- 『東京コシツ』(©️踊る写真家 渡邊 聡)/2005年
振付家/コンテンポラリーダンサー幼少の頃から転勤族に育つ。3つの小学校を渡り歩き早く友達をゲットするためにいろいろな遊びを開発。その頃の遊びがダンスのルーツ。演劇、音楽、美術、漫画など様々な分野のアーティストとコラボし活動の場を広げる。これまでに10カ国30都市以上で作品を上演。現代美術家 束芋とのコラボ作品『錆からでた実』は2020年に全米4都市ツアーが実現。また、近年より音楽に拮抗するカラダへの挑戦としてベートーヴェンの楽曲に取り組んでいる。「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」では第1楽章 MIKIKO(演出振付家)、第2楽章 森山未來(俳優・ダンサー)、第3楽章 石川直樹(写真家)、第4楽章 笠井叡(舞踏家・振付家)という全く異なるバックグラウンドを持つアーティストに各楽章の振付を依頼し自身がソロで踊った。また、ベートーヴェンの第九が初演されて200年という記念すべき本年に「踊れ!第九」と題し、神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たす。いまやベートーヴェンの全交響曲を踊らずしては死ねない。音楽バンド「locolocode ロコロコード」ではボーカルを担当(Apple Musicにてアルバム配信中)。100人100様をモットーに全国各地で幅広い世代を集めワークショップや作品づくりを行う。周囲を一気に巻き込み独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。2014年第8回日本ダンスフォーラム賞受賞。2015年~2017年(公財)セゾン文化財団シニアフェロー。(一財)地域創造公共ホール現代ダンス活性化事業支援登録アーティスト。http://maki-m.net/本作「東京コシツ」について生命保険会社OL時代、窓口業務の合間に緊張を解き放つためにトイレやエレベーターで踊っていた。監視カメラに映っていることも知らずに…その時の体験から生まれた作品。2005年に発表、東京コンペ♯2で優秀賞を受賞。以降、2007年フィンランドFullmoon Dance Festivalや2011年Japan Society(N Y)や2017年パリ日本文化会館(Paris)などで上演。
森下真樹_CV
©️RYO OHWADA