1978年長野県生まれ、2004年東京造形大学造形学部美術学科比較造形卒業、05年同大学研究生修了。
原風景や心象風景、無意識に見えてしまう虚像を金属板や工業製品の表面に大小の傷やサビなどをレイヤードして具現化している。SHINaNOBOYaは幼少期のイマジナリーフレンドで3歳の頃に初めて作った造形物であり2018に実家で発掘された。それ以降欠かせないモチーフの一つとなり素材の制限が無くなるきっかけにもなった人形である。近年では画面上で絵をリフレクトさせ閉じ込める内向的な表現の作品も発表している。存在というものにフォーカスした制作スタイルは絵画にとどまらず彫刻やインスタレーション作品など多岐に展開している。
作品画像:撮影 Keizo Kioku
東城信之介_CV