三浦文彰&辻󠄀井伸行 軽井沢室内楽フェスティバル2019

水と緑に囲まれた美しいロケーションの中に佇み
芳醇な音響空間を誇る軽井沢大賀ホールで
室内楽の魅力を堪能する極上の2日間

2019年10月8日(火)9日(水)
軽井沢大賀ホール

紅葉が色好き始める初秋の軽井沢に
三浦文彰と辻󠄀井伸行の呼びかけによって
世界の一流音楽家が集結!

 2019年秋、三浦文彰と辻井伸行という日本を代表するソリストと、彼らの呼びかけによって集まった、世界で活躍する音楽仲間たちによる新しい室内楽の音楽祭《軽井沢室内楽フェスティバル》が、一流アーティストたちの絶妙のアンサンブルを身近に堪能できる室内楽に最適な空間(席数824)と、自然に囲まれた抜群のロケーションを誇る軽井沢大賀ホールを舞台にスタートします。
 1年目となる2019年は、スペシャル・ゲストとして、ベルリン・フィルやウィーン・フィルをはじめとする一流オーケストラにソリストとして度々招かれ、マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、ミッシャ・マイスキーといった名手たちと室内楽での共演を重ねている世界的ヴァイオリニスト、ジュリアン・ラクリンの参加が決定。そして、ラクリンと師弟関係にもある三浦文彰の呼びかけによって、ボリス・アンドリアノフやヴァルヴァラ、ヨナタン・ローゼマンといった欧米で大活躍中の中堅・若手ソリストたちが、ラクリンや三浦文彰と共に世界最高峰のアンサンブルを組むことに高い注目が集まります。
 また、今や日本を代表するソリストとして世界中で大活躍中の三浦文彰と辻井伸行によるデュオ・リサイタルや、川久保賜紀、遠藤真理など、ソリストとして高い人気を誇る奏者たちが室内楽のメンバーとして参加し、辻井伸行や三浦文彰と共にシューマンとショパンの名作を披露するなど、《軽井沢室内楽フェスティバル》ならではの豪華な共演も大きな話題です。

軽井沢大賀ホール

ソニー株式会社名誉会長・故・大賀典雄氏より軽井沢町に寄贈された音楽ホール。水と森に囲まれた軽井沢ならではの美しいロケーションの中に、音響的理想を追求した五角形の建物が佇む。20世紀最高のピアニストのひとりアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが来日した際に持参したスタインウェイを所有している。

三浦文彰 / コメント動画

公演スケジュール

公演日
(2019年)
開場時間 開演時間 会場 プログラム 会  場 発売日 問い合わせ先
10月8日
(火)
11:30 12:00 《軽井沢室内楽フェスティバル》
三浦文彰&辻󠄀井伸行
デュオ・リサイタル1
プログラム詳細 [長野]
軽井沢大賀ホール
発売中 チケットスペース
03-3234-9999
10月8日
(火)
15:30 16:00 《軽井沢室内楽フェスティバル》
ガラ・コンサート1
プログラム詳細 [長野]
軽井沢大賀ホール
発売中 チケットスペース
03-3234-9999
10月9日
(水)
11:30 12:00 《軽井沢室内楽フェスティバル》
三浦文彰&辻󠄀井伸行
デュオ・リサイタル2
プログラム詳細 [長野]
軽井沢大賀ホール
発売中 チケットスペース
03-3234-9999
10月9日
(水)
15:30 16:00 《軽井沢室内楽フェスティバル》
ガラ・コンサート2
プログラム詳細 [長野]
軽井沢大賀ホール
発売中 チケットスペース
03-3234-9999

プログラム

2019 10/8(火)12:00開演

《軽井沢室内楽フェスティバル》
三浦文彰&辻井伸行 デュオ・リサイタル 1

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
辻󠄀井伸行(ピアノ)

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 《雨の歌》
三浦文彰(ヴァイオリン)
辻󠄀井伸行(ピアノ)

【三浦文彰コメント】
辻󠄀井くんと僕は何度かこのプログラムを演奏していますが、少し時間が経ちましたので、軽井沢でどんな演奏になるかをご期待ください。6/26に発売したフランク&ブラームスのCDを聴いてからお越しいただきたいです。

2019 10/8(火)16:00開演

《軽井沢室内楽フェスティバル》
ガラ・コンサート 1

シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調《グランド・デュオ》
三浦文彰(ヴァイオリン)
ヴァルヴァラ(ピアノ)

シェーンベルク:浄められた夜
アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン I)
サラ・マクエルレイヴィ(ヴァイオリン II)
ジュリアン・ラクリン(ヴィオラ I)
三浦文彰(ヴィオラ II)
ボリス・アンドリアノフ(チェロ I)
ヨナタン・ローゼマン(チェロ II)

ショパン:ピアノ協奏曲第2番[室内楽版]
辻井伸行(ピアノ)
三浦文彰(ヴァイオリン)
川久保賜紀(ヴァイオリン)
川本嘉子(ヴィオラ)
遠藤真理(チェロ)
加藤雄太(コントラバス)

【三浦文彰コメント】
ヴァルヴァラとスペインで共演したことがあるシューベルトのグランド・デュオは、是非軽井沢でもやりたいと思い、この公演のプラグラム曲に選びました。ショパンのピアノ・コンチェルトは昨年のARKクラシックスで演奏しましたが、今年は軽井沢にて室内楽版でやることになりました。ヴィオラは川本嘉子さんに参加していただくことになり、非常に楽しみです!

2019 10/9(水)12:00開演

《軽井沢室内楽フェスティバル》
三浦文彰&辻󠄀井伸行 デュオ・リサイタル 2

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
辻󠄀井伸行(ピアノ)

フランク:ヴァイオリン・ソナタ
三浦文彰(ヴァイオリン)
辻󠄀井伸行(ピアノ)

【三浦文彰コメント】
辻󠄀井くんと僕は何度かこのプログラムを演奏していますが、少し時間が経ちましたので、軽井沢でどんな演奏になるかをご期待ください。6/26に発売したフランク&ブラームスのCDを聴いてからお越しいただきたいです。

2019 10/9(水)16:00開演

《軽井沢室内楽フェスティバル》
ガラ・コンサート 2

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第23番
三浦文彰(ヴァイオリン)
ヴァルヴァラ(ピアノ)

チャイコフスキー:弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》
三浦文彰(ヴァイオリン I)
アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン II)
ジュリアン・ラクリン(ヴィオラ I)
サラ・マクエルレイヴィ(ヴィオラ II)
ヨナタン・ローゼマン(チェロ I)
ボリス・アンドリアノフ(チェロ II)

シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調
辻󠄀井伸行(ピアノ)
三浦文彰(ヴァイオリン)
川久保賜紀(ヴァイオリン)
川本嘉子(ヴィオラ)
遠藤真理(チェロ)

【三浦文彰コメント】
昨年のARKクラシックスで演奏してみて、特に印象的だった曲を厳選して軽井沢版としてお届けします。ご期待ください!

プロフィール

  • 三浦文彰

    三浦文彰
    ヴァイオリン

    2009年ハノーファー国際コンクールに史上最年少の16歳で優勝。18年は、ロンドンでズーカーマン指揮ロイヤル・フィルと、サンクトペテルブルクの白夜祭でゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管と共演して大成功をおさめる。またサントリーホールARKクラシックスのアーティスティック・リーダーに就任。NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏したことやTBS系「情熱大陸」への出演も大きな話題に。CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。使用ヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作 "Viotti"。

  • 辻󠄀井伸行

    辻󠄀井伸行
    ピアノ

    2009年に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。カーネギーホール、ウィーン楽友協会、ベルリンのフィルハーモニー等で演奏会を定期的に行い、ロンドンの「プロムス」やサンクトペテルブルクの白夜祭等の世界的な音楽祭にも数多く出演している。エイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」受賞。

  • ジュリアン・ラクリン

    ジュリアン・ラクリン
    ヴァイオリン・ヴィオラ

    現在最も注目と尊敬を集めているヴァイオリニストのひとり。1988年ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャンズのグランプリ獲得をきっかけに、史上最年少のソリストとしてムーティ指揮ウィーン・フィルと共演。以来30年に亘り世界の著名指揮者、オーケストラと共演を重ねている。近年は指揮者としても活躍しており、現在ロイヤル・ノーザン・シンフォニアとトゥルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務めている。またパルマ・デ・マヨルカ(スペイン)でジュリアン・ラクリン&フレンズ・フェスティバルを開いている。

  • アレクサンドラ・コヌノヴァ

    アレクサンドラ・コヌノヴァ
    ヴァイオリン

    2012年ハノーファー・ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール優勝。15年チャイコフスキー国際コンクール第3位。16年ボルレッティ=ブイトーニ財団フェローシップ賞受賞。これまでにマーラー・チェンバー・オーケストラ、マリインスキー劇場管、トゥールーズ・キャピトル国立管等とゲルギエフ、クルレンツィス、ノセダらの指揮で共演。CDはプロコフィエフのソナタ集(アパルテ)、エキルベイ指揮インスラ・オーケストラとのベートーヴェンの三重協奏曲(エラート)をリリースするなど、進境著しい若手ヴァイオリニストのひとり。

  • 川久保賜紀

    川久保賜紀
    ヴァイオリン

    2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本へは1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外の様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。2019年3月には、日本デビュー20周年記念として、長年の友人である小菅優(ピアノ)とブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を行った。また近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮、後進の指導にも積極的に取り組み、2018年より桐朋学園大学院(富山校)大学教授に就任。

  • サラ・マクエルレイヴィ

    サラ・マクエルレイヴィ
    ヴァイオリン・ヴィオラ

    カナダ出身。ソリスト、室内楽奏者として国際的に活躍をしており、これまでにバシュメット指揮モスクワ・ソロイスツ、モスクワ・ヴィルトゥオージ、サンクトペテルブルク響、バイエルン放送室内管、ロシア・ナショナル管等と共演。今シーズンはジュリアン・ラクリン、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアとペンデレツキ:二重協奏曲のイギリス初演を行った。イェール大学とクリーヴランド音楽院のレジデント・クァルテットを務めたリンデン弦楽四重奏団の創設メンバー。チェンバー・ミュージック・ソサエティー・メキシコ芸術監督。

  • 川本嘉子

    川本嘉子
    ヴィオラ

    92年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門最高位。96年村松賞、97年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、15年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞受賞。ソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の1人。京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・クヮルテットのメンバー。99年~02年、都響首席奏者、また17年からN響の首席客演奏者を務めている。
    タングルウッド、マールボロ、ダボス、サイトウキネン、水戸室内管、アルゲリッチ音楽祭等に参加。ソリストとして、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ等の著名な指揮者と共演。

  • ボリス・アンドリアノフ

    ボリス・アンドリアノフ
    チェロ

    グネーシン音楽大学、モスクワ音楽院、ハンス・アイスラー音楽大学でチェロを学び、ショスタコーヴィチ、ロストロポーヴィチ、チャイコフスキー等数々の国際コンクールに入賞。これまでにゲルギエフ、フェドセーエフ、ヴェデルニコフ、ノセダら著名指揮者と、マリインスキー劇場管、イスラエル・フィル、フランス国立管、ロシア・ナショナル管等と共演。ロシアの若手音楽家のプロデュースとマネジメントを行うニュー・スター・ジェネレーション・プロジェクトやロシア初のチェロ・フェスティバルの芸術監督も務めるなど多彩な活動を行っている。

  • 遠藤真理

    遠藤真理
    チェロ

    第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。
    ジャン=ピエール・ヴァレーズ、山田和樹など国際的に活躍する指揮者やウィーン室内管、プラハ響と共演するなど国内外で高い評価を得ている。ソリストとしてだけでなく読売日響のソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の龍馬伝紀行でソロを演奏し、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)ではパーソナリティを務めるなど幅広く活躍している。

  • ヨナタン・ローゼマン

    ヨナタン・ローゼマン
    チェロ

    1997年生まれ。2013年パウロおよびガスパール・カサド両国際チェロ・コンクール特別賞受賞。15年チャイコフスキー国際コンクール第6位入賞。これまでにマリインスキー劇場管、サンクトペテルブルク・フィル、モスクワ・ヴィルトゥオージ、フィンランド放送響と、指揮者ではワレリー・ゲルギエフ、サカリ・オラモ、ユッカ=ペッカ・サラステ、オッコ・カムらと共演。14年にはオリ・ムストネンのチェロ・ソナタを作曲家自身のピアノで初演、17年にはヘルシンキ、ストックホルム、ニューヨークでエサ=ペッカ・サロネンの“Mania”を演奏した。

  • 加藤雄太

    加藤雄太
    コントラバス

    桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。タングルウッド音楽祭、小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等に参加。東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ、ラヴェンナ音楽祭、鎌倉芸術館ゾリステン、紀尾井シンフォニエッタ東京等、多数出演。東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ、千葉交響楽団等に首席奏者として客演している。これまでにコントラバスを都筑道子、西田直文、河原泰則の各氏に師事。

  • ヴァルヴァラ

    ヴァルヴァラ
    ピアノ

    モスクワ生まれ。グネーシン音楽大学に学び、モスクワ音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキー、ハンブルクでエフゲニー・コロリオフのもと更なる研鑽を積んだ。2006年ライプツィヒのJ.S.バッハ国際コンクール入賞。2012年のゲザ・アンダ国際ピアノ・コンクールでの優勝を皮切りに、国際的な活動を開始。これまでにマリインスキー劇場管、チューリヒ・トーンハレ管、南西ドイツ放送響、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ等とインバル、ゲルギエフ、ジンマン、フェドセーエフらの指揮で共演している。

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