3月10日にリリースされるDA PUMPのニューシングル『Joyful』のジャケット撮影が都内のスタジオで行なわれた。撮影が行なわれたのは昨年の12月26日。そう、なんと撮影が行なわれた日は『DA PUMP 1st STAGE“EXPRESSION”』追加公演の武道館でのライヴの翌日だったのだ。今回のシングルのジャケット、実は4人一緒に撮影したものではないのだ。一人づつノリのいい軽快な音楽に合わせて自由に踊ったり、ポーズをとったりしたものを合成したものなのだ。

 最初に撮影に臨んだのはSHINOBU。いつも元気でおしゃべりの尽きないSHINOBUも、いつもよりちょっと静かな感じ。でも撮影中はかっこよく踊ったりポーズをとっている…と思えば、突然笑いをとるようなポーズをしてみたりと元気いっぱい。ポーズをとった後に照れ笑いするところがSHINOBUらしい。そして、踊り続けて乱れた髪を直すためにヘアメイクさんを呼んだSHINOBU。『ハーイ、今行きます!』と元気な返事をして駆け付けたのはなんとISSAだった。ヘアメイクになりきってSHINOBUの髪型を直すISSA、さまになっています。

 続いてはヘアメイク役を見事にこなしていたISSA。ちょっと疲れていた表情のISSAだったが、撮影が始まると鋭いキリっとした顔つきに変わった。キリっとしたかっこいいISSAが撮影が終わった瞬間、変な顔をしながらavexnetのカメラに近づいて来た。カメラに映っている超アップのISSAが何かしてくれるんじゃないかな…と期待して待っていると、「何にもしない。俺何にももっていないから。芸も何も…。」と、ISSAもいつもよりちょっと疲れている様子。前日にあんなパワフルなステージを披露したのだから当然と言えば当然かもしれない。
そんなISSAが突然斜め上を見つめ一言「牢屋に閉じ込められたサルみたい」。ISSAの視線の先にカメラのレンズを向けてみると…そこには椅子に座り手すりにもたれている、まさにISSAの表現した通りのSHINOBUの姿があった。

 その次の撮影、ISSAの撮影の様子を映してていたavexnetのカメラを笑顔で覗き込んでいたKEN。超アップになった笑顔はいつもと変わらないけど、やっぱりどことなくお疲れ気味。どんな時も全力で臨み、さらにカメラをまわしているといろいろとサービスをしてくれるKEN。撮影が始めるといつもと変わらないパワフルで鋭い動きを披露してくれた。
撮影終了後はISSAと一緒にスタジオに置いてあったターンテーブルにお気に入りのアナログをのせてスクラッチの練習。もちろん「Feelin' Good」(実は非売品のアナログが存在するのだ! もちろんプロモーション用だけど…。)もまわしていました。どんなに疲れていたとしても自分の興味があるもの(ダンスとか。この日の場合だったらスクラッチ。)には反応してしまうとこが彼ららしい。

 最後を絞めたのはYUKINARI。撮影がはじまるといつものYUKINARIとはどこか違う雰囲気。20歳になったからなのか、以前より顔つきがぐんと大人っぽくなっていた。しかし、撮影が終了と同時に、最近よくやるオラウータンのような顔つきと動きでライトスタンドの陰に隠れたり、デジカメに目線を送ったり。さっき大人っぽいと思ったのは目の錯覚?と思わせるような変わり様。ちょっとずつ大人になりつつも少年っぽい部分を残しているところ、不思議な魅力になっている。

 最後は4人揃って、アーティスト写真用の撮影をして終了。「お疲れさま。」とほっとしたような笑顔を見せた4人。ハードスケジュールにも関わらず、この撮影の後も年始年末まで元気な姿をブラウン管で見せてくれた。
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