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「ライブ配信を始めるなら事務所に入ったほうがいいの?」「ライバー事務所の選び方が分からない」
そんな悩みを解決するため、ライバー事務所に突撃取材をおこなう本連載。第4回目は、「321.inc」で現役ライバーを務めながらマネージャーとしても活動する伊藤しげんさんにお話を伺ってきました。
LIVER TANKENTAI 編集部
現役ライバーとしての活動をしながらマネージャーの仕事もされているとお聞きしました。両立するのは相当大変そうですね。
しげん
大変ですが、その分やりがいがめちゃくちゃあるのでやめられないんです!
LIVER TANKENTAI 編集部
マネージャー業務の詳細を教えてください。
しげん
新規入会者の面接や、担当ライバーとの定期的な面談を始め、ライバーさんをサポートする上で発生するイレギュラーな事案にも適宜対応しているといったイメージです。
LIVER TANKENTAI 編集部
何人くらいのライバーさんを担当されているのでしょうか?
しげん
トータルで100人前後だと思います。人によってコミュニケーション頻度は異なるので、常時100人と連絡を取り合っているわけではありませんけどね!
LIVER TANKENTAI 編集部
マネージャーをしていて1番嬉しかったことはなんですか?
しげん
自分のアドバイスが功を奏して担当ライバーさんの成績が上がったり、結果につながった時はもれなく嬉しいです。
ひとりではうまくいかないことも力を合わせれば実現できる証明にもなるので、マネージャーの介在価値をしっかり示せるようにしています。
LIVER TANKENTAI 編集部
逆につらかったことはありますか?
しげん
ライバーは配信内で複数のリスナーさんと同時進行でコミュニケーションをとるために感情の落差が激しく、精神的に不安定になることもあります。
マイナスな感情が溜まってしまった時にうまくフォローしてあげられなかった結果、事務所をやめることに繋がるのが1番つらいです…。
LIVER TANKENTAI 編集部
321.inc内におけるライバーとしての成績もトップだとお伺いしましたが、モチベーションの源は一体どこにあるのでしょうか?
しげん
1度始めたものは突き詰めたくなる性格なんですよね。また、僕なら自分より成績が悪い人から何を言われても響かないと思っていて。
説得力や信憑性のあるアドバイスをするために、結果を出すことは必要不可欠だと感じています。
LIVER TANKENTAI 編集部
御社ならではの強みはありますか?
しげん
僕以外のマネージャー陣もこれまでのキャリアが幅広いので、それぞれの長所を活かしたサポート体制がウリです。
加えて、「Pococha」に関しては売り上げの還元率を100%に設定しており、マージンをゼロにしているのも強みと言えるかと。
LIVER TANKENTAI 編集部
それは「Pococha」での配信者を増やす目的の施策なんですか?
しげん
もちろん他のプラットフォームにもそれぞれ長所はあるのですが、「Pococha」の場合は、比較的日本人向けにローカライズされている印象で、弊社のビジョンともリンクするんです。
アイテムも約5000円相当が最高額なのでリスナーさんの負担も少ないですし、高額なギフト1発で人気が出るスキームではないのでトータルの満足度も高い。
LIVER TANKENTAI 編集部
なるほど。
しげん
ランクに応じて報酬が変動する制度の存在も大きいです。自分でギフティングしてもらうタイミングを作るのが苦手なライバーが多い中で、ランク制度は毎日きちんと継続して配信すれば収入に繋がるシステムなので素晴らしいと考えています。
LIVER TANKENTAI 編集部
ノルマはありますか?
しげん
ノルマは一切ありません。ライバーさんや配信内容によって、どれくらいの配信ボリュームが適正かはそれぞれ。
トライアンドエラーを繰り返す中で、自分にとって必要な配信時間がどれくらいかを自主的に気付けるのもライバーとしては大切なスキルなので、本人に任せるようにしています。
LIVER TANKENTAI 編集部
今後、ライブ配信業界がさらなる発展をするために何が必要だと感じていますか?
しげん
現状だとまだまだライバーの認知度は低いので、「Youtuber=ヒカキンさん」のような「ライバー=〇〇」と言えるロールモデルを創出することがポイントになってくるのではないでしょうか。
以前と比べて様々なジャンルの人が参入してくるようにはなったので、ここからがライブ配信業界は勝負だと思っています。
LIVER TANKENTAI 編集部
たくさんのライバーさんと接してきて、活躍しているライバーさんに共通点はありますか?
しげん
リスナーとして他の人の配信を見るのが趣味だったり遊び場になっているような、ライブ配信そのものを楽しめている人が多いですね。
僕自身も、ライブ配信は毎日“友達と会って喋っているくらいの感覚”でやっているのですごく楽しめています。
LIVER TANKENTAI 編集部
潜在層に対する入り口が大事になってきそうですね。
しげん
確実にライブ配信の需要は高まっているし、認知も少しずつ上がってきています。僕は以前、Youtuberとして活動していたにも関わらず、目の前で他の人がどんどん活躍していく姿を傍観することしかできませんでした。
あの時もっと真剣になっていたら、と後悔しているので今度はその失敗を繰り返したくないです。
LIVER TANKENTAI 編集部
これからライバーを目指したり、ライブ配信業界に参入する人に向けて一言お願いします。
しげん
ライバーはYoutuberのように新しい職業になりうるポテンシャルを秘めています。スターが生まれる瞬間に立ち会えたり、自分自身がスターになることだって可能なので、ライブ配信を始めるなら今が絶対にチャンス!乗り遅れないようにしてください!
「ライブ配信は、やればやるほど奥が深くてどんどんハマっていく。毎日の生活から切り離せないくらい大事なものに自然となるし、それくらい魅力的なんです」と、力強く言ってくれたしげんさん。
ライブ配信のことが気になった方は、是非彼に話を聞いてみてほしい。そうすれば未来の自分を左右する新たな扉が開けるかもしれませんよ。
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※取材はzoomを使用したオンラインで行いました
※画像提供:321.inc