- 《超衆芸術 スタンドプレー》(photo: Yuichiro Tamura)/Hyper Popular Art STAND PLAY 2020年
ヴィジュアルアーツ/パフォーミングアーツの制度との折衝、社会学的/民俗学的フィールドワークを重ね、絵画、インスタレーション、映像、パフォーマンス、演劇など、様々な手法を用いて活動を展開する5人組のアーティスト集団。メンバーは井上徹、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi。日本の近現代を象徴する舞台装置のなかで、疎外や抑圧について歴史の反復構造といった観点から身体的に問う作品を発表する。さまざまな共同体の基盤を揺さぶり、それを支えている思考や慣習、言語、生活様式を浮かび上がらせる。これまで参加した展覧会に、「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」青森県立美術館(2019年)、釜山ビエンナーレ(2016年)、「内臓感覚 — 遠クテ近イ生ノ声」金沢21世紀美術館(2013年)など。公演にYPAMディレクション、ロームシアター京都、KAAT 神奈川芸術劇場、ソウル・マージナル・シアター・フィスティバルなど。第14回岡本太郎賞受賞(2011年)。オル太 OLTA CVphoto: Takeshi Hyakutou