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「第21回ホテルオークラ音楽賞」を受賞!

服部百音が「第21回ホテルオークラ音楽賞」を受賞いたしました。

― 第21回 ホテルオークラ音楽賞 概要 ―
【受 賞 者】 藤田 真央 (ピアノ) 服部 百音 (ヴァイオリン)
【選考委員】 選考委員長: 成瀬 正治 (株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長)
選考委 員: 堤 剛 (チェリスト、公益財団法人サントリー芸術財団代表理事、 サントリーホール館長、日本藝術院会員) 大友 直人 (指揮者、東京交響楽団名誉客演指揮者、 京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督) 寺西 基之 (音楽評論家、公益財団法人東京交響楽団 監事、公益財団法人東京二期会 評議員、 公益財団法人 アフィニス文化財団 理事、公益財団法人 日本ピアノ教育連盟 評議員、 公益財団法人 日本交響楽振興財団 評議員)
【奨 励 金】各100万円
【副 賞】The Okura Tokyo スイートルーム ペア宿泊券、記念トロフィー



■選評
服部百音さんを初めて聴いたのは数年前、彼女がまだ10代半ばの時だったが、ひたすら音楽の核心に迫ろうと するような強い気構えが伝わってくる演奏に驚嘆させられた。以後何度も彼女の演奏を聴いてきたが、その印象 は変わることがない。それは決して、若手にありがちな闇雲に音楽へのめり込むといったものではなく、作品に 真正面から向き合ってじっくり表現を考察し、ただならぬ集中力で音にしていくような演奏で、その説得力の強さ は並外れたものがある。完璧な技巧を持ちながらもそれを誇示することは一切せず、ひたすら音楽的表現に 目を向けている点もすばらしい。こうした服部さんの美質は、早くから音楽に対して厳しい姿勢で臨み、これまで 一貫してぶれることなく自身の音楽を追求し続けてきたからこそ培われてきたといえるだろう。今後さらにそうした 道を究め、表現を掘り下げながら、いっそうの高みへ向けて歩んでいってくれることを期待したいものである。 寺西基之(音楽評論家)


■ホテルオークラ音楽賞とは
社会貢献・芸術文化事業の一環として1996年の開業35周年を機に、近年めざましい活躍を遂げ、さらに将来 が嘱望される音楽家を支援・育成するための制度として創設しました。 1996年に第1回、2000年に第2回を開催しましたが、音楽家支援強化のため、2000年以降は同賞の授賞式およ び受賞記念演奏会を毎年実施し、今回で21回目を迎えます。つきましては、2020年4月28日(火)、The Okura Tokyo 宴会場にて授賞式と受賞記念演奏会をホテル会員プログラムOne Harmony会員限定で開催します。

これからも服部百音の活躍にご注目いただきますようお願い申し上げます。