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VTuberは収益化が難しい？稼ぎすぎに注意？もらえる月収の割合・条件や収入ランキングを紹介
VTuberになりたい方や、VTuber活動をはじめて間もない方のなかには、VTuberがどれくらい稼げるのか知りたいという方がいるのではないでしょうか。
VTuberの収益は、レベルや収益化方法、事務所への所属の有無などによって異なります。
本記事では、所属ライバーと個人ライバーの収益、VTuberで収益化する方法、収益化するための条件をご紹介します。
そのほか、VTuberの収益ランキングや、収益化におすすめの事務所もお伝えするので、VTuberとして収益化を目指している方はぜひ参考にしてください。
目次
VTuberとして収益化するのは難しい？
VTuberとして収益化するのは、決して簡単だとは言い切れませんが、可能性はゼロではありません。
VTuberとして活動している方のなかには、月収100万円以上や1億円以上を実現している方がいます。そのため、VTuber活動のみで生計を立てることもできます。
一方で、VTuberのなかには、ほかの仕事やアルバイトを掛け持ちして活動している方もいるでしょう。VTuberとしての収益がゼロである方もいるので、必ずしも誰でも簡単に稼げるとはいえません。
VTuberとして稼ぐには、活動を継続してさまざまなことに挑戦し続けることが大切です。
底辺VTuberの定義とは？
VTuberを含めYouTuberは、底辺YouTuberなどと称されている方がいますが、底辺VTuberとは何か疑問に思っている方もいるでしょう。
底辺VTuberとは、一般的には収益が少ないVTuberのことを指します。
そのほか、さまざまな要素から底辺VTuberだと捉えられるケースがあります。
たとえば、キャラクター設定が曖昧である場合、動画によって印象が異なったり、キャラクターとリアルな人の声や性格が合っていなかったりすることにつながります。なかの人として活動したいのか、キャラクターになりきって活動したいのかが曖昧になると、ファンがつきにくくなり、底辺VTuberと捉えられてしまうでしょう。
そのほか、底辺VTuberの特徴は、キャラクターのデザインが雑、音声が聞きづらい、動画のクオリティが低い、トークスキルが低い、活動時間が短いなどが挙げられます。
底辺VTuberから脱却したい場合は、人気VTuberの特徴を押さえ、なぜ人気があるのか、どのように活動していけば良いのかなどを分析して行動に移していくと良いでしょう。
VTuberが収益化する方法
VTuberを目指している方は、どのような方法で収益化するのか決めておくと良いでしょう。収益化する方法を増やすと、収益源が増えて収入がアップする可能性があります。
ここでは、VTuberが収益化する方法を5つご紹介します。
YouTubeでのライブ配信
YouTubeでのライブ配信で得られる投げ銭システムは、「スーパーチャット」です。スパチャとも略されることがあり、数多くのVTuberが得ている収益化方法といえます。
VTuberで収益を得ている方の多くは、スーパーチャットで生計を立てているといっても過言ではありません。YouTubeでのライブ配信をメインで活動しているVTuberも多くいます。
また、少数の熱狂的なファンが高額の投げ銭をしてくれれば、視聴者が少なくても十分高収入が狙えます。そのため、デビュー間もないVTuberでも、少数のファンの心を掴めれば、収益化を達成できる可能性が高いです。
ただし、YouTubeのスーパーチャットは、視聴者からもらった金額がそのまま手元に入るわけではありません。YouTubeの運営側に30%〜50%ほど差し引かれてから、自分の手元に渡ります。
ファンクラブ
YouTubeでは、ファンクラブ制度である「メンバーシップ」を開設することができます。メンバーシップに加入した視聴者が、月額会費を支払い、VTuberは一定の収益を得ることが可能です。
メンバーシップで稼ぐ場合、多くのファンを獲得することが大切です。ファンが多ければ多いほど、高収入を安定的に得られる可能性があります。
ただし、ただファンクラブの会員を募るのではなく、メンバーになったユーザーを対象に、特典を用意することもポイントです。豪華な特典を用意することで、メンバーシップに加入したいと思ってもらえることにつながります。
オリジナルグッズ販売
VTuberは、キャラクター自体がデザインされたグッズを販売することもおすすめです。キーホルダーやマグカップ、フェイスタオルなど、日常的に使えるようなものをグッズ化すると、視聴者も購入しやすいでしょう。
また、声を売りにしているVTuberの場合は、ボイスをグッズとして販売することもできます。ファンの名前を呼んだり、目覚ましがわりに使えるボイスを用意したりすると、声ファンの方にとって需要があるといえます。
PR案件
PR案件とは、企業の商品やサービスをプラットフォームで紹介して、報酬を得るシステムです。企業案件や外部案件とも呼ばれています。
企業から直接依頼されると、事務所の仲介手数料が差し引かれないので、より高収入が狙えるでしょう。ただし、企業と個人とのやり取りでは、PR案件を扱うにあたって専門知識が求められるので、トラブルに発展しないように注意が必要です。
ただし、PR案件を依頼してもらうには、ある程度の知名度が求められます。
VTuberとしてYouTubeのみで活動するのではなく、XやInstagram、TikTokなどのSNSでもアピールすることがポイントです。
イベント出演
VTuberのなかには、企業などが開催するイベントに出演して報酬を得ている方もいます。イベントでは、ゲスト出演するケースや、歌などを披露するケースなどがあります。
ただし、イベント会場までの交通費や宿泊費は、自己負担であるケースもあるので、しっかり報酬の内訳を確認することがポイントです。
VTuberの月収はどれくらい？
VTuberとして活動をしようか迷っている方のなかには、どれくらいの収益がもらえるか気になる方がいるでしょう。
ここでは、VTuberの月収がどれくらいか、所属VTuberと個人VTuberに分けてご紹介します。
事務所に所属しているVTuber
事務所に所属しているVTuberは、詳しい収益を公開している方はいませんでしたが、普段から外食したり貯金したりできるほど稼いでいると公言しているVTuberがいました。
所属VTuberの場合、活動を経て得た収益は事務所が管理するシステムとなっているので、活動で得たすべての収益を把握しているとは限りません。
事務所に手数料を差し引かれたうえで十分な金額を受け取っているなら、もともとさらに高収入を稼いでいるといえるでしょう。
無所属の個人VTuber
事務所に所属していないVTuberは、チャンネル登録者数が1万人〜5万人ほどで、月収30万円〜50万円ほど稼いでいるといわれています。
事務所に所属していない場合、YouTubeへの手数料分を除き、活動で得た報酬はすべて受け取ることが可能です。そのため、事務所に所属しているVTuberよりも稼げるケースがあります。
ただし、事務所によるサポートを受けられないので、収益化できるまでに時間がかかる可能性があります。
イベントを開催するときは、自分で負担しなければいけない経費がかさむ場合もあるので、結果的に報酬が減ってしまうケースもあるでしょう。
事務所に所属して収入を得るメリット
VTuberとして活動することを検討している方は、事務所に所属するかしないか決める必要があります。
ここでは、VTuberが事務所に所属して収入を得るメリットを2つご紹介します。
活動をサポートしてもらえる
事務所に所属すると。配信で必要になるイラストや撮影機材などを事務所側が準備してくれる場合があります。企画を一緒に考えたり、動画の管理などの細かい作業を行ってくれる事務所も多く、ライブ配信に集中できるでしょう。
事務所に入っていれば、事務所側がファンからのプレゼントを受け取り、指定先まで送付してくれることが多いです。個人情報のトラブルを気にすることなく、ファンからのプレゼントを受け取れるので安心です。
もしもの時に事務所に所属していれば、トラブル等の対応を行ってくれます。顧問弁護士を雇っている事務所も多いため、法的トラブルになった場合でも気軽に相談できるでしょう。
独自の報酬制度が適用される
多くの事務所では独自の報酬制度を設けており、業績や役割に応じた報酬が明確に定められています。自分の努力や成果がしっかりと評価されやすくなるので、活動に対するモチベーションもアップするでしょう。
所属事務所によっては、業績に応じてボーナスやインセンティブが支給されることもあります。これにより、単なる基本給だけでなく、成果を上げることでさらに収入を増やすチャンスが生まれます。
個人VTuberとして収入を得るメリット
VTuberとして活動する際、必ずしも所属VTuberのほうが良いとは限りません。個人で活動するメリットも把握したうえで、事務所に所属するか検討すると良いでしょう。
ここでは、個人VTuberとして収入を得るメリットを2つご紹介します。
すべての割合を月収として受け取れる
個人VTuberの場合、活動内容や収益化の方法を自分で決められます。
広告収入、スーパーチャット、グッズ販売など、さまざまな収益源を持つことができ、全体の収入を自分のペースで管理できます。
事務所に所属すると、収入の一部を手数料として取られることがありますが、個人VTuberはそのような制約がありません。そのため、得た収入を全て自分のものにすることができ、報酬を最大化できます。
スーパーチャットや投げ銭、ファンからの支援などの視聴者から直接得る収入は、即座に自分のもとに入ります。リアルタイムで収入が増える感覚を味わえ、モチベーションにもつながるでしょう。
活動の自由度が高い
個人VTuberは、自分の興味や得意なことに基づいてコンテンツを作成できます。ゲーム実況、歌、雑談、アート配信など、多様なジャンルから自由に選択できるため、クリエイティブな表現が可能です。
活動のスケジュールも自分で決められます。忙しい時期やプライベートの都合に合わせて配信頻度を調整できるため、ストレスを感じずに続けやすいです。
また、自分自身のキャラクターやブランドを自由にデザインできます。外見や性格、設定を自分の好みに合わせて作り上げることで、ファンとの独自の関係を築けるでしょう。
企業とのコラボレーションやスポンサーシップについても、自分で選択できるため、信頼できるブランドとだけ提携できます。これにより、自分のスタイルや価値観に合った活動がしやすくなるでしょう。
VTuberが収益化するための条件
VTuberは、YouTubeで活動しているバーチャルキャラクターを指します。YouTubeで稼ぐには、顔出ししているYouTuberと同じように条件を満たす必要があるので、注意しましょう。
ここでは、VTuberがYouTubeで収益化するための条件を2つご紹介します。
チャンネル登録者数が1,000人以上
VTuberが収益化するための条件の1つに、「チャンネル登録者数が1,000人以上」という要件があります。
1,000人以上の登録者を持つことは、VTuberにとって重要な指標であり、コミュニティが形成されている証拠です。登録者数が多いということは、ファンとの関係が築かれ、多くの人に支持されていることを示します。
また、チャンネル登録者が1,000人以上であることは、視聴者や企業に対しての信頼性を示す指標となります。多くのフォロワーがいることは、コンテンツの質や影響力を裏付ける要素となるでしょう。
直近の12か月間で再生時間が4,000時間以上
VTuberが収益化するための条件の1つとして、「直近の12か月間で再生時間が4,000時間以上」という要件があります。
再生時間が4,000時間を超えることは、VTuberとしてのコンテンツが多くの視聴者に見られていることを示します。視聴者が興味を持ち、長時間視聴している場合、コンテンツの質や魅力があると考えられます。
再生時間はYouTubeのアルゴリズムに影響を与える要素です。再生時間が多いチャンネルは、YouTubeからのおすすめや検索結果での表示が優遇されやすくなり、さらなる視聴者を獲得するチャンスが増える可能性があります。
VTuberの収益ランキング
VTuberの収益が気になる方は、どのような方が人気を得ているか、収入を多く得ている得ている方は誰か、などのポイントに着目してみましょう。
ここでは、数いるVTuberのなかから高収入を得ているVTuberをランキング方式でご紹介します。以下でご紹介する情報は、2024年11月時点のものです。
1.がうる・ぐらさん
引用元：YouTube「Gawr Gura Ch. hololive-EN」
がうる・ぐらさんは、ホロライブEnglishの初期グループメンバーとして活躍しているトップVTuberです。
ホロライブEnglishとは、英語圏を中心に活動しているホロライブプロダクションの部門です。
日本では、サメちゃんという愛称で親しまれています。
2020年度のネット流行語100にも選出されており、現在のYouTubeのチャンネル登録者数は452万人を超えています。
2.キズナアイさん
キズナアイさんは、Activ8株式会社が制作したバーチャルキャラクターであり、その後VTuberとしてKizuna AI株式会社に所属中です。
2022年2月26日のオンラインライブイベントであるKizuna AI The Last Live“hello,world2022”からほとんど活動休止状態ですが、現時点のYouTubeのチャンネル登録者数は299万人を超えています。
年に数回MVなどが投稿されており、最近投稿された動画の再生回数は90万回以上を記録しています。
3.宝鐘マリンさん
宝鐘マリンさんは、ホロライブプロダクションに第3期メンバーとして所属しているVTuberです。
日本で活動するVTuberのなかではトップライバーとして知られており、優れたトーク力とセクシー路線の配信が人気の秘訣となっています。
船長という愛称で親しまれており、現時点のYouTubeの登録者数は352万人を超えています。
2022年には、オリジナルソング「I’m Your Treasure Box *あなたは マリンせんちょうを たからばこからみつけた。」が発表されており、再生回数は5,000万回を突破中です。
4.兎田ぺこらさん
兎田ぺこらさんは、ホロライブプロダクションの第3期メンバーとして所属しているVTuberです。
ぺこーらという愛称で親しまれており、語尾の「ぺこ」とつくのが特徴となっています。
ライブ配信では、ゲーム実況や歌配信、雑談などであり、リスナーとの距離感が近いコミュニケーションが人気の秘訣です。
5.森カリオペさん
引用元：YouTube「Mori Calliope Ch. hololive-EN」
森カリオペさんは、ホロライブEnglishの初期グループであるMythのメンバーとして活躍しているVTuberです。
英語圏を中心に活躍しているライバーなので、基本的に英語での配信となっていますが、ある程度の日本語も話せます。
ホロライブプロダクションに所属しているVTuberのなかでは、ラップスキルや歌唱力が飛び抜けています。
その腕を活かし、ラップで構成されたオリジナルソング「失礼しますが、RIP♡」をリリースしており、現時点で再生回数4,100万回を突破中です。
6.白上フブキさん
白上フブキさんは、ホロライブプロダクションの第1期メンバーとして所属しているVTuberです。
フブキングという愛称で親しまれており、ライブ配信ではゲーム実況や歌配信、TRPGなど、さまざまなジャンルで活動しています。
黎明期からホロライブプロダクションを支えてきたライバーとしても注目されており、現時点でのYouTubeのチャンネル登録者数は247万人以上です。
7.戌神ころねさん
戌神ころねさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。
ライブ配信では、独特の訛りが注目されており、おっとりした雰囲気や喋り方から癒されるためにライブ配信を視聴する方も多いでしょう。
独特なイントネーションは、ほかのメンバーからもいじられており、さまざまなライバーと絡む様子もファンにとって嬉しい要素となっています。
現時点でのYouTubeのチャンネル登録者数は214万人を超えており、動画の投稿本数は1,000本を突破しています。
8.星街すいせいさん
星街すいせいさんは、ホロライブプロダクションに所属、さらにMidnight Grand Orchestraのメンバーとしてトイズファクトリーにも所属しているVTuberです。
すいちゃんという愛称で親しまれており、優れた歌唱力を活かしさまざまな楽曲を歌っている動画を投稿しています。
数々の有名アーティストが出演している人気チャンネル「THE FIRST TAKE」では、VTuberとして異例の出演を果たしており、優れた歌唱スキルを披露しています。
また、現時点でのYouTubeチャンネル登録者数は251万人以上です。
9.湊あくあさん
湊あくあさんは、ホロライブプロダクションの第2期メンバーとして所属しているVTuberです。
あくたんやAKUKINという愛称で親しまれており、英語圏では頭が玉ねぎに見えることからOnionなどと呼ばれています。
ホロライブの所属VTuberのなかでは、ゲーム実況のガチ勢として有名です。
メンバー間でマリオカート8デラックスをプレイした際、ホロライブ杯で2位と大差をつけて優勝した実績があります。
10.さくらみこさん
さくらみこさんは、ホロライブプロダクションに所属しているVTuberです。
みこちという愛称で親しまれており、近年では歌手活動に力を入れています。
2019年には、ライブイベント「It’s a Virtual＆Real Pop World！」に出演しており、ステージデビューをしたあと外部ライブに毎年出演しています。
また、現時点でのYouTubeのチャンネル登録者数は、221万人を突破中です。
VTuberの収益化におすすめの事務所
はじめてVTuber活動をはじめる方は、稼ぐためのノウハウやコツを教えてもらうために、はじめは事務所に所属したほうが良いケースがあります。さまざまな事務所があるなかで、どこに所属しようか迷っている方もいるでしょう。
ここでは、VTuberとして収益化するためにおすすめの事務所を5つご紹介します。
にじさんじ
引用元：にじさんじ
にじさんじは、ANYCOLOR株式会社が運営しているVTuber事務所です。
主に、Live2Dモデルを用いたライブ配信をサポートしており、所属VTuberの配信ジャンルはゲーム実況や歌配信、朗読、料理などさまざまです。
日本だけではなく、台湾や上海などの国外での活動もサポートしているので、海外で活躍できるVTuberになりたい方に適しています。
所属ライバーのキャラクターは、個性的なVTuberから落ち着いているVTuberまでさまざまであり、多様性のある事務所であるといえるでしょう。
また、多彩なコンテンツ作成のサポートだけではなく、YouTubeのほか、さまざまなプラットフォームでの活動もサポートしています。主に、ライブ配信での活動をサポート中ですが、配信内容やイベント企画などを相談しやすいです。
自主的に行動することを理念に事務所を運営しており、所属ライバー一人ひとりが事務所からの指示にとらわれずに活動できる点が魅力です。
ホロライブ
引用元：ホロライブ
ホロライブは、カバー株式会社が運営している日本のVTuber事務所です。
女性VTuberのみが所属しており、特にアイドル志向のあるキャラクターが多く所属しています。日本独特の萌え文化が反映しているのが特徴で、特に男性ファンを多く獲得しています。
また、日本の事務所ですが、海外層にも分かりやすい配信にも力を入れているので、海外ファンも多いです。言葉で伝えるのも大切ですが、日本のアニメや漫画が好きな海外ファンの心を掴むためにも、キャラクターのビジュアルや表情の変化などにもこだわっています。
主に、歌手活動をしているVTuberが多く所属しています。3D歌ライブは、ライバーとファンのどちらも楽しみにしている一大イベントです。2D歌ライブと比べると、より迫力が感じられるイベントとなっています。
ミリプロ
引用元：ミリプロ
ミリプロは、VTuberとして活動している甘狼このみさんが運営しているVTuber事務所です。
女性VTuberのみが所属しており、2024年8月時点では5名の女性VTuberで構成されています。ライブ配信だけではなく、TikTokでの動画投稿やYouTubeでのショート動画の投稿を行いたい方のサポートも行っています。
また、2023年4月1日に設立されたばかりで、これからも所属ライバーが増える可能性があるでしょう。
代表的な所属VTuberには、運営している甘狼このみさんをはじめ、音ノ乃ののさんやゆらぎゆらさんなどがいます。
ハコネクト
引用元：ハコネクト
ハコネクトは、2021年4月に設立されたアイドル系のVTuberのサポートを行っているVTuber事務所です。
所属ライバーに対するサポートは、具体的にライブ配信についてだけではなく、オリジナルグッズの制作や販売、イベントの企画提案、イベントへの出演依頼、外部案件の紹介、動画制作のサポートなどです。
ハコネクトのサポートをもとに制作したグッズは、ハコネクトの公式オンラインショップで購入できるようにしたり、イベントのみで購入できない限定グッズとして扱ったりできます。
また、事務所から紹介する外部案件のなかには、仕事内容が声優としてオファーしてもらえるケースもあります。そのため、VTuber活動をきっかけに声優デビューしたい方におすすめです。
Razzプロダクション
引用元：Razzプロダクション
Razzプロダクションは、トップVTuberを優遇する独自のROYAL制度を扱っているVTuber事務所です。
ROYAL制度とは、IRIAMで60日間連続でS1〜S3ランクをキープしたライバーに与えられる称号であり、ノルマの免除、専用の事務所ロゴの提供、広告や広報コンテンツへの優先的な出演オファー、グッズの制作や販売などの特典があります。
通常、Razzプロダクションにキャラクター制作を依頼してデビューした場合、著作権が事務所側にあるので、グッズの制作や販売を行うことができません。ROYAL制度で称号を与えられれば、著作権を気にせずにグッズをつくって販売できるようになります。
また、事務所に制作してもらえるイラストは、無償で依頼が可能です。
マネージャー制でライバー一人ひとりをサポートしており、オンラインで相談できるので、わからないことがあっても気軽に聞けるでしょう。
事務所で定期的に開催されているイベントでは、オリジナルグッズの制作やオリジナルソングの提供などを特典として用意しているケースがあります。そのほか、イベントオリジナルのTシャツやステッカー、有名イラストレーターとのコラボなどさまざまです。
VTuberの収入やマネタイズに関するよくある質問
VTuberの収入についてわからないことがある方は、活動をはじめる前に疑問を解消しておきましょう。
ここでは、VTuberの収入やマネタイズに関するよくある質問を3つご紹介します。
稼ぎすぎは良くない？
VTuberの稼ぎすぎについては、特に問題視されていません。
ただし、一定額以上の収益を得ると、本業や副業関わらず確定申告を行わなければいけません。
確定申告をし忘れると、重いペナルティが課せられる恐れがあります。
事務所に所属した場合の収益の割合はどれくらい？
事務所に所属した場合の還元率は、事務所によってさまざまです。
還元率を設定している事務所の多くは、80〜90%台が一般的です。活動するプラットフォームによっては、さらに手数料などが差し引かれるケースがあります。
さらに高い手数料を設定しているところだと、還元率が40〜70%台であるところもあります。その分、手厚くサポートしてくれる場合があるので、還元率とサポートのバランスを見極めることが大切です。
また、還元率100%を謳っている事務所もあります。獲得した収益をすべて受け取れるので、サポートを受けながらフリーライバーと同じ環境でライバー活動ができます。
どうやって収益を受け取れる？
事務所や活動するプラットフォームによって収益の受け取り方法はさまざまですが、銀行振込が一般的です。
本格的に専業VTuberとして活動する方は、VTuber収益を受け取るための専用の銀行口座を作成しておくと良いでしょう。確定申告を行う際、どれくらいの収益を受け取ったのか、具体的な金額を通帳で確認できます。
まとめ
VTuberの収益は、認知度や活動頻度などによって異なりますが、トップVTuberになると本業にして生計を立てられるようになります。
収益を得られるようになるには、多くの方々に認知してもらって、一人ひとりを楽しませられるような活動をすることがポイントです。簡単なことではないですが、継続tして挑戦することが大切です。
また、収益がなかなか伸びない場合は、VTuber事務所に所属してサポート受けると良いでしょう。
事務所によってコンセプトやサポート内容が異なるので、事務所に所属して収入を上げたい方は、自分に合ったところを見つけてオーディションを受けてみましょう。
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