会社にバレない副業の特徴や注意点を紹介｜年収20万円以下や手渡しならバレない？

コロナ禍や物価高騰などを経て、本業の収入のみでは生活が苦しい方や、趣味にかけるお金がないという方がいるのではないでしょうか。

しかし、会社のなかには副業を禁止にしているところもあるため、会社にバレずに副業をはじめたい方もいるでしょう。

そこで本記事では、会社にバレない副業の特徴やバレてしまう原因、副業をはじめるときの注意点をご紹介します。

そのほか、副業をはじめる際のポイントやおすすめの副業もお伝えするので、副業をはじめたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

会社にバレない副業はある？

結論をいうと、会社にバレにくい副業はいくつかあります。ただし、必ずしも会社にバレないとは言い切れません。

会社にバレずに副業をはじめたい方は、念の為自分の雇用契約や会社の方針を確認することが重要です。会社によっては副業を禁止している場合もあるため、違反すると職を失うリスクがあります。

それでも会社に隠して副業をはじめる場合は、なぜバレてしまうのか原因を知ることと、対策を練ることが大切です。どのようなバレにくい副業があるのかリサーチし、自分に合った副業を見つけると良いでしょう。

なぜ副業が会社にバレる？原因を紹介

会社にバレずに副業をはじめたい方は、なぜバレてしまうのか原因を把握しておくことが大切です。バレてしまう原因を知っておくことで、あらかじめバレないための対策を練ることができるでしょう。

ここでは、副業がバレてしまう原因を3つご紹介します。

副業先で給与所得を得ているから

本業以外の副業先で給与所得を得ている場合、住民税の支払いの際にバレてしまいます。なぜなら、本業と副業の住民税が合算された額が本業である会社に伝えられるからです。

例年通りの住民税より高く請求されていれば、副業をしていると疑われるでしょう。主たる給与を受け取っている勤め先に住民税の金額が通知されるため、ほとんどの場合が本業に伝わってしまいます。

また、副業で給与所得を受け取っている場合、自分で住民税を納付することはできません。バレないために自分で納付するといった対策ができないため、高確率で会社にバレてしまうでしょう。

パートやアルバイトとして給与所得を得ている場合、社会保険に加入しなくてはいけない状況になると、社会保険料の変動によりバレてしまうケースもあります。

副業で事業所得を得ているから

事業を営み副収入を得ている場合、事業所得を得ていることに該当します。事業所得を得ていると、赤字申告した際に給与所得との相殺により、住民税の金額が下がって会社にバレてしまう恐れがあるでしょう。

事業所得が赤字の場合は、必ずしも確定申告しなくてはいけないというわけではありません。ただし、非課税証明書を発行できなかったり、国民保険料金が適切な金額が算定されなかったりと、さまざまなデメリットがあります。

また、収入を証明する書類を手に入れられないので、ローンを組むのが難しくなってしまいます。この先、住宅ローンや自動車ローンを組む予定がある方は、赤字でも確定申告をすることが重要です。

住民税を給与から天引きされているから

副業で給与所得を得ていない場合や事業所得が赤字でない場合でも、住民税を給与から天引きするよう特別徴収を選択していると、会社に納付書が届きバレてしまいます。

給与から天引きすることで、自分で納付する手間を省けますが、その代わり会社に副業の存在を知られてしまうリスクが高まります。

また、副業先で給与所得を受け取っていなければ、確定申告の際に住民税の支払い方法の選択が可能です。

会社にバレない副業の特徴

会社にバレずに副業をはじめたい場合、バレにくい副業の特徴をチェックしておきましょう。特徴を踏まえたうえで、自分に合った副業を見つけることがポイントです。

ここでは、会社にバレない副業の特徴を5つご紹介します。

完全在宅で稼げる

完全在宅で稼げる副業は、オフィスや特定の場所に行く必要がありません。そのため、会社の同僚や上司に会うリスクを抑えられ、会社にバレにくいといえるでしょう。

在宅での副業は、自分のスケジュールに合わせて作業を行えます。本業の勤務時間との衝突を避けやすくなり、本業と副業のスケジュールの両立を実現しやすいです。

また完全在宅でできる副業は、主にインターネットを介して行われることが多いです。個人情報や活動が外部に漏れにくい環境を構築しやすく、副業に関する情報が職場に知られるリスクが少ないといえます。

他人から仕事をしているとは思われない

会社にバレにくい副業は、手工芸品の製作やデータ入力など、一見して仕事に見えないものが多いです。これらの作業は、趣味や個人的な活動と見分けがつきにくいため、他人が仕事と認識しにくいです。

ブログの執筆やオンラインコースの制作、YouTube動画の作成などは、外部の人が直接見ることは少ないでしょう。そのため、仕事としての性質が隠れやすく、人に話さなければそれらの作業を自分が行っているとバレにくいでしょう。

また、プログラミングやグラフィックデザイン、写真撮影などの個人のスキルや趣味を活用した仕事は、趣味としての時間を過ごしているように見えることが多いです。自宅ではなくカフェなどで作業しても、仕事をしているとわかりづらいケースがあります。

隙間時間でできる

隙間時間を活用してできる副業は、固定された勤務時間を必要とせず、通勤する移動時間や帰宅後の時間を利用して稼げます。そのため、本業に影響しにくく、会社にバレにくいといえるでしょう。

隙間時間で作業できる副業は、短時間で完了できる小さなタスクが中心です。一般的に目立ちにくく、他人からは仕事として認識されにくいことが多いです。スマホ1台あればできるものがほとんどで、副業が周囲に知られるリスクが低いといえます。

具体的には、オンラインで完結するアンケートや、フリーランスのプロジェクト、短期間のデザイン、ライティングの仕事などがあります。隙間時間ではスマホ上で作業し、帰宅後のまとまった時間ではパソコン上で作業するなど、場所に合わせて作業するデバイスを変えることも工夫のひとつです。

顔を隠して作業できる

顔を隠して完結する副業は、個人を特定されにくく、会社にもバレにくいです。プライバシーが保護されるので、会社にバレてしまうことを心配している方だけではなく、個人情報が第三者にバレてしまうことを恐れている方にもおすすめです。

顔を隠してできる副業には、ライティングやデータ入力、動画の編集などがあります。ほとんどが完全在宅でできる副業なので、副業先の会社に通勤する途中や通勤中にバレることもないでしょう。

また、YouTuberやライバーなどの顔を出してできる副業の場合、顔出しに抵抗があるという方もいるのではないでしょうか。顔出しに抵抗があるもののライバーのような活動に興味がある方は、VTuberやVライバーの選択もおすすめです。

誰かと対面する必要がない

誰かと対面せずに稼げる副業は、ひとりで黙々と作業できるので、会社にバレにくいです。副業先で誰かと顔を合わせる場合、初対面の方でも会社関係者に情報が伝わってしまうリスクがあるでしょう。

パソコンやスマホで完結する副業でも、Zoom面談が必須のものや、人前に顔出ししなくてはいけないものなどがあります。簡単にできそうな副業でも、面談や顔出しが必須となるか条件を確認しておくことが大切です。

副業がバレないために年末調整や確定申告で気をつけること

会社にバレずに副業をはじめたい方は、年末調整や確定申告で気をつけるべき点がいくつかあります。注意点を確認しておくことで、会社にバレてしまう事態を回避できる可能性があるでしょう。

ここでは、会社に副業がバレないために年末調整や確定申告で注意すべき点を3つご紹介します。

年末調整は本業で行う

年末調整は1人1企業分しか提出できず、原則として本業に給与所得者の扶養控除等（異動）申告書を提出することとなっています。そのため、年末調整を行う際、副業先ではなく本業先の会社に書類を提出しましょう。

年末調整の対象となる方は、以下のとおりです。

• 基本的に年中勤務している方
• 途中入社して年末まで勤務している方
• 死亡により退職した方
• 心身障害が原因で退職し年中の再就職が見込まれない方
• 12月支払いの給与を受け取った後に退職した方
• パートまたはアルバイトを退職し、1年の給与の総額が103万円以下である方
• 該当する年の途中で海外に転勤などして非居住者となった方

一方で確定申告の対象ではない方は、以下のとおりです。

• 該当する年の給与所得が2,000万円を超える方
• 該当する年の源泉所得税および復興特別所得税の徴収猶予または還付を受けている方
• 2か所以上から給与の支払を受けていて、ほかの会社で年末調整を行う方
• 該当する年の中途で退職し、年中の再就職が見込まれる方
• 日本国内に住んでいない方
• 継続して同一の雇用主に雇用されない方

副業で得た収入は確定申告する

本業の給与は確定申告し、そのほかの副業で得た収入は確定申告をしましょう。副業で得た収入は、1月1日〜12月31日までの1年間で年間所得20万円を超える場合、確定申告を行う必要があります。

確定申告を行う時期は、基本的に翌年の2月16日〜3月15日の間となっています。確定申告書や青色申告書、源泉徴収票、収入を証明するもの、経費の領収書などの書類を提出しなくてはいけません。

副業で年間所得20万円以上の場合、確定申告を行わないと、脱税とみなされてしまいます。脱税によって課せられるペナルティは、忘れていたからといって免除されるわけではないため、毎年忘れずに行いましょう。

住民税を自分で納める

確定申告で住民税を納めなければいけない場合、自分で納付する「普通徴収」を選択しなければ、会社にバレてしまう恐れがあります。給与から天引きされり「特別徴収」を選択すると、高確率でバレてしまうでしょう。

普通徴収の場合、確定申告を行った年の5月〜6月に納付書が自宅に届き、コンビニや郵便局などに行って自分で納付します。給与から天引きされる特別徴収よりも手間がかかってしまいますが、会社にバレるリスクを抑えることができます。

ただし、住民税を自分で納める際、コンビニや郵便局などで会社の関係者に会うリスクがあるでしょう。手元にある納付書が原因でバレてしまう恐れがあるため、会社から離れたコンビニなどで納付すると良いでしょう。

会社にバレないように副業を行う際の注意点

会社にバレずに副業を行いたい場合、注意すべき点がいくつかあります。注意点を把握せずに副業をはじめると、会社とのトラブルが生じてしまったり、自身の体調を崩してしまったりする恐れがあるでしょう。

ここでは、会社にバレないように副業を行うときの注意点を3つご紹介します。

バレたらトラブルに発展する

隠していた副業の存在が会社にバレると、トラブルに発展してしまう恐れがあります。そもそも会社が副業を禁止にしている場合、契約違反とみなされてしまいます。

最悪、解雇となってしまうケースがあるでしょう。解雇にならずにそのまま働き続けられても、職場における信頼関係が損なわれてしまう恐れがあります。同僚や上司からの信頼が失われると、仕事上の評価やキャリアに影響を与えるでしょう。

また、副業により本業の業務に影響があったと判断されると、職務評価の低下や昇進の機会の減少などの影響が出る場合もあります。副業が会社の業務に影響を与えたり、競合する業務であったりする場合、法的措置を取られるリスクも高まります。

そのため副業を行う際は、これらのリスクを十分に理解し、慎重な判断と計画が必要です。会社にバレるリスクを最小限に抑えつつ、法的および倫理的な問題を避けるために、十分な検討と準備が必要となります。

知人から会社関係者に伝わる

副業に関する情報は、特に社外の知人やビジネス関係者との間で慎重に管理する必要があります。副業について話す際は、相手が会社の関係者や知り合いとつながっていないかを考慮することが重要です。

知人が会社の関係者ではない場合でも、知人から知人へと話が伝わり、結果的に会社にバレてしまう恐れがあります。そのため、基本的に副業のことは誰にも話さないようにしましょう。

また、SNSで副業に関する情報を発信すると、アカウントを特定されてしまいバレるケースがあります。匿名での発信であるとはいえ、バレてしまうリスクがゼロというわけではないので、SNSで発信する情報にも気をつける必要があります。

睡眠不足になる

副業を行うと、本業や家庭、プライベートの時間などとのバランスを取ることが求められます。本業と副業の両方をこなすために、睡眠時間を削ってしまう方が多数います。

睡眠不足は、疲労、集中力の低下、免疫力の低下などのさまざまな悪影響をおよぼします。本業のパフォーマンスにも影響を及ぼし、仕事の質が低下する原因となってしまうでしょう。そのため、本業、副業、プライベートなどの間で優先順位を設定し、時間を効率的に管理することが重要です。

また健康を維持して長期的にパフォーマンスを維持するためには、十分な睡眠を取ることが不可欠です。ストレスが睡眠の質を低下させる場合もあるため、リラクゼーションやストレス管理の技術を身につけることも求められます。

本業と副業どちらも成功させるために、十分な睡眠時間を確保して、心身ともに健康でいることが大切です。睡眠不足によりストレスが溜まり、ストレスにより睡眠の質が低下すると、悪循環となってしまいます。

副業を始めるときのポイント

会社にバレずに副業をはじめたい方は、事前にはじめるときのポイントを確認しておきましょう。ポイントを踏まえておくことで、会社にバレてしまうリスクを最小限に抑えられるでしょう。

ここでは、本業以外に副業をはじめるときのポイントを4つご紹介します。

知人にバレるリスクがあるか確認する

会社に副業がバレてしまう原因のひとつに、知人にバレたことがきっかけであるケースがあります。知人にバレてしまうリスクを避けるためにも、バレやすい副業であるか確認しましょう。

人前に出て働かなくてはいけない副業や、顔出しが必須である副業は、知人にバレる可能性が高いです。具体的には、飲食店のホールスタッフやレジスタッフ、配達スタッフ、YouTuber、ライバーなどは要注意でしょう。

一方でバレにくい副業は、完全在宅でできる仕事や顔出しせずに稼げる仕事などがあります。たとえば、パソコンがあればできるライティングや動画編集、データ入力などです。スマホ1台でできるライバーは、顔出しせずにできるラジオ配信やVライバーとしての活動を選択することもおすすめです。

無闇に他人に副業のことを話さない

副業をはじめても、無闇に他人に話さないようにすることが大切です。完全在宅でできるバレにくい副業をはじめても、他人から会社関係者まで話が伝わってしまう恐れがあります。

副業の件を誰かに話すとしても、家族や本当に信頼できる方のみにしましょう。副業に関する情報を話す際、ほかの方に話さないように約束しておくことも重要です。

ただし、本業と副業の勤務時間と合わせると、1日の勤務時間が長くなってしまうため、事前に家族からの理解を得ることが必要でしょう。家族に内緒にしていると、バレたときにかえって関係性が崩れてしまう恐れがあります。話すべき方には、事前に相談しておくことがポイントです。

副業に関わることをSNSで発信しない

現代は、何事もXやInstagramなどのSNSで情報発信を行う世の中です。ただし、SNSは一気に情報が広まってしまうのと、アカウントが特定される恐れがあるため、安易に副業のことを発信しないようにしましょう。

SNSで発信した情報は、アカウントを削除しても、デジタルタトゥーとして残ってしまうものと考えておくべきです。匿名で内容を投稿しても、個人名や住所などが特定されてしまうケースが多々あります。

また副業に関する情報をSNSで発信することは、副業先にも迷惑をかけてしまう恐れがあります。SNSで発信する情報が、副業先にとって機密情報であったり、副業先の関係者の誹謗中傷だったりすると、副業先で解雇されてしまうリスクが高まるでしょう。

会社にバレてしまうだけではなく、そのほかさまざまなリスクがあるため、SNSの使い方には注意しましょう。

睡眠時間を十分に確保できるか確認する

本業と副業を両立させるためには、睡眠時間を十分に確保して、心身ともに健康状態を保つことが大切です。集中力が低下すれば本業に影響をおよぼしてしまい、免疫機能が低下すれば体調を崩しやすくなってしまいます。

そのため副業を選ぶ際には、十分な睡眠時間を確保できるか、ライフスタイルに合っているかを確認しましょう。無理して体調を崩してしまうと、本業も副業もうまくいかなくなるという事態に陥ってしまいます。

また睡眠時間や質だけではなく、プライベート時間の確保も重要です。家族と過ごす時間や趣味を楽しむ時間、美容院やエステなどの自分を磨く時間など、人生を豊かにするための時間も確保しましょう。

とはいえ、副業をはじめたばかりの頃は、慣れずに両立が難しい場合があります。その場合は、継続した先に両立が見込めるか、何か月で目標金額に達するか、などの計画を明確に立てると良いでしょう。

会社にバレない副業に関する質問

会社にバレずに副業をはじめたい方は、現在抱えている疑問を解消しておきましょう。副業をはじめる前に解消しておくことで、副業をはじめるにあたって注意すべき点が明確になるでしょう。

ここでは、会社にバレない副業に関するよくある質問を4つご紹介します。

給料が手渡しのバイトはバレない？

給料が手渡しのアルバイトは、必ずしもバレないとは限りません。給料が手渡しでも住民税の納付方法により、会社にバレてしまうケースがあります。

給料が銀行口座に振り込まれる場合でも、本業である勤め先は個人の銀行口座の内容を確認できないので、給料の受け取り方が会社にバレるかは関係ないといえるでしょう。そのため副業探しの際、給料を手渡しで受け取れるかは重要ではないでしょう。

また給料が手渡しの場合、少なくとも副業先から自宅または銀行まで、数万円〜数十万円の現金を持ち歩かなくてはいけません。持ち歩いている間に、紛失したり盗難に遭ったりするリスクがあるため、口座振込のほうが安心です。

口座で現金を管理する方は、1度現金を預金する必要があります。ATMまで行く手間がかかるだけではなく、預金するまでに使い過ぎてしまう恐れがあります。

年収20万円以下はバレない？

年間所得が20万円以下の場合、所得税の申告をしなくても良いというだけであり、住民税の申告を免れるわけではありません。そのため、年間所得が20万円以下でも、住民税の申告を行う必要があり、住民税の納付により会社にバレてしまうケースがあります。

住民税の申告は、税務署または役所などで行えます。税務署では所得税と住民税のどちらも申告でき、源泉徴収を多めに納めている場合は還元してもらうことが可能です。

また、年間所得が20万円以下だからといって住民税の申告をせずにいると、脱税と見なされペナルティが課されてしまいます。税務署での確定申告を済ませておけば、税務署から各自治体の役所へと住民税に関する情報が転送されます。

住民税のみを申告する場合、確定申告と同じく翌年2月16日〜3月15日の間に書類を提出しましょう。必要な書類は、住民税申告書・マイナンバーが確認できる本人確認書類・前年の収入と経費を証明するもの・各種控除に関する書類などです。

副業にどれくらいの時間をあててる？

2023年4月26日〜5月2日に開催されたマイナビニュースの「経験者に聞いた! 「副業」に充てる時間、1日平均どれくらい?」によると、副業にあてる1日平均時間は1時間〜3時間未満がもっとも多かったです。次に1時間未満の方が多く、3時間未満が7割以上を占めていました。

そのほか、日曜日のみ8時間と回答した方もおり、休日のまとまった時間を活用して副業する方もいました。本業と副業を両立するには、1日3時間未満、または休日のまとまった時間を活かすことがポイントです。

副業のみで月3万円以上稼げる？

結論からいうと、副業のみで月収3万円以上稼ぐことは十分に可能です。

2023年4月26日〜5月2日に開催されたマイナビニュースの「経験者に聞いた! 「副業」に充てる時間、1日平均どれくらい?」によると、副業の最高月収が1万1円〜5万円と回答した方がもっとも多いです。次に、1万円以下と答えた方が多く、5万円以下稼いだ方が過半数を占めています。

会社にバレたくない方におすすめの副業ランキング

会社にバレずに副業をはじめたい方は、まずどのような副業があるのかリサーチしましょう。数ある副業のなかから、自分に合うものを見つけることが大切です。

ここでは、会社にバレたくない方におすすめの副業を9つご紹介します。

ブログ

ブログは実名を公開せず筆名やペンネームを使って運営でき、会社にバレるリスクが低いです。自分が運営するブログ記事は、納期が存在せず自分でスケジュールを決められるため、本業の通勤時間や体調に合わせて柔軟に調整できます。

スマホでも記事の執筆が可能ですが、より良い環境で作業するためには、パソコンを用意することがおすすめです。趣味や専門知識、日常の経験など、さまざまなトピックについて書けるので、自分の興味や専門性を活かした内容で展開しやすいでしょう。

またブログで収益を得る方法は、広告収入や自分の商品の販売などです。SNSと連携すればSNSからの誘導ができ、読者を増やすきっかけになります。

ただし、副業として稼げるようになるまで、数か月や1年以上かかってしまうケースがあります。

ライブ配信

ライブ配信は、インターネットを通じてリアルタイムでコンテンツを視聴者に提供する活動です。顔出し必須な配信アプリもありますが、一方でなかにはアバターやキャラクターを使用して、身元を隠しながら配信を行える配信アプリもあります。

Vライバーとして活動すれば、会社にバレるリスクを抑えられます。基本的に自分の好きなタイミングで配信を行えるので、自分のスケジュールに合わせて稼げます。

また、配信内容は雑談やゲーム実況、音楽演奏など、ジャンルがさまざまです。主にリスナーからの投げ銭で副収入を得られるため、リスナーの気を引くような内容を配信することが大切です。

ただし、ライブ配信をはじめたばかりは、なかなかリスナーを獲得できず、目標金額に達することができないケースがあります。安定した副収入を得るには、毎日配信したり、ファンを獲得するための策を練ったりする必要があるでしょう。

Webライティング

Webライティングは、インターネット上での記事やコンテンツを制作することです。クライアントからもらった構成にもとづいて執筆する場合があれば、構成を一から作成して執筆する場合もあります。なかには、インタビューして内容を記事にまとめる仕事もあります。

Webライティングは、実名を公開せずにライティング活動を行うことが可能です。しかし、請求書の作成や源泉徴収などで氏名や住所が必要であるケースがあり、実名を公開するほうが活動幅が広がる可能性があります。

またインターネットがあれば作業できるので、在宅やカフェなど場所を選ばずに作業ができます。仕事内容は、Webサイトのコンテンツ制作、ブログ記事、SEO対策用の記事などさまざまです。

個人でブログを運営するよりも、即金性が高いです。一方で、Webライティングをはじめたばかりの方や、専門的な知識や資格がない方は、記事の単価が低くなる傾向にあります。

YouTuber

YouTuberは、動画コンテンツをYouTubeに投稿する仕事です。視聴者からの視聴回数や広告収入を通じて、収益を得られます。アニメーションや音声のみの解説、アバターの使用などで、身元を隠して活動する方法があります。

YouTuberは、動画がYouTubeに残る限り、再生され続けることで不労所得を得られるメリットがあります。そのため、実労働時間よりも多額の副収入を得られる可能性があるでしょう。

ただし、YouTuberとして稼ぐには登録者数を多く獲得する必要があるので、はじめたばかりはなかなか再生されない恐れがあります。YouTubeのアルゴリズムを理解し、対策を練りながら高頻度投稿を行うことがポイントです。

インスタグラマー

インスタグラマーは、Instagramで写真や短い動画を投稿して活動し、影響力を持つ人のことです。インスタグラマーの活動ジャンルは、美容や食べ物、ファッション、旅行、ライフスタイルなどさまざまです。

Instagramでは、自分がおすすめする商品を紹介して広告収入を得たり、企業から案件を依頼してもらい収入を得たりすることができます。フォロワー数が多ければ多いほど、影響力があると見なされ単価が高くなる傾向にあります。

顔出しをせずに匿名で活動できるものの、ジャンルによって顔出ししなくては、視覚的に魅力的なコンテンツを投稿できない可能性があるでしょう。たとえば、コスメの使い心地や効果を伝えたい場合、顔全体の写真を投稿したほうが多くのフォロワーに注目される可能性があります。

投資

投資は、株式、債券、不動産、仮想通貨などで利益を得る行為です。投資活動は第三者を巻き込まず個人で行うので、基本的に会社にバレるリスクが低いといえます。

インターネットがあればどこでも投資できるので、在宅や移動中など場所を選ばずに取引できます。労働時間以上の収益が期待でき、不労所得を得たい方におすすめです。

ただし、投資で必ず儲かるとは限りません。マイナスになって資産が減るなどのリスクがあるので、事前に投資に関する知識を培っておくことが大切です。リスクを分散する投資の方法や、余剰資金を活用した投資など、投資する前に勉強しておきましょう。

ハンドメイド販売

ハンドメイド販売は、手作りの商品を作成してオンラインプラットフォームやイベントなどで販売する活動です。ジュエリー、アクセサリー、衣類、雑貨、アート作品などさまざまな商品を作ることができ、オンライン販売する方が多いです。

ハンドメイド作品を販売する際、Etsy、minne、Creemaなどを利用するケースが多く見られます。自由に価格を設定できるので、1つでも売れれば大幅な赤字を回避できる可能性があります。

ただし、材料費や制作時間を加味し、利益を確保できる価格を設定する必要があるでしょう。そのため、売上と経費の細かい管理ができる方や、効率的に収益化する策を練るのが得意な方におすすめです。

ポイントサイト

ポイントサイトは、オンライン上でさまざまなアクティビティを行い、報酬としてポイントを獲得して現金やギフト券などに交換できるWebサイトです。ポイントサイトの利用は時間と場所に縛られず、自分の空いている時間に簡単に行えます。

ポイントを獲得する方法は、アンケートの回答、ゲームのプレイ、ショッピング、Web検索などさまざまです。普段からインターネットで買い物する方は、ポイントサイトを経由して買い物するだけで、ポイントを獲得できる可能性があります。

ただし、継続して安定した副収入を得られるわけではありません。たとえば、ゲームのプレイにより得られるポイントの場合、同じゲームをプレイして2度以上獲得することができません。

データ入力

データ入力は、クライアントから提供されたデータをコンピュータシステムやデータベースに入力する作業です。タスク1つあたり短時間で完結する仕事が多くあるので、本業と両立しながらスケジュールを調節しやすいです。

データを入力する単純な作業となっているので、黙々と作業するのが得意な方におすすめです。パソコンだけではなくスマホで完結する案件もあり、通勤時間を活用して副収入を得ることができます。

ただし、データ入力の仕事は報酬が比較的低いことが多いです。そのため、時間と労力に見合った報酬を提供する案件を選ぶことが重要です。クライアントから提供されたデータは、機密情報であるケースがあるので、外部に流出しないように注意しましょう。

まとめ

副業が会社にバレてしまう主な原因は、給与所得や事業所得による税金の影響です。副業の所得の種類のほか、住民税を給与から天引きすることでバレてしまう恐れがあります。年末調整は本業で行い、副業の収入は確定申告を行うことが大切です。

会社にバレない副業を探す際、完全在宅で隙間時間に行え、顔出しや対面が不要なものがおすすめです。副業を行う際のリスクとして、知人経由での情報漏洩や睡眠不足の恐れがあるため、リスクを理解したうえで自分に合ったものを探しましょう。

また、年間所得が20万円以下だからといって、確定申告をしなくても良いとは限りません。年間所得の金額に関わらず毎年確定申告を行い、住民税を自分で納付するようにすると良いでしょう。

本記事では、会社にバレずに副業したい方向けの副業をご紹介しています。副業をはじめたいものの、どれが自分に合っているかわからない方は、ぜひ副業探しの参考にしてください。