それは深夜4時、突然の電話で始まった。
「おまえ、ネタがないって言ってたよな」
イマイチ寝ぼけてて話した内容は覚えてないのだが、どうやら雑誌の取材風景を取材する約束をしたらしい(オイオイそんなんでいいのか?)…。

雑誌名は「カスタムバーニング」。http://www.zokeisha.co.jp/BUR_HTM/BUR_TOP.HTM
バリバリのバイク雑誌。しかもストリート系の改造がメイン。なんでも、連載のコーナータイトルは『最終二輪兵器開発計画 バルカン戦線異状ナシ!』というらしい(なんだかどこぞのマンガのタイトルのような…)。主旨はというと、ka-yuの愛車を半年かけてka-yuの希望に沿ってカスタムしていこうというものらしい。

取材先として指示されたのは下高井戸駅から徒歩10分のバイクショップ『BOATRAP』。ウッディな感じのおしゃれな店です。中をのぞくと、赤い髪の怖そうなおねえさんが見えます。ちょっぴりビビリながら入り口のあたりでウロウロしていると、いきなり彼女から声をかけてくれました。なんと彼女がカスタムバーニング編集部の人なのでした(笑)。

約束の時刻をかなり回ったころ、けたたましい音と共に寝起きのka-yu登場。それが、ka-yuの現愛車カワサキの“バルカン”というオートバイらしい。かなり車高の低く、非常に乗り心地の悪そうなバイクである。

愛車を店内に運び、とりあえず撮影。すると、なんともガラの悪そうな写真のできあがり(笑)。というより、オートバイと一緒に映っているka-yuを見ると、なんだか若返って見えるのは気のせい?

撮影が終わると、店のオーナーで今回ka-yuの愛車を手がけてくれる菅原さんと話し合い。今まで手がけた作品を見ながら、希望を出していきます。当然ka-yuの希望なので一筋縄ではいかないものばかりなのですが、菅原さんはマシンガンマフラーなどというとんでもないものまでシャレで作ってしまうすごい人。いつのまにかka-yuの目が、子供のようにキラキラ輝いているのでした。

店での取材が終わると、場所を移動してファミレスでインタビュー。編集部の人もかなり個性的で、おおよそファミレスには似つかわしくない団体なのです。さらにルックスとミスマッチの極みともいうべきでしょう、なんとka-yuのオーダーはフルーツパフェ(笑)。知らない人が見たらさぞや不気味な集団にみえるであろう。

バイクを乗ろうとしたきっかけや、今まで乗ってきたバイク遍歴、ガソリンスタンドやバイク便、バイク屋などでバイトした経歴など、青春時代の話やバイクのこだわりを話すka-yu。実に楽しそうにインタビューを受けてました。

先月号(2月号)で大々的に予告し、今月号(3月号)から開始したこのコーナー。できるだけオートバイの素人が読んでも楽しめるコーナーになってますが、100%理解するのはちょっぴりむずかしそう。でも、ここはちょっとがんばって最後まで読み続けてみてね。だって、どんな音楽雑誌にも絶対に載らない、素のka-yuが見られることだけは間違いないのだから。

そうそう、バイクの免許すら持ってないけど、ka-yuと趣味をわかちあいたいというあなたに朗報です。ka-yuの愛車を作ってくれてる『BOATRAP』では、ハンドメイドの皮小物&バックも販売してました(全て『BOATRAP』の刻印入り)。詳しくは「カスタムバーニング」の『BOATRAP』の広告ページでチェック!http://www.boat-rap.com/

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