NEWS

「MEET YOUR ART FESTIVAL」10月13日(日)夜に、【ELLE CINEMA NIGHT】を開催、アニエス・ヴァルダ監督の映画『顔たち、ところどころ』天王洲運河にて野外上映決定!

Share

このたび、本フェスティバルのメディアパートナーを務める『ELLE』とのコラボレーションにより、10月13日(日)夜、天王洲運河にて【ELLE CINEMA NIGHT】を開催することが決定しました。今回のMYAF×ELLEのコラボレーションでは、テーマに「Female Energy」を掲げ、アートや映画における女性たちのクリエイティブなパワーを、コラボブースでの企画展と映画上映の両面から深堀りします。

アニエス・ヴァルダ監督の映画『顔たち、ところどころ』(2017年、フランス)配給:アップリンク

【ELLE CINEMA NIGHT】は、世界45の国と地域で刊行されている女性誌『ELLE』の映画プロジェクト「ELLE CINEMA」が完全監修し、アーティストJRが出演するアニエス・ヴァルダ監督のドキュメンタリー映画『顔たち、ところどころ』を天王洲運河にて野外上映します。また、上映前には、映画監督・俳優の須藤蓮と、コラムニスト・山崎まどかによるトークセッションを会場内特設ステージにて開催します。

一日中アートを楽しんだ後は、天王洲運河周辺の夜景と共に一夜限りの特別な上映をお楽しみください。

■アニエス・ヴァルダ監督『顔たち、ところどころ』について

『顔たち、ところどころ』(2017年、フランス)配給:アップリンク

★10月13日(日)18:45-20:00頃<天王洲運河>

今回ELLE CINEMA Produceで上映する『顔たち、ところどころ』(2017年)は、フランスの有名アーティストJRが出演するドキュメンタリー。同作を手掛けたアニエス・ヴァルダ監督(1928-2019年)は、「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」と呼ばれ、今以上に女性監督が少なかった当時の映画界において独自の視点で存在感を放ちました。’60年代のパリを舞台にほぼリアルタイムで主人公の心情を表現した初期の傑作『5時から7時までのクレオ』(’61年)や、ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞の『冬の旅』(’85年)など発表。また、今回上映する『顔たち、ところどころ』など、優れたドキュメンタリーも手掛けました。

映画『顔たち、ところどころ』は、80代のアニエス・ヴァルダ監督自身と、若者JRが共にフランスの田舎を旅しながら、現地の人々と交流しながら一緒にアートを制作していくロードムービー作品。人々との触れ合いから生まれるアートの温かさは、MYAFに来場した観客の皆さんの心も豊かにしてくれるはず。

■ELLE CINEMA トークショー

須藤蓮×山崎まどか「垣根を超えていくアートと映画のゆくえ」

★10月13日(日)18:00-18:40<WHAT CAFE特設ステージ>

上映前のトークショーには「垣根を超えていくアートと映画のゆくえ」をテーマに、監督として、役者として映画づくりに携わる28歳の須藤蓮さんと、映画に造詣が深くELLEでおなじみのコラムニスト・山崎まどかさんのおふたりが登場。表現や作品制作、アートと映画の共通項を探ります。また、「Female Energy」というテーマに絡めて、今なぜアニエス・ヴァルダ作品が心に響くのか、アニエス・ヴァルダ作品の見どころもご紹介します。

須藤蓮

Photo:三木匡弘

1996年、東京都生まれ。2017年に俳優デビュー。監督・プロデューサーとしても活動。監督1作目『逆光』で脚本を担当した脚本家の渡辺あやと、映画製作配給を中心としたクリエイターチーム、FOL(Fruits of Life)を主宰。『ABYSS アビス』監督インタビューはこちら。

山崎まどか

コラムニスト。著書に「映画の感傷」(DUブックス)、「ランジェリー・イン・シネマ」(bluepoint)、共著に「ヤングアダルトU.S.A.」(DUブックス)、翻訳書にサリー・ルーニー「ノーマル・ピープル」他。

【MYAF2024「ELLE CINEMA NIGHT」開催概要】

MEET YOUR ART FESTIVAL 2024「ELLE CINEMA NIGHT」

日時:2024年10月13日(日)18:00-20:00頃

ELLE CINEMAトークショー <WHAT CAFE特設ステージ>

時間:18:00~18:40

出演者:須藤蓮、山﨑まどか

アニエス・ヴァルダ監督『顔たち、ところどころ』上映 <天王洲運河>

時間18:45-20:00頃