は、アレンジなどに一番手こずった曲です
何度もやり直して歌詞も何度も書き直しました。最終的にはこのアルバムの大きな意味やテーマみたいなものを歌詞にしました。

「Hello」

息子と息子の友達にコーラス参加してもらいました。子供達はすぐに覚えてくれて、楽しく歌ってくれて、とても可愛い曲になりました。気に入ってます。

「あっというま」

どんな時間もあっという間にすぎる。
好きな人たちと後どれくらい時間を共にできるのか。そう考えたらそれもきっとあっという間なんだろうなと、、、。
だからこそ今をちゃんと楽しみたいという想いを込めました。

NANASE AIKAWA