1991年 群馬県生まれ
2016年多摩美術大学大学院 修了
近年の主な展覧会に2023年 アーツ前橋開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」(アーツ前橋)、Mother New Yorkでの二人展、「flow of time」(銀座蔦屋書店)、NANJO SELECTION vol.2「いつか見た青い影 / A Whiter Shade of Pale」(N&A Art SITE)。
絵を通して時間の概念や記憶を表現。 そして風景を時間と空間の関係性の象徴として、永遠の瞬間を捉えるようなイメージで描いている。
絵の中の海と空の境界線、山や木々の風景などの一見静かな光景の中に、時間の流れや変化の痕跡を遺せるように意識して描く。それらは瞬間の終わりと始まりが同時に存在することを示し、永遠と一瞬の共存の表現を模索する過程で生まれた痕跡となっている。鑑賞者の記憶を引き出し、目前の絵画とその記憶を重ね合わせることで、複数のイメージを生み出すことを意図し、万人に共通の深層的な記憶が織りなした、非常に抽象的な具象風景の表出を目指している。
収蔵
アーツ前橋、UESHIMA COLLECTION
岡田菜美_CV