2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて史上最年少の16歳で優勝。ロサンゼルス・フィル、ロイヤル・フィル、マリインスキー劇場管、エーテボリ響、フランクフルト放送響、ベルリン・ドイツ響、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラなどと共演。共演した指揮者にはドゥダメル、ゲルギエフ、フェドセーエフ、ズーカーマン、ロウヴァリ、ティチアーティなどが挙げられる。今後、バルセロナ響、ケルン放送響、ロイヤル・フィル、ロッテルダム・フィルとの共演、パリでピリスとのデュオも予定している。CDはエイベックス・クラシックスよりリリース。〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダーを務める。使用ヴァイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス 1704年製作“Viotti”。
2009年6月、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。ニューヨークのカーネギーホールの主催公演、イギリス最大の音楽祭「プロムス」へのBBCフィルとの出演、ウィーン楽友協会やベルリン・フィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場などの世界の著名なホールでの演奏会はいずれも絶賛され、ゲルギエフやアシュケナージなどの世界的指揮者との共演も常に高い評価を受けている。CDも積極的に発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても高い人気を誇り、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」を受賞したほか、数多くの映画やドラマのテーマ曲を手掛けている。〈サントリーホール ARKクラシックス〉のアーティスティック・リーダー。