ライバーやめてよかった？ライブ配信に疲れた原因と対処法｜メンタルを病むことなく配信を続けるには？

ライバーやめてよかった？ライブ配信に疲れた原因と対処法｜メンタルを病むことなく配信を続けるには？

ライブ配信を続けていると、「もう配信するのは疲れた、つらい」と感じるライバーの方も多いのではないでしょうか。

配信は、リスナーを楽しませなければならず、常にリスナーとコミュニケーションを取るため、心身ともに負担があります。

無理をして続けて、心身に不調をきたしてしまう方もいるでしょう。

この記事では、ライブ配信で疲れを感じてしまう原因とメンタルを病みやすい人の特徴、疲れに対する具体的な対処法について解説します。

ライブ配信に疲れた原因には何がある

ライブ配信を始めた頃は楽しくても、だんだん疲れてしまい、ネガティブな気持ちになる方もいるでしょう。

なぜライブ配信に疲れてしまうのか、その主な原因について解説していきます。

ライブ配信に人が来なくて疲れた

ライブ配信に、リスナーが来なくて疲れたという悩みを抱えている方は、少なくないでしょう。

ライブ配信を始めた当初は、多くのリスナーに来てもらおうと、ワクワクしていたかもしれません。

しかし、いざ配信を始めてみると思ったようにリスナーが集まらず、モチベーションが下がってしまうことも。

ライブ配信にリスナーが集まらなくて疲れるという悩みは、多くの配信者が抱える共通の悩みです。

定期的に配信するのが大変

定期的にライブ配信をすると、安定したリスナー数を確保できるかもしれません。

しかしリスナーの都合に合わせて、自分のやりたいことを後まわしにして、配信を続けてしまうと、ストレスになるでしょう。

ストレスが蓄積すると、疲労に繋がります。

配信ネタが見つからない

ライブ配信を成功させるには、事前にしっかりとした準備が大切です。

話す内容や企画を準備することで、リスナーを飽きさせずに、最後まで楽しんでもらえます。

しかし、毎日新しいネタを考えるのは、とても大変です。 

配信ネタを常に考える日々は、配信そのものが、ゆううつになる可能性があります。  

リスナーへの対応がつらい

ライブ配信では、リスナーとのコミュニケーションが非常に重要です。

リスナーの応援は、モチベーションの維持に繋がり、配信の成長に繋がります。

しかし、リスナーとの間で誤解が生じたり、過度な期待をかけられたりすると、トラブルが発生する可能性もあります。またアンチコメントや嫌がらせは、悲しい気持ちになるでしょう。

リスナーの中には、ライバーに対して理想的なイメージを持つ人もいるため、そのイメージを崩さないように無理をしていると、対応がつらくなるかもしれません。

リスナーが離れてしまう・増えない

ライブ配信で、リスナーとの繋がりを大切にしていても、リスナーの増減はつきものです。トップライバーでさえ、3ヶ月で約3割のリスナーが入れ替わると言われています。

常連リスナーが急に来なくなったり、新規リスナーの獲得が難しくなったりすると、モチベーションが下がってしまうでしょう。

それが原因で、配信を続けることに悩んでしまう方もいるかもしれません。

収入が安定しない

ライブ配信で稼ぎたくても、ライバーの収入は安定しないのが現実です。

ライブ配信は、収入の予測が難しく、精神的な負担になることがあります。

収入ばかりを気にしていると、配信自体を楽しめなくなり、結果的に配信がストレスになるでしょう。

所属している事務所のノルマ・ルールが厳しい

ライブ配信事務所の厳しいノルマやルールに縛られ、「自由に配信できない」と悩んでいる方もいるでしょう。

楽しい配信をしたいのに、ノルマやルールが気になってリスナーとの触れ合いが薄れてしまい、残念に思っている方もいるかもしれません。

自分に合った環境で活動すれば、安定した収入を得られ、才能を最大限に活かしたライブ配信を楽しめるかもしれません。

ライブ配信でメンタルを病む人の特徴

ライブ配信でメンタルを病む人には、特徴があります。

心当たりの項目がある場合は、十分に気をつけましょう。

ライブ配信に没頭しすぎて依存症になってしまう

「ライブ配信がすべて！」と、あまりにも配信に夢中になり依存しすぎると、周りが見えなくなってしまいがちです。

配信を中心に生活していると、視野が狭まり、うまくいかない時に大きく心が傷ついてしまいます。

配信は楽しいものですが、依存しすぎには注意しましょう。

数字にこだわる

数字での目標設定も大切ですが、数字にこだわらず「リスナーを楽しませたい」という気持ちが大切です。リスナーと共感し、役立つ情報を提供することで、より深い繋がりができます。

ランキング上位やリスナー数を増やすことを目指すことも必要ですが、数字だけにこだわりすぎると、本来のライブ配信の楽しさを忘れてしまうかもしれません。

数字にこだわり過ぎると、ライブ配信が楽しくなくなり、精神的に疲れてしまうでしょう。

他のライバーと比較してしまう

「他のライバーさんと比べて、自分はダメだな…」と比較してしまうことがあるかもしれません。

しかし、それぞれのライバーの置かれている状況やスキルは違います。

数字を気にして落ち込んでしまうと、配信も楽しくなくなります。

ほかのライバーと比べて、自己嫌悪に陥ってしまうと、やる気を失ってしまうかもしれません。

リスナーに気を使いすぎてしまう

リスナーの投げ銭・アイテムがライバーの収入源になります。

ついついリスナーに気を使ってしまい、 一人ひとりのコメントにていねいな返信をしたり、リクエストに応えたり、長時間配信を続けたり。

しかし、すべてのリスナーに気を使うのはとても大変です。

リスナーと良い関係を築くことは大切ですが、無理は禁物です。

自分のペースで配信を続けないと、心身ともに病んでしまうでしょう。

ライブ配信に疲れてしまったときの対処法

ライブ配信をしていると、疲れてしまうことがあります。

このような時は一人で抱え込まず、以下の7つ対処法を試してみましょう。

それぞれについて、くわしく解説します。

ライブ配信を始めたきっかけを振り返ろう

ライブ配信を始めたばかりの頃は、きっとワクワクして、楽しく配信していたはずです。

しかし、リスナー数が伸び悩んだり、リスナーとの関係に悩んだりすると、モチベーションが下がるかもしれません。

このような時は、なぜ配信を始めたのか、ライブ配信を始めたころの初心に立ち返ってみましょう。配信を始めた頃の初心を思い出すことで、新たなやりがいと目標を見つけることができるかもしれません。

リスナーに相談してみよう

配信で疲れたと感じたら、リスナーに相談してみましょう。

ライバーを応援してくれるリスナーたちは、心の支えになってくれます。

正直な気持ちを伝えてみると、意外なアドバイスをもらえたり、共感してもらえたりするかもしれません。ただ話を聞いてもらうだけでも心が軽くなることもあります。

リスナーとの絆を深め、配信をもっと楽しむためのきっかけになるかもしれません。

数字を気にしない

ライブ配信で大切なのは、数字だけでなく、リスナーとの繋がりです。

リスナー数・総視聴時間・投げ銭やアイテムの数・収益・人気ランキングなど気にしたらきりがないくらい数字での評価項目があります。

数字が気になるのは仕方ないことですが、一喜一憂するのではなく、リスナーとのコミュニケーションを大切にしましょう。リスナーのコメントに反応する、言葉を返すなどの無理をしない程度のやり取りがおすすめです。

また、リスナーのリクエストや新しい企画に挑戦したりすることで、配信をもっと楽しめるかもしれません。

他のライバーと比較しないでマイペースを保とう

他のライバーと比べるのはやめましょう。それぞれ個性があります。大切なのは、自分のペースで楽しむことです。

昨日の自分と今日の自分を比べるなど、自分の成長に目を向けましょう。

人と比べると、心が疲れてしまいます。大切なのは、マイペースを保つことです。

体調を整える

配信ライバーは、不規則な生活になりがちです。

睡眠不足や栄養バランスの乱れは、心身に負担をかけ、体調を崩してしまうかもしれません。

睡眠時間の確保は、何よりも大切です。規則正しい睡眠時間を確保できるように、配信する時間を考えましょう。

食事時間も、ゆっくりと食べられるように確保します。

悩みがあったら、周囲の人に相談したり、気分転換をしたりして、ストレスを発散して、心身のバランスを崩さないようにしましょう。

思い切って休む

ライブ配信を思い切って休むことは、決して悪いことではありません。むしろ、より良い配信へと繋がる大切な時間と言えるでしょう。

配信を続けていると、どうしてもマンネリ化したり、新しいアイデアが浮かばなくなったりして、気持ちが落ち込むことがあります。このような時は、無理に配信を続けるのではなく、心身ともにリフレッシュする時間を取りましょう。

休むことで自分を見つめ直し、本当にやりたいことや伝えたいことを、再確認できるかもしれません。

新しい趣味を見つけたり、ほかの配信者の動画を見て刺激を受けたりすることで、新たなコンテンツを生み出すきっかけになる可能性もあります。

配信は、リスナーとともに楽しむことが大切です。

心の状態が優れない時は、無理せず休息を取り、元気な状態に戻ったら、ライブ配信を復活させましょう。

ライバー事務所に所属する

ライバー事務所への所属は、安定した収入や活動のサポートなど、多くのメリットがあります。しかし、同時に活動の自由度が制限されたり、手数料が発生したりするなど、デメリットもあります。

事務所を選ぶときは目標を明確にし、それに合ったサポート体制が整っているか確認します。

事務所のホームページや説明会などを活用した情報収集は大切です。

契約内容は慎重に読み、報酬体系や活動に関するルールなどは、事前にしっかりと理解しましょう。

複数の事務所を比較検討し、自分にあった事務所を見つけることが重要です。

事務所のサポートで、ライブ配信の負担を軽くしましょう。

配信に疲れた人はライバー事務所に所属してみよう

配信に疲れた人は、事務所に所属するのがおすすめです。

サポートが受けられるため、負担が減らせるでしょう。

おすすめ事務所7つについて、くわしく解説します。

おすすめのライバー事務所7選

おすすめのライバー事務所の特徴をまとめてあります。

ぜひ、参考にしてください。

LIVESTAR（ライブスター）

LIVESTARは株式会社ライブスターが運営しているライバー事務所です。

配信サポートだけではなく、独自のオリジナル商品の物販ができます。

321inc

321incは株式会社321が運営するライバー事務所です。

321incは、モデルやインフルエンサーとして活動している、ゆうこす（管本裕子）さんが設立した事務所です。

Onecarat（ワンカラット）

ONE CARATは株式会社 AEGIS GROUPによって運営されているライバー事務所です。

ONECARATは、Youtuberラファエルが顧問を務めています。

NEXT WAVE（ネクストウェーブ）

Nextwaveは株式会社VIAが運営しているライバー事務所です。

Nextwaveの特徴は、ライブ配信のコンサルティングやインフルエンサーマーケティングも行っているため、ノウハウが豊富です。

YOUPASE（ユーペース）

YOUPACEは 株式会社YOUPACEによって運営されているライバー事務所です。

所属ライバー数は国内最大級といわれています。

初心者向けの研修制度や、LINEでスタッフに相談といったライバーサポートが充実しています。

StockForce（ストックフォース）

StoceForceは、株式会社StoceForceによって運営されているライバー事務所です。

マネージャー制度があり、配信画面の操作方法、ファンの増やし方、なかなか投げ銭をしてもらえないなど、さまざまな配信の悩みをサポートします。

LIVER JAPAN（ライバージャパン）

ライバージャパンは合同会社風来坊によって運営されているライバー事務所です。

ライバージャパンは17LIVE公式事務所になっています。

所属特典が多くあり、登録料・月額費用など、すべて無料でサポートします。

ライブ配信アプリの変更を検討する

ライブ配信で使うアプリは、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

人気アプリだからといって、必ずしも自分に合っているとは限りません。

アプリの変更で、新規のリスナーを開拓できるかもしれません。

また収益のシステムも異なるため、収入が増える可能性もあります。

自分の配信スタイルや目標に合わせて、さまざまなアプリを比較検討してみましょう。

ライブ配信を楽しもう

ライブ配信の魅力は、ライバーの好きなことを多くのリスナー達と共有できることです。

ライブ配信は、ゲーム実況や歌、雑談など、どんなことも表現できます。

コメントを通して、リスナーとリアルタイムにコミュニケーションを取ったり、ギフトをもらったり、配信を通してしか味わえない体験が可能です。

しかし、配信を続けていく中で、モチベーションが下がったり、疲れてしまったりすることもあるかもしれません。このような時は、無理せず配信を休んでみましょう。

好きなことをしているはずなのに、なぜ疲れてしまうのか、自分自身と向き合う時間を持つことも大切です。

少し気分転換をして、また配信に戻ってみると、新しいアイデアが浮かんだり、以前とは違った視点で配信に取り組めるかもしれません。

配信は、楽しむことが一番です。

無理せず、自分のペースで楽しいライブ配信を、続けていきましょう。

まとめ

ライブ配信は楽しく始められる一方で、さまざまな原因で徐々に疲れてきます。

ライバーによっては、辛くて辞めてしまう場合もあるかもしれません。

ライバーには、リスナーが集まらない、配信ネタに困る、リスナーとの関係性に悩むなど、さまざまな悩みがあります。

また、配信に夢中になりすぎて、ライバー自身の自由な時間が無くなり、心身ともに疲れることも少なくありません。

対処法として、疲れたら休んでみるのも一つの手段です。

そして、またライバーができそうだったら、再開するのもいいでしょう。

事務所に所属する、配信アプリを変えてみるなど、さまざまな方法があります。

この記事をライブ配信で疲れたときの参考にしてください。