服部百音 ヴァイオリン・リサイタル
presented by JAPAN AIRLINES
ピアノ:江口 玲

圧巻!息を呑むほどの気迫、とろけるほどの美しい響き!
世界が驚嘆する新世代ヴァイオリニストの真髄を聴く!

この度は、大好きな紀尾井ホールで再びリサイタルができる事を大変嬉しく思っております。
プログラムは、ショーソンの詩曲やラヴェルのツィガーヌなど、長年弾き続けて親しんでいる曲に加え、ずっと好きで弾きたいと思っていたR.シュトラウスのソナタ、シマノフスキのノクターンとタランテラ、クライスラーなど、初挑戦の曲もあり、私にとっても新鮮で未知の経験となる事をとても楽しみにしております。特にR.シュトラウスのソナタは、これからの人生で末永く掘り下げ続けていきたい曲です。
また、全体的に近代的すぎず、美しいメロディーがある曲が多いので、いつものリサイタルのプログラムよりは気楽に聴いて頂けるのではないかという気がしております…。
自分が二十歳になって初めての、また令和初のリサイタルという意味でも、全身全霊で努めて参りたいと思います。楽しんで頂けましたら幸いです。──────服部百音

プログラム

  • シマノフスキ:ノクターンとタランテラ
  • R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ
  • シマノフスキ:アレトゥーザの泉
  • ショーソン: 詩曲
  • クライスラー:ウィーン奇想曲
  • ラヴェル:ツィガーヌ

公演スケジュール

プロフィール

  • 服部百音

    服部百音(ヴァイオリン)

    1999年生まれ。5歳よりヴァイオリンを始め、8歳でオーケストラと初共演。2009年リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で史上最年少第1位及び特別賞。13年ヤング・ヴィルトゥオーゾ国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門でグランプリ、特別賞、ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクールにおいて、特別にシニア部門参加を認められ、最年少グランプリを受賞。15年にはボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリン・コンクールでグランプリを受賞。16年10月デビューCD「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン幻想曲」を発表。『レコード芸術』誌特選盤等、高い評価を受ける。
    17年第27回新日鉄住金音楽賞《フレッシュアーティスト賞》、岩谷時子《Foundation for Youth》を受賞。18年第5回アリオン桐朋音楽賞、第1回服部真二音楽賞《Rising Star》を受賞。国内外の指揮者、有名オーケストラと共演を果たしている。
    使用楽器は上野製薬株式会社より貸与されているピエトロ・グァルネリ。現在、ザハール・ブロン・アカデミーに在籍、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在学中。

  • 江口 玲

    江口 玲(ピアノ)

    東京藝大附属音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、その後ジュリアード音楽院のピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを修了。1992年に大成功を収めたアリスタリーホールでのニューヨークリサイタルデビュー以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでの主要演奏会場にて演奏を続けてきた。ニューヨークタイムズ紙からは「非凡なる芸術性、円熟、知性」「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛されている。作曲・編曲者としても実力を備えた大胆な解釈と表現技法でリサイタルや協奏曲など国内外を問わず活躍を続けるほか、ギル・シャハム、諏訪内晶子、竹澤恭子、アン・アキコ・マイヤース等数多くのヴァイオリニストたちから絶大な信頼を得ている。レコーディングはドイツ・グラモフォン、フィリップス等で計30枚以上、NYS CLASSICSより10枚のソロアルバムをリリースし、レコード芸術誌での特選盤への連続選出など、高い評価を得ている。2011年5月までニューヨーク市立大学ブルックリン校にて教鞭を執る。現在もニューヨークと日本を行き来して演奏活動を行っているほか、洗足学園音楽大学大学院の客員教授、東京藝術大学ピアノ科の教授を務める。

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