1982年兵庫県生まれ
2007年 京都市立芸術大学大学院 修士課程 陶磁器専攻 修了
2010年 米フィラデルフィア芸術大学 ゲストアーティスト
2013年 英ヴィクトリア&アルバート博物館 レジデンスプログラムアーティスト
主なグループ展
2018 Ascending Art Annual #2 まつり、まつる(スパイラルギャラリー)
2019 あいちトリエンナーレ2019(名古屋市美術館)
2021 ギフト、ギフト、(八戸市美術館開館記念展)
2023 ポケモン×工芸展(国立博物館工芸館、以降巡回)
主な個展
2021 Blue Birds/Blue Ceramics(ワコールスタディホール京都)
2022 春夏秋冬(千總ギャラリー/京都)
2024 Laboratory(Candy Bar Gallery/京都、2022にも個展開催)
ステートメント
使用される事を前提とした「器」という形を取りながらも、使わずに飾る為だけに作られた「器」に興味を持ち制作しています。使用には適さないほど過剰な装飾が施された壷などです。
日本において、美術という新しい枠組みが作られる中で、そういった奇妙な存在が認知され、特に違和感なく受け入れられています。
私はそれらの「器」を、より奇妙で面白いものにできないかと考え、制作しています。
器に施される装飾物としてのモチーフを、拡大したり、切り取ったり、圧縮したりすることで「器」という枠組みをはみ出した「器であって器でない」形を探っています。
桝本佳子_CV