波多野睦美MUTSUMI HATANOメゾ・ソプラノ
宮崎大学教育学部卒業後、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。国内外で多くのコンサート、音楽祭に出演。リュートソングの魅力と新たな可能性を示し、海外でも高い評価を得る。 ソリストとしてのレパートリーは柔軟で幅広く、バッハ、ヘンデルなどの宗教作品のソリストの他、日本、英国の近現代歌曲にも積極的に取り組み、鋭敏な言語感覚、魅力的な人...
宮崎大学教育学部卒業後、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。国内外で多くのコンサート、音楽祭に出演。リュートソングの魅力と新たな可能性を示し、海外でも高い評価を得る。
ソリストとしてのレパートリーは柔軟で幅広く、バッハ、ヘンデルなどの宗教作品のソリストの他、日本、英国の近現代歌曲にも積極的に取り組み、鋭敏な言語感覚、魅力的な人物像の表現と心安らげる声で聴く人に深い印象を刻む。
作曲家からの厚い信頼を得て、間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、「武満徹メモリアルコンサート」「高橋悠治の肖像」「権代敦彦:作曲家の個展」等に出演。モンテヴェルディ「オルフェオ」のメッサジェーラ「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」のダイドー「妖精の女王」のジュノー、モーツァルト「イドメネオ」のイダマンテ、間宮芳生「ポポイ」などオペラへの出演でも存在感と深い表現力で注目される。
「美しい日本の歌」「サイレントヌーン」「ひとときの音楽」「ゆめのよる」「猫の歌」他、さまざまなレパートリーを録音。最新作は古楽器との共演による「イタリア歌曲集」、各方面から高い評価を受ける。