『ANALOG HOLOGRAPHY』は、島田辰哉(スタイリスト/アーティスト)を起点に、島田による作品「CLONE BIBLE」と、木内俊文(デザイナー/LAID BUG)、小町渉(アーティスト)、山谷佑介(写真家)との協働によって展開される「SYSTEM MIDI」を中心に構成され、人間、機械、信号、物質が互いに干渉することで、内側に潜在する構造が外側へ立ち上がる現象を探る実験的インスタレーションである。
本展では、機械を進化の途中にある有機的存在として捉え、TB-303を中心に発展してきたアシッドハウスカルチャーを、その進化を観測するための一つのサンプルとして再考する。
オリジナル、クローン、改造機は、複製と変異を繰り返しながら、それぞれ異なる存在へと進化してきた。
人間と機械は、信号、音、身体、物質を介して互いに影響を与え合う。その接続によって生まれる干渉は、単体では存在し得なかった構造を外側へと立ち上げ、新たな存在を形成していく。
本展は、その過程を観測するための装置である。