1983年、神戸市生まれ。2006年、京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。
大学では絵画を専攻するが、次第に自身の身体を用いたパフォーマンスや映像作品の制作に関心が移り、2004年、サンフランシスコへの留学をきっかけに写真制作を始める。以降、自身にとって馴染みのない国や地域に滞在し、言語や文化を十分に共有しない環境のなかで、人々と時間をかけて向き合いながら制作を続けている。身体を器や通路のようなものとして捉え、言葉や意識による理解に先立って身体が受け取る感覚を手がかりに、撮影を通して他者と自己のあいだに生まれる関係を探りながら、人間の存在を問い続けている。
主なグループ展として「不易流行」東京都写真美術館(東京、2025年)、「写真と肖像 顔から風景へ」清里フォトアートミュージアム(山梨、2025年)、「記憶は地に沁み、風を超え 日本の新進作家 Vol.18」東京都写真美術館(東京、2021年)に参加。
主な個展として「Sand, Water and Dust」Taka Ishii Gallery Photography/Film (東京、2024年)が挙げられる。
東欧やアフリカをはじめ各地で撮影を行い、国内外で展覧会やレジデンスに参加。
2019年に出版された写真集『We are Made of Grass, Soil, and Trees』(T&M Projects、2018年)でさがみはら写真新人奨励賞を受賞。
作品は、東京都写真美術館(東京都)、清里フォトアートミュージアム(山梨県)、一般財団法人 札幌宮の森美術館(北海道)、Villa Pérochon Centre d’Art Contemporain Photographique(ニオール、フランス)に収蔵されている。