「Shapes Of Love」レコーディングのときに、入手した二本です。
当時のELTでは、楽器はギター以外ほとんどPCによる打ちこみで、
良質なコンバーターやケーブル、電源を使ってレコーディングされたシンセやサンプラーなどのオケは、レンジが広く、立ち上がりの速い音でした。
そこに並のギターを使っていると、どうしても音の立ち上がりがシンセやサンプラーに負けてしまう…ので、
新しい、音のスピードの速いギターが必要でした。メーカーの方がスタジオに持ってきてくれたのですが、音の速さ、レスポンスの良さに一発で気に入ってしまいました。以来、大切に、主にレコーディングで使わせてもらってます。
ちなみに Time to Destination のツアーDVDに映っている紫色の二本は、この二本なのです。
僕の好きな軽めのマホガニー(木材)が、もうあまりないらしいので、ボディを削ってリフィニッシュしてもらいました。
一本はTIFFANYカラーの薄いブルー、もう一本は白地に黒いフェイクバインディングが入っています。
自分にとっては懐かしくもあるこのギター、まだまだ現役です !!
長文、お付き合いくださってありがとうございます。。
(解説:伊藤一朗)