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2015/01/22

「クラシック・ミーツ・ポップ」サウンドの仕掛け人GEO(ジオ)が遂に始動!

サウンド・プロデューサーのGEOは、ソフトラップやモダンポップを、クラシックの名曲と融合させた楽曲を生み出し、1997年スウィートボックスで、
ヨハン・セバスティアン・バッハ「G線上のアリア」をベースにし、名曲「エブリシング・イズ・ゴナ・ビー・オールライト」を誕生させて世界中の多くの
国で愛され、数々の賞を獲得した。
その後、スウィートボックスでは「フォー・ザ・ロンリー」「シンデレラ」「ライフ・イズ・クール」「ワンダフル・ワールド」など、クラシック音楽をベー
スにヒットを出し、2009年には結婚式ソングとしてヒットしたプロジェクトの“エタニティ”をプロデュース。数多くの作品でゴールドディスクやプラ
チナディスクとなった。
スウィートボックスとエタニティのプロジェクトを経て、一時、2009年から今日まで、GEO本人はスウィートボックス名義のプロジェクトからは脱退して
いたが、遂に2014年、GEOが生み出した「クラシック・ミーツ・ポップ」サウンドは、新プロジェクトユニット「シンフォビア」となり復活した。
シンフォビアのヴォーカルはアフリカ系ドイツ人のアディーシャ
ドイツ人でフルート奏者である彼女の母は、カールスルーエ(南ドイツ)とガーナの大学で音楽を学んだ。父親はガーナ出身のミュージシャン。
クラシック音楽の教育を受けてないアディーシャだが、2つの音楽文化の中で育ち、子供の時から両方の音楽に影響され、そして体験しているシン
ガーであり、ラッパーである。クラシック音楽、エネルギー溢れるラップ、ソウルフルでジェントルな歌声のアディーシャが、GEOの目にとまり、ス
ウィートボックスのティナ・ハリス(1997-1999)やジェイド(2000-2007)などを経て、2009年から一時休止していた『アーバンポップがクラッ
シックに出会う』というGEOの音楽ストーリーがアディーシャとの出会いにより遂に復活した。アディーシャは、歴史があるGEOプロジェクトに名前を
残す、新たなシンガーの仲間入りをした。




GEOコメント

新しいプロジェクトをスタートする時に、いままでと同じくクラシック音楽を楽曲に取り入れるかどうか、新たに才能あるアーティス
トを探すかも、決めていませんでした。ある日、制作アシスタントがアディーシャというアーティストをスタジオに連れて来ました。
そして彼女はいきなり即興で歌ってくれたんだよ。その瞬間に魅力的な声がスタジオに響き渡り、とても興奮しました!そして私の
中に今まで機会がなかったけれど、ずっと使いたかったクラシック曲の新しいプロジェクトのアイディアが溢れ出しました。現代の
ポップミュージックにクラシック曲を取り入れるのはとても繊細な作業です。歌手の雰囲気や声、歌う表現方法は、クラシック曲の
チョイスに大きな影響を与えます。スウィートボックスのジェイドとシンフォビアのアディーシャのボーカルは全く違います。ア
ディーシャ用に使うことができるクラシック曲をジェイド用には使えません。もちろんその逆もまた同様です。二つとも全く違いま
すが、でも二人の声を一緒に聴いても素晴らしいのです。様々なシンガーと仕事をすることは、私に多くの可能性や自由を与えてく
れます。アルバムで多くのデュエットやフィーチャリングアーティストを起用することだって想像できます。私はあらゆることに積
極的なのです。シンフォビアは私とアディーシャの新たな挑戦なのです。



アディーシャコメント

おかしな話ですが、子供の頃、母がいつもクラシック音楽をかけていたのだけど、実は私はあまりクラシックに興味がなかった
の。GEOと出会い、レコーディングができたことは、私に新しい扉を開いてくれたわ。この現代風にアレンジされたクラシック音楽
は、私にクラシック音楽への親近感を感じさせてくれました。今では大好きだし、おそらくたくさんの人が同じようにクラシックの
良さを感じると思いますが、でもGEOとやるシンフォビアはそれだけじゃないの!すっごくクールなの!だから大好きです!
アディーシャコメント