2001.11.03、跡見女子大学で行われたジャンヌダルクの学園祭ライヴに潜入してまいりました。
春先に行われたtour“Z-HARD”以来、本当に久しぶりのライヴとなるジャンヌ。メンバーもひょっとしたら、緊張しているのかと思いきや、楽屋に入って放ったyasuの第一声は「キバりすぎてケツ痛いわ〜」と、まるで緊張という言葉からはほど遠いもの(笑)。

今回、楽屋は大学の裏にある合宿所。これがなんだか旅館のようなたたずまいで、畳の部屋がなんとも和やかな雰囲気に。とてもこれからライヴをやる現場には見えません。ライヴのMCで暴露しちゃうのですが、yasuはこの合宿所の布団を舐めてきた…じゃなくて“寝ようとした”ようなんです(なんせ女子大の合宿所ですから、とうぜん女性専用!)。「いや、ほんとはマネージャーが…」と下ネタ大王マネージャーのF氏のせいにしていましたが、果たして真相はいかに…(笑)

さて、天気はあいにくの雨模様だったのですが、ライヴ会場の体育館は超満員!
座席指定のホール形式にもかかわらず、開演前から既にライヴハウスのような熱気。ほぼ定刻に体育館のライトが落ちると歓声が上がる。『Z-HARD』の曲を中心にライヴでは初の『seed』、『シルビア』を絡め、会場の熱気に応えるかのようにガンガン飛ばしていく。

MCには定評のあるジャンヌ。女子大となれば、やはり出てくるコンパ話(笑)。でも意外(?)なことにメンバーは合コンは未経験だそう。「女子大生と合コンしたいやんなぁ」と、yasuがka-yuに話しを振ると「オレはそんな事思うてへんで。オレはな、会場にいるみんなと合コンしたいやんか。むしろ、ライヴこそがオレとお前らの合コンや!」。と、もっともらしい顔をして、クサイセリフをさらりと言いきると、会場から黄色い歓声が上がる。その反応に、yasuはちょっぴり不服そうに「お前ら、こんなセリフで嬉しいんか?河村●一のライヴ行け!」と一喝(笑)。

ライヴは、バラードを織り交ぜながら後半戦へ。「季節はずれやけど、学校と言えば『桜』」と会場の大歓声を受けながら、しっとりと歌い上げる。やはり学園祭のためか、ツアーに比べると曲数が少なめ。yasuが“残り4曲宣言”をすると、会場から「えー!」と不満の声が上がる。「カラオケボックスで5分前なのに歌うときどうする? 延長するやろ? でもここは延長できへんねん。だから、思いっきり暴れちゃってください〜!!」と、煽りを入れ一気にラストスパート。
「俺たちを知らない人たちも、少しでも興味を持って帰ってくれたら嬉しい」と極上の笑顔で本編を締めくくるyasu。

本編が終わったあと、楽屋ではなくステージ裏で待機していたメンバーは、会場のアンコールの声の大きさに驚きつつも、嬉しそうに再度ステージへ上がる。「跡見〜!めちゃめちゃ元気いいやんけ。アンコールもきれいにそろってたしな。アンコール、ありがとう」素直に感謝の言葉を述べる。その笑顔が、本日のライヴの出来を物語っていたのではないだろうか。

ライヴ終了後、外に出てみると昼間より雨風が一段と激しくなり、寒さも増していたのですが、駅へと向かうファンの子の顔は、熱いライヴの余韻で寒さなど感じてないようでした。

01. シルビア
02. Liar
-MC-
03. seed
04. 7-seven-
05. prism
-MC-
06. 桜
07. EDEN〜君がいない〜
-MC-
08. GUNS
09. Confusion
10. seal
11. 救世主-メシア-
En1. Lunatic Gate
En2. Heaven's Place


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