マーラー:交響曲第2番《復活》 / ユロフスキ&ロンドン・フィル
ユロフスキは速めのテンポを基本に強弱の変化にエッジを効かせ、随所に明確なコントラストを付けて進めていく。大胆な演出もあるが、響きはあくまで透徹し、最初から最後まで緊迫感と推進力がみなぎっている。ここには、もしかするとマーラーの指揮はこのようなものだったかもしれない、と思わせる説得力がある。聴く人をぐいぐい引き込むユロフスキの音楽が、新鮮な指揮で聴衆を魅了した天才指揮者マーラーを彷彿させるのだ。
────── 増田良介(解説より)
────── 増田良介(解説より)
[SACD-Hybrid] マーラー:交響曲第2番《復活》 / ユロフスキ&ロンドン・フィル(2枚組)
2017-05-24
AVCL-25935~6 ¥3,300(税込)
Disc-1
01
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
Disc-2
01
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第2楽章 アンダンテ・モデラート
02
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第3楽章 静かに流れるような動きで
03
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第4楽章 〈原光〉
04
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第5楽章 スケルツォのテンポで、荒々しく
05
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第5楽章 よみがえる、そう、よみがえるだろう
06
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調《復活》 第5楽章 おお、信じるのだ、わが心よ
アドリアーナ・クチェロヴァ (ソプラノ)
クリスティアンヌ・ストーティン (メゾ・ソプラノ)
ウラディーミル・ユロフスキ (指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ピーター・シェーマン (リーダー)
ラルフ・ゾハチェフスキー (オフステージ・コンダクター)
ネヴィル・クリード (コーラス・マスター)
[録音]2009年9月25日&26日 ロンドン、サウスバンク・センターのロイヤル・フェスティヴァル・ホールにおけるライヴ収録
クリスティアンヌ・ストーティン (メゾ・ソプラノ)
ウラディーミル・ユロフスキ (指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ピーター・シェーマン (リーダー)
ラルフ・ゾハチェフスキー (オフステージ・コンダクター)
ネヴィル・クリード (コーラス・マスター)
[録音]2009年9月25日&26日 ロンドン、サウスバンク・センターのロイヤル・フェスティヴァル・ホールにおけるライヴ収録