SHINOBU 自転車爆走編 午後からは、SHINOBUとISSAのロケがスタート。avexnet取材班Bは、SHINOBUの撮影に同伴。 ロケ現場は、閑静な住宅街の芝白銀台。どんよりとした曇り空で、今にも雪が降りそうなあいにくの天候。それでも日が暮れる前に撮影を済ませてしまおうと、手際よく撮影準備を行なうスタッフ達。 SHINOBUの跨る自転車は、ちょっとフレームのデザインが変わってはいるが、ギアも付いていない普通の自転車だ。ギアがないので、坂道を登るシーンはなかなか大変そうだ。SHINOBUは、いわゆる立ち漕ぎと呼ばれる乗り方で、自転車を左右に振って一生懸命登っていく。 有名な洋菓子店の前では、上品そうな親子が不思議そうにSHINOBUを見送っている。 登りがあれば下りもあるわけで、坂道を下ってコーナーを鋭角に曲がるシーンなどは、なかなかの迫力。SHINOBUも喜々として自転車で走り回っていた（カメラの視界から外れても、ドンドン先に行ってしまうので、呼び戻すのに時間がかかることも）。 SHINOBUのシーンのトラブルはというと、なんと自転車がパンクしてしまうのだ。パンクシーンの撮影では、SHINOBUの大げさな演技にスタッフから思わず笑いが洩れていた。 最後のシーンは、渋谷駅近くの自転車屋だ。自転車を押してきたSHINOBU、自転車屋をみつけて修理を依頼。修理を待つ間、時計を見たり、修理の状態をチラチラと見るなど、いらついている演技はなかなかのものだ。 無事修理も完了し、みんなの待つクラブまで猛ダッシュしていくところで全ての撮影が終了。 スタッフとSHINOBUが撤収するころには、日もとっぷりと暮れ、さらになんと空から雪が舞い始めていた。