• 寒風須恵器 青海波カップ/2026年
Hiromi Matsukawa

松川広己

1958年愛知県生まれ。武蔵野美術短大卒業後、美濃焼の松山祐利、信楽焼の神﨑紫峰に師事。その後、滋賀県で信楽焼に取り組み、岡山県瀬戸内市へ移る。2016年の須恵器復元プロジェクトへの参加をきっかけに、古代須恵器の再現に取り組んでいる。
これまで培ってきたさまざまな焼物の技術を取り入れ、試行錯誤を重ねながら、寒風遺跡から出土する古代須恵器を目指して作陶。なかでも、通常は甕などの内側に施される当て具の同心円文をあえて表面に施した作品は、水の波紋や青海波を思わせる独特の表情を生み出している。