実在する風景にキャラクターの顔や植物が浮いたような絵を描く。
背景に描かれる風景は殆どが地元である岡山の災害地であり、キャラクターは人間が持つ理想の姿として描かれる。 キャラクターが顔のみ描かれるのは、キャラクターそのものに身体を必要としないからである。 キャラクターは一見人間のように見えるが「理想の姿」とは人間の姿を現しているだけでなく、「穏やかな生活」であったり、また「山」や「海」のような自然の具現化でもある。 コロナ禍の生活が始まってから、作品にはキャラクターの顔を覆うようにドットが描かれる。 SNSによるフェイク情報の拡散であったり、戦争であったり、人間の行為がますます「理想の姿」から遠のいていることの現れを表現している。